「安倍マリオ」発案者は森喜朗会長だった!東京大会組織委員会の武藤敏郎事務総長が22日、リオデジャネイロ市西部のジャパンハウスで報道陣に対応。前夜に行われた閉会式で安倍晋三首相が「スーパーマリオブラザーズ」の主人公マリオに扮するというアイデアは、組織委の森会長が考えたことを明かした。

 安倍首相がマリオの衣装でサプライズ登場したことについて「森会長がご発案されて、直接安倍総理にお願いをしたようです。安倍総理がご快諾されたと。日本、東京を発信し、2020年をPRするには最も適任者だと会長がお考えになった」と経緯を説明した。

 閉会式では日本と東京を紹介するパフォーマンスが行われ、世界的な人気を誇るサッカー漫画「キャプテン翼」や「ドラえもん」、さらには「ハローキティ」も登場。閉会式で流された東京のPR映像の中で赤いボールを受け取った首相は、リオに急いで届けるためにマリオに変身。「ドラえもん」が用意した土管を通って東京からリオに登場するという設定で、マラカナン競技場の土管の上に現れた。