介護の息子が病死 その後母親が熱中症で死亡か 石川

21日、石川県珠洲市の住宅でこの家に住む83歳の母親と45歳の息子の2人が死亡しているのが見つかり、警察は息子が病気で死亡したあと、介護を受けていた母親が熱中症で死亡した可能性があると見て調べています。
21日午後6時すぎ、石川県珠洲市の住宅で、この家に2人で住む83歳の母親と45歳の息子が居間に倒れているのを訪ねてきた親族が見つけ、警察に通報しました。

警察によりますと、2人ともすでに死亡していて、室内に荒らされた跡がなかったということで、警察は22日、遺体を詳しく調べました。その結果、息子は今月16日ごろに病気で死亡したと見られ、母親は、その5日後の21日の午前中に、熱中症で死亡した可能性のあることがわかったということです。

母親は足が不自由で、息子が介護をしていたということです。警察は息子が先に死亡し、介護をする家族がいなくなり、母親が死亡した可能性があると見て詳しく調べています。珠洲市では、ここ数日最高気温が30度以上の真夏日が続いていました。