1. リオ五輪は21日(日本時間22日)に閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕が閉じた。今大会では初めて金メダルを獲得した国が10か国あった。
2. シンガポール
競泳男子100mバタフライは、ジョセフ・スクーリングが優勝した。
水泳界のスーパースター、マイケル・フェルプスなどを抑えての勝利。リー・シェンロン首相は「我々の誇り」とSNSでコメントするなど国中を大興奮に包んだ。
4. フィジー
今大会から始まった7人制ラグビーで、フィジーが初優勝した。
リオで試合を観戦したフランク・バイニマラマ首相は「歴史上、素晴らしい瞬間だ」と話し、金メダルを記念し8月22日を祝日にすると発表した。
6. コソボ
柔道女子52キロ級はコソボのマイリンダ・ケルメンディが金メダルを獲得した。
8. タジキスタン
ハンマー投げでディルショド・ナザロフが金メダルに輝いた。
アテネ大会の金メダリスト室伏広治さんもTwitterで「アジアから、久しぶりの優勝」と祝福した。
9. バーレーン
陸上女子3000m障害では、ケニア出身でバーレーン国籍のルース・ジェベトが金メダルに輝いた。
10. プエルトリコ
テニスの女子シングルス決勝はプエルトリコのモニカ・プイグがドイツのアンゲリク・ケルバーをフルセットで下し、生まれ故郷に初めての金メダルをもたらした。
12. ヨルダン
テコンドー男子68kg級でヨルダンのアハマド・アブガウシュが金メダルを獲得した。
全競技を通じて同国史上初のメダリスト。「表彰台の一番上でヨルダンの国歌が聴けるなんて最高だよ」と喜びを語った。
13. ベトナム
射撃の男子10mエアピストルではホアン・シャンビンが金メダルに輝き、五輪新記録も樹立した。
15. コートジボワール
テコンドー男子80kg級ではシェイク・サラ・シセが金メダルに輝いた。
決勝では残り1秒、回し蹴りを頭部に決め劇的な逆転勝利を飾った。
16. クウェート(独立参加選手団)
射撃男子ダブルトラップでフェハイド・アルディハニがクウェート初の金メダルに輝いた。
しかし、政府のスポーツ干渉が問題視され、現在同国は資格停止処分中。リオ大会には独立参加選手団として参加しているため、表彰式では国旗ではなく五輪旗が掲揚された。