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【リオ五輪】
表彰式で君が代を歌う金メダリスト、4年前から激増 男子体操団体は大声で熱唱、バドミントン「タカマツ」はそろって目に涙を溜め… あの大物の発言で物議
21日(日本時間22日)に閉会したリオデジャネイロ五輪で、日本は12個の金メダルを獲得し、各競技の表彰式で君が代が12回流れた。前回(2012年)のロンドン五輪の表彰式では君が代を実際に声に出して歌う選手は少なかったが、今大会は大半の選手が熱唱し、その姿がより一層の感動を呼んだ。
8日の体操男子団体総合で金メダルを獲得した日本の5選手は表彰台の頂点に並び、大きな口を開けて君が代を熱唱した。エースの内村航平は笑顔で歌い、表彰式後のインタビューでこんな思いを語った。
「『声が裏返るまで歌ってやろう』とみんなで言っていた。ゆっくり流れたのでちょっと歌いづらかったが、みんな大きな声で歌えてよかった」
内村は個人総合でも2大会連続の金メダルを獲得。表彰式ではやはり、はっきりと君が代を歌っていたが、前回(2012年)のロンドン五輪では、掲揚される日の丸をじっと見つめつつ口はほとんど動いていなかった。
ロンドン五輪では7人の日本人金メダリストが生まれた。歌っていたのはボクシングミドル級の村田諒太ら2、3人。一方、リオ五輪では大半の選手が歌った。
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