08月21日 19時12分
世界各国の高校生が集まり地学の知識を競い合う「国際地学オリンピック」が日本で初めて三重県を会場に21日から始まり、津市で開会式が行われました。
国際地学オリンピックは、世界各国の高校生が筆記試験のほか、実際に地形や地質などを調査して行う実技試験を通して知識を競うとともに交流を深めるもので、ことしで10回目となります。
日本での開催は初めてで、津市の三重大学で開かれた開会式では参加する26か国、100人の高校生が入場行進をしました。
そして、国際地学教育機関のシャンカ・ラジャセカリア会長が「大会を通して各国の代表生徒が新しい仲間をつくり日本の地学教育のさらなる向上に貢献できることを期待しています」とあいさつしました。
国際地学オリンピックは、8月27日まで開かれ、伊勢神宮などを訪れ日本の文化を学ぶプログラムも予定されています。
日本代表として出場する高校生は4人で、このうち三重県川越町出身で、愛知県の海陽中等教育学校の坂部圭哉さんは、「メダルの色はあまり気にしてはいないけれど、できれば金メダルを取りたい」と話していました。
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