08月21日 19時12分
21日午前、名古屋市で、12歳の小学生の男の子が刃物で刺されて病院に運ばれ、その後、死亡し、警察は男の子の48歳の父親を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、父親は調べに対して容疑を否認しているということです。
21日午前10時ごろ、名古屋市北区上飯田の病院から「男の子が父親に刺され運ばれてきた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男の子は近くのマンションに住む小学6年生の佐竹崚太くん(12)で胸を包丁のような刃物で刺されていて約1時間半後に死亡が確認されました。
駆けつけた警察官が病院にいた男の子の父親に事情を聞いたところ、自宅で、男の子を刃物で刺したことを認めたため殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは名古屋市北区の会社員佐竹憲吾容疑者(48)で警察によりますと調べに対し、父親は「誤って刺してしまった」と容疑を否認しているということです。
男の子は父親と母親との3人暮らしで事件当時、母親は外出していたということです。
警察は今後、容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べることにしています。
現場は名古屋市営地下鉄の上飯田駅から北東に200メートルほど離れたアパートや店舗が建ち並ぶ住宅街です。
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