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劇団四季の劇場 移転で閉館

08月22日 09時46分

17年余りにわたってミュージカルファンに親しまれてきた名古屋市の劇団四季の劇場が移転のため閉館することになり、21日は大勢のファンが千秋楽の舞台を楽しみました。
名古屋市中区の「新名古屋ミュージカル劇場」は平成11年5月に東海地方で初めての劇団四季の専用劇場としてオープンし、これまで42作品、5200回余りの公演が行われ、のべ425万人が訪れました。
名古屋駅周辺の再開発にあわせて、新しい劇場が、今年10月にオープンすることになり、去年9月から続いてきた「オペラ座の怪人」の21日の公演で現在の劇場は幕を降ろすことになりました。
公演の後、出演者たちが舞台の上から感謝のあいさつをすると、約1000人のファンが拍手を送るとともに「ありがとう」と大きな声をかけて手を振っていました。
大阪から訪れたという10代の女性は「『マンマ・ミーア』という作品が大好きで、何十回も通った劇場なのでさびしいです」と話していました。
また、名古屋市の40代の女性は「この劇場の味のある音響が好きでした。新しい劇場は最新の設備になるので、期待しています」と話していました。
名古屋駅の南側に新しく作られる「名古屋四季劇場」は10月16日に「リトルマーメイド」で開幕します。

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