生字幕放送でお伝えします≫南米で初めて開催されたオリンピック。
ブラジルリオデジャネイロオリンピック。
17日間に及ぶ熱戦を終えあとは閉会式のみとなりました。
閉会式開始を30分後に控えたマラカナンスタジアムです。
閉会式にはバドミントン史上初の金メダルを獲得した高橋・松友ペアまた陸上400mリレーで銀メダルを獲得した選手たちなど日本選手団250人が参加する予定です。
日本の皆さんおはようございます。
このスタジオから連日お伝えしてきたリオデジャネイロオリンピック。
すべての競技が終わりました。
日本選手はもちろん世界各国の選手たちの全力で戦う姿そして充実した表情に本当に感動を与えてもらいました。
そして、日本は過去最多の41個のメダルを獲得。
数々の快挙がありました。
≫思い続けた団体金メダルへ。
内村航平、金メダルへの着地決まりました!≫決めた!大野将平、金メダルです!≫田知本遥、金メダル!≫男子90キロ級金メダル!≫よく選手たちは頑張りました。
みんなに感謝したいなというふうに思います。
≫日本、羽根田卓也銅メダル獲得しました!カヌー競技、日本に初のメダルをもたらしました!≫決めた!決まった!見事にやりました!≫ここで得意のショット決めてきました。
やった!とりました、銅メダル!錦織圭!日本テニス界96年ぶりのメダル。
歴史を作りました!≫2ポイント、逆転!勝った!大逆転!4連覇!≫山縣、いいスタートを切りました。
日本、2位だ!日本、銀メダル!≫もう何度見ても興奮がよみがえりますよね。
この大会を締めくくる閉会式の会場には三瓶アナウンサーと杉浦アナウンサーがいます。
三瓶さん、杉浦さん。
≫マラカナンスタジアムですけれども風がだいぶ強く雨も先ほどから落ちてきました。
≫こちらには2大会連続平泳ぎの2種目で金メダルを獲得しました北島康介さんにお越しいただいています。
よろしくお願いします。
ちょっと寒いですね。
≫少し寒いですね、風も強くなってきましたし。
≫このあと閉会式どのように行われるかが楽しみもあり、心配ですが。
こうやって上から閉会式を見ることって今までないですよね。
≫初めてです。
いつもはテレビ越しですね。
≫実際、選手のときに閉会式に参加したことは?≫一度だけ2008年の北京のときに日本に帰ったんですけど1回、戻され旗手をやらせていただきました。
一生の思い出ですね。
≫そのために戻ってきたんですね。
≫そうです。
≫大活躍で旗手をと。
≫そうだと思うんですけどね。
≫どうでした?≫もうお祭りみたいな感じですね。
トラック上も選手たちがごちゃ混ぜになって1人で寂しく過ごしてました。
≫今日は閉会式をこの上から見るということで今、どういうお気持ちでどんな期待をしていますか?≫どんな感じになるのかすごい楽しみですね。
どんなお祭り騒ぎになるのか。
毎回、選手も気が張っていたのがようやく終わってようやく爆発できる瞬間だと思います。
≫北島さんは今回は選手としてではなくこのオリンピックをご覧になってきたわけですがどんな感じを受けましたか。
≫引退して初めてオリンピックを見させていただいて非常に感動をいただきました。
オリンピックって本当にすばらしいなってそのひと言に尽きると思います。
≫いろんな競技をご覧になりましたよね。
≫何種目も見させてもらいました。
≫これまでそんなことはなかったわけですよね?≫選手のときは競技だけだったので。
ほかの競技を見るということはほとんどなかったですね。
≫北島さんの競泳でいいますとやはり、萩野選手の金メダル。
≫本当にうれしかったですね。
初日に金メダルをとってくれたので。
一緒に練習していたということもあって思い入れが強い選手だったのでよかったです。
≫日本チームにとって大きな弾みになりましたよね。
≫やはり、ああやって勢いづくことが大事になってくるわけですよね。
≫競泳界のみならず日本チーム全体の勢いにもつながったのではないかと思います。
≫いよいよ4年後北島さんのふるさと東京で。
≫生まれ育った街・東京にオリンピックがくるということで非常に今からワクワクドキドキしております。
≫今度、迎え入れる側になるんですけれども。
≫僕もやはりオリンピックをたくさん経験してきて自分の街でオリンピックがくるということが本当に夢のような話だと思いますので本当に選手の皆さんも頑張ってもらいたいと思いますし僕らもサポートしていいオリンピックにしたいなと思います。
≫これから、かなり忙しくなる?≫どうですかね。
≫だいぶお忙しくなるんじゃないでしょうか。
≫どんな大会に4年後のオリンピック東京、なればいいなと?≫みんなが参加できるオリンピックだったり国民の皆さんだったり子どもたちや大人の方たちにまで夢や希望を与えられるそんな夢のある大会になってほしいなと思います。
≫今日は、閉会式をたっぷり上から楽しんで…。
≫楽しみたいと思います。
≫我々も楽しみたいと思います。
マラカナンスタジアムまもなく閉会式が始まりますが北島康介さんとともにお伝えしました。
≫マラカナンスタジアムから伝えてもらいました。
北島康介さんの言葉。
選手たちが重圧から解放されて臨む閉会式。
最高の夜になるでしょうね。
日本チームの今大会団体種目などチームワークの強さが光りました。
≫誰もいないところに決めました。
決めた!日本、勝ちました!オリンピック初めてのメダル見事な銀メダルを獲得しました。
≫着地、見事。
日本は4位。
しかし、堂々の4位!≫この5人はどんなメンバーでしたか?≫最高です。
本当に大好きです。
≫アンカーは最年長32歳日本の松田。
日本、やりました!力を結集してつかんだ銅メダル!≫日本の乾と三井とった銅メダル!≫ネットにかかってしまった…。
攻め込まれます、日本。
3点ビハインド。
松友!追いついた、日本!日本逆転!4連続ポイント!決まった!勝ちました、日本!大逆転の金メダル!≫2人でやってきてよかったと思います。
≫先輩とじゃなかったらこの舞台に立っていないと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。
≫現在のオリンピックパークの様子です。
このオリンピックパークを中心に数々の熱戦が繰り広げられました。
夕方まではにぎわっていたオリンピックパーク。
今は静かな夜を迎えています。
17日間にわたって繰り広げられた熱戦。
選手たちの涙に私たちは心を動かされました。
≫本当に足を引っ張ってばかりで。
≫メダルを取り戻しました。
≫ついにすべての日々が報われました。
≫人生で初めて痛み止めを打って大きな舞台。
あげた!見事に成功!≫本当に練習した。
誰よりも練習した。
夢をかなえてくれたのでうれしい。
本当にありがとう。
≫ありがとうございました。
≫やった!≫ゴールドメダル!小さなころの悔し涙は今、うれし涙に変わりました!≫入ってしまった。
≫勝ちました、日本!1人では届かなかったメダル。
しかし3人で、チームでつかんだ2大会連続のメダル。
≫みんなに感謝してます。
≫頑張ってきたからこその思いがあふれた涙。
本当に輝いていました。
私は今大会、さまざまな競技を会場で見せていただきました。
その中で印象に残っている試合があります。
卓球男子、水谷隼選手の試合です。
相手は地元ブラジルの選手でした。
もちろん会場は地元ブラジルの方で満員。
大歓声でした。
水谷選手のプレーに声の圧力ブーイング、そしてこのガッツポーズ。
かなりプレッシャーを感じたと試合後にも話していました。
4年後、東京で行われるときにはどの競技会場もこうして満員にしてそして、日本の選手だけでなくて海外の選手も応援できるようなそんな日本になればいいなと感じました。
選手たちの姿本当に力をもらいました。
選手の皆さん本当にお疲れさまでした。
東京での4年後が楽しみです。
すべての競技が終わりました。
再びリオデジャネイロオリンピック閉会式が行われるマラカナンスタジアムの様子です。
まもなく南米大陸初のオリンピックとなったリオデジャネイロオリンピックの閉会式が始まるところです。
≫南米で初めて開催されたリオデジャネイロオリンピック。
17日間にわたる戦いをすべて終えてまもなく、閉会式を迎えます。
≫閉会式の会場は開会式と同じマラカナンスタジアム。
ブラジルではサッカーの聖地としても知られる場所です。
昨日、サッカー男子の決勝がここで行われブラジルが悲願のオリンピック初優勝。
金メダルを獲得しました。
熱狂に沸きましたよね。
≫すごい試合でしたよね。
ペナルティーキック戦で最後はキャプテンのネイマール選手が決めて13回目の挑戦でブラジルが初めての金メダル。
ブラジルがオリンピックで金メダルをとっていなかったこと自体不思議なんですけど見事に地元の大会で金メダルを獲得しましたよね。
≫ペナルティーキックを決めたあとネイマール選手が号泣する姿。
どれほどのプレッシャーがかかっていたのか伝わってきましたね。
≫そして今日ここでリオデジャネイロオリンピック最後のイベント閉会式が行われます。
≫今、観客の姿が映っておりますが先ほど映っていたのが太陽をイメージした聖火台です。
今日はフィールドに向かって会場の左にあります。
開会式の直後聖火はマラカナンスタジアムから7kmほど離れた中心部セントロ地区に移されました。
聖火が掲げられた公園は連日多くの人でにぎわっていました。
≫南米大陸で初めて開催されたオリンピックですが閉会式の最後にこの聖火が消えてその幕を閉じることになります。
昨日、報道陣向けの説明会では聖火が消えたときサプライズがあると主催者側が語っていました。
最後の最後まで見逃せない大会になりそうです。
≫開会式では、民族や宗教を越え互いの多様性を認め合おうという移民国家ブラジルならではのメッセージが訴えられました。
今回の大きなテーマの1つでしたよね。
まさに、そのテーマの象徴となったのが今回初めて出場した難民選手団の存在だったのではないでしょうか。
テロや内戦で祖国を離れざるを得なかった難民の選手たちが最高の舞台で躍動する姿に心を動かされました。
≫私たちも実際に柔道会場で難民選手団のミセンガ選手の試合を一緒に見ましたね。
≫会場全体が温かい空気に変わって初戦で勝利を収めたときは本当に大きな拍手がずっと鳴り止みませんでしたね。
スポーツを通して多様な背景を持った人たちが1つになる瞬間。
このリオデジャネイロ大会で再確認できましたね。
≫そして、日本勢の活躍も光った大会でした。
日本でご覧の皆さんも選手たちから多くの力をもらったという方も多いのではないでしょうか。
≫メダルの数が金、銀、銅合わせて日本は41個。
前回のロンドンの38がこれまでのオリンピックで最も多い数でしたのでそれを上回りました。
≫メダルを獲得した選手もメダルに届かなかった選手もこれまで積み上げてきたものをこの大舞台で出し切ろうという姿に私たちも連日心を打たれました。
≫いくつかキーワードがあると思うんですけど1つ、復活ということでいいますと柔道。
過去最多の12個のメダルを獲得しました。
前回男子は金メダルゼロに終わったんですが今回は金メダル2つを含む全階級でメダルを獲得しました。
≫そして、体操では男子が団体でアテネ大会以来の金メダル。
あの日本の美しい体操が世界を魅了しましたよね。
≫それからシンクロナイズドスイミングも2大会ぶりのメダルを獲得しました。
非常に厳しい練習を乗り越えてメダルを取り戻しました。
≫そして、もう1つ。
偉業達成もありました。
レスリングの伊調馨選手は女子の個人種目で史上初の4連覇を達成。
終了間際での大逆転。
見事に偉業を達成しました。
≫伊調選手のオリンピックで初めて試合が怖いと感じたという言葉。
それから、4連覇を逃した吉田沙保里選手のごめんなさいという言葉。
誰にも分からない重圧の中で戦ってきたことがその2人の言葉から伝わってきました。
その中で吉田選手、伊調選手にあこがれてオリンピックの舞台に立った若い選手たちが金メダルを獲得しましたよね。
2人がまいた種がしっかりと次の世代につながっていることを感じさせてくれました。
そういった意味では2020年の東京オリンピックに向けた若い選手たちの活躍。
ほかの競技でも光っていましたよね。
競泳16歳の池江璃花子選手は7種目に出場しました。
次々と日本記録を更新し5位に入賞した100mバタフライではレース後、同い年のカナダの選手が銀メダルを獲得したことに悔しさをにじませていました。
金メダルをとるためにあと4年しっかり技術を磨くと決意していました。
≫もう日本に戻って高校総体に出場してるんですよね。
≫ぜひ頑張ってほしいなと思います。
バドミントン女子シングルスの準々決勝は奥原希望選手と山口茜選手の日本選手対決でお互いに全力を出し合った大接戦になりました。
敗れた山口選手はもっとうまくなりたいとふだんあまり見せない涙を流しながら話してくれました。
≫それから、やはり大会の後半陸上の男子400mリレー。
銀メダル。
興奮しましたよね。
日本の技術力、それからチーム力。
その力を結集させてつかんだ銀メダルでした。
日本の陸上界に新たな歴史を刻んで4年後の東京へ大きな励みになりましたね。
≫歓声も聞こえてきました。
≫今日は少し風がありまして少し肌寒いんですけれども。
これは、フィールドにパフォーマンスをする人たちですかね。
≫カラフルな衣装を身にまとっていますね。
≫あと4分ほどとなってきました。
この17日間にわたるオリンピックも閉会式が最後のイベントとなります。
≫どんなメッセージが閉会式で伝えられるのか、楽しみですね。
≫フィールド上に目を移しますと中央に白く大きなシートが敷かれていてその周りにいすが置かれています。
昨日はここ、サッカーのピッチだったんですけどね。
≫そのいすの間、間にこうしてパフォーマーの方たちが並んでいます。
まあずいぶんカラフルな衣装で。
風に揺れていてきれいですね。
そして、モニターにはあと3分でショーが始まるという文字が映し出されました。
開会式ではプロジェクションマッピングによる斬新な演出がありましたけれども閉会式ではどうなんでしょう。
どういうショーが繰り広げられるのか楽しみです。
≫そしてリオデジャネイロオリンピックが終わりますと4年後、いよいよ東京で2度目のオリンピックがあります。
≫今夜の閉会式では次回開催都市へのオリンピックの旗の引き継ぎセレモニーが行われます。
≫今回は東京の小池百合子知事が旗を引き継ぎます。
そして、およそ10分間の東京の組織委員会によるショーが行われます。
≫ショーでは現代の日本らしさがふんだんに盛り込まれているということです。
9時半過ぎに東京のショー始まる予定です。
このショーもどんなショーになるのか注目していただきたいと思います。
およそ7万8000人収容しますマラカナンスタジアム。
昨日のサッカーの決勝はもうぎっしり埋まりました。
≫ほとんどがブラジルのファンだったんじゃないでしょうか。
≫今日の閉会式は天気の影響もあるようですけれども少しまだ空席が目立ちますね。
≫先ほどは強く雨が降り注ぐ瞬間もありましたが今は降ってはいるんですけどそれほど強くはなさそうですね。
レインコートのフードを下ろしている方たちも見受けられますのでそれほど強い雨ではなさそうです。
≫我々の前には出場したおよそ207の国と地域の旗国旗が並べられているんですけどだいぶ風で揺れています。
会場全体を今見渡しています。
あと1分ほどに迫ってまいりました。
≫会場から大きな歓声が沸いています。
≫戦いを終えた選手たちがどんな姿でどんな表情で入ってくるのか。
私たちもそのショーを楽しみながら熱戦の日々を振り返っていきたいですね。
≫音が鳴りましたね。
≫まもなく閉会式が始まります。
開会式にも登場したブラジルで飛行機発明の父と呼ばれるサントス・ドゥモンです。
彼がマラカナンスタジアムで始まるうたげのカウントダウンを行います。
腕時計を初めて身につけた人物としても知られるサントス・ドゥモン。
時計を見つめました。
≫フィールドには時計が映し出されました。
カウントダウンが始まります。
リオデジャネイロオリンピック閉会式の開幕です。
フィールドには鮮やかな色彩でリオデジャネイロの景色が映し出されました。
ここからは空を飛ぶ鳥の目線で旅をしましょう。
≫メインステージでパフォーマンスをしているのはボディーパーカッションとコーラスで音楽を奏でるグループバルバトゥケスです。
国際的に活躍しています。
≫楽器を使わず体を使って演奏します。
≫先ほどの鳥の格好をしたパフォーマーたちが大勢フィールドに入ってきました。
≫カラフルですね。
そして、何か形作っていきます。
≫これは、ラパの水道橋ですね。
リオのランドマークですね。
≫電車が上を通る様子も表されています。
今度はコルコバードの丘にある有名なキリスト像が現れました。
これには会場からも大歓声です。
隊列を次々と変えて踊っていますね。
そして…。
≫これはポン・ジ・アスーカルという岩山です。
世界でも最も美しい風景の1つとも言われています。
多くの観光客がオリンピック期間中この景色を見に訪れました。
ロープウェーも動いています。
≫次に隊列を変えて現れたのはリオデジャネイロオリンピックのエンブレムです。
これは景色をモチーフに作られたものなんですよね。
≫そして最後に現れたのはオリンピックのシンボル五輪です。
会場が大きな拍手に包まれました。
IOC・国際オリンピック委員会トーマス・バッハ会長が紹介されました。
≫ステージに現れたのは音楽家であり作家のマルチーニョ・ダ・ヴィラさん。
リオのサンバ音楽の第一人者です。
娘と孫、5人で一緒に歌います。
曲は「カリニョーゾ」。
第二の国家とも言われるブラジルを代表する歌です。
≫曲は「パストリーニャス」に変わりました。
羊飼いの少女たちの様子を歌った曲です。
≫27人の子どもたちが加わりました。
フィールドに現れた子どもたち。
ブラジルのすべての州と首都ブラジリアから1人ずつ選ばれた子どもたちです。
≫歌詞にも出てくるブラジルの美しい星空も映し出されています。
≫お客さんも一緒に歌っている方多かったですね。
≫競技場にブラジル国旗の掲揚と国歌の演奏がこれから行われます。
≫国旗を運ぶのはブラジルの元テニスプレーヤーマリア・ブエノさんです。
≫競技場の一面にブラジルの国旗が映し出されました。
子どもたちがその国旗の星と重なりましたね。
≫すてきな演出ですね。
ステージの中央に歩いて進んでいるのは若い世代に人気の女性歌手ロベルタ・サさんです。
華やかな衣装です。
彼女の周りにブラジルの名を世に知らしめた往年の名女優カルメン・ミランダさんのシルエットが浮かび上がりました。
≫カルメン・ミランダさんといいますと映画で登場したフルーツを飾った帽子。
これが代名詞なんですが。
ロベルタ・サさんもかぶっていますね。
≫そして、万華鏡のようにカラフルなこちらもフルーツですね。
フルーツと鳥がフィールド全体に広がっていきます。
曲はミランダさんの名曲「チコ・チコ・ノ・フバ」です。
≫ここからは17日間世界中を熱狂させた選手たちの入場です。
閉会式では旗手が先に入場します。
≫ギリシャ、ブラジルが先頭ですね。
2列で旗手がフィールドに入ってきました。
≫ロベルタ・サさんが歌っているのはミランダさんの名曲「チコ・チコ・ノ・フバ」です。
≫ブラジルの旗手がカヌーでメダルを3つ獲得しましたサントス選手です。
日本はまだでしょうか。
≫次々と旗手が入ってきます。
≫非常に軽快なリズムですね。
≫フィールドに入ってきた旗手が二手に分かれました。
≫日本が入場してきました。
旗手は陸上の右代啓祐選手です。
≫開会式でも旗手を務めましたね。
≫10種競技に出場して成績は20位でしたけれども非常に、やり投げでも最後すばらしい投てきを見せてくれました。
右代選手、2日間の競技を終えて前半は苦しかったけど後半は魅了することができました。
4年後は年齢的には厳しいと思いますがあきらめずにメダルを目指したいと語ってくれました。
選手も入場してきたんでしょうかね。
≫皆さん、バラバラに入場してきましたね。
こちらはベルギーの選手たちです。
思い思いにスマートフォンで写真を撮って入場してきました。
選手入場の音楽を演奏するのはブラジルで人気のグループDJドロレスとオーケストラ・サンタ・マッサ。
そしてDJミカ・ムッティです。
本当にノリノリな曲ですよね。
≫選手たちも開会式とはちょっと違った雰囲気で解放されて閉会式に臨んでいると思います。
雨はあんまり強くないですかね。
≫そうですね。
入場を終えた選手たちにはフィールドの周囲に座席が用意されているんですがそちらから閉会式を見ることになっています。
軽快な音楽とともに選手たちの入場が続いています。
≫開会式とは違ってこうやって、一斉に入場しますが1956年のメルボルン大会から続く伝統です。
≫メダルを掲げる選手たちもいます。
≫どこの国ですかね。
≫ちょっと確認できませんでしたが銀メダルでしたね。
ブラジルらしい音楽のパフォーマンスが続きます。
フランスですね。
≫フランスは今回42のメダルを合計で獲得しました。
馬術や柔道で複数のメダルをとりました。
≫柔道といえばリネール選手。
≫旗手を務めているという情報もあるんですがまだその姿は確認できていません。
エチオピアですか。
≫日本の旗が風に揺らいでいます。
エチオピアは今日はマラソンでリレサ選手が銀メダルを獲得しています。
日本選手たちがどのような表情で入場してくるのか楽しみです。
右代選手も。
≫身長が大きいから目立ちますね。
≫まだ1人ですので心細いかもしれませんね。
≫こうやって、国関係なく入場してきますから今回の大会のテーマの1つでもある多様性を認め合う。
世界は1つというそれを象徴するような印象的な入場です。
中国ですか。
今回、中国は合計で70個のメダルを獲得しました。
バレーボールの女子でアテネ大会以来の3大会ぶりの金メダルを獲得しました。
≫金メダルでいうとアメリカがトップ、イギリスが次その次に中国。
3番目に多くとりました。
≫飛び込みや卓球ウエイトリフティングなどで複数のメダルを獲得しています。
≫ただ、中国も全体のメダルの数でいいますと北京が100ロンドンが89ですから今回70で少しメダルの数全体としては少なくなりましたね。
みんないい表情してますよね。
≫まだ日本選手の姿は見えないようですね。
こちらの選手は金メダルを掲げていました。
いわゆるセルフィーという。
皆さんで自撮りをしていますが。
≫今のはギリシャですね。
≫日本は今回、陸上ですとかシンクロナイズドスイミングそれからバドミントンレスリングなどの選手たちが入場をする予定です。
≫あとバスケットボールバレーボールと団体競技の選手たちも多く今日は参加する予定です。
≫モロッコが映し出されました。
≫ブラジルの選手たちですね。
紺色のブレザーを羽織っています。
≫そしてエチオピア。
≫ブラジルの選手たちがたくさん入場してきたので今、ワッと歓声が沸いたんですね。
≫今回、ブラジルは全部で19個のメダルを獲得しました。
金メダルが7個ということでアテネ大会の5つを上回ってこれまでで最多の数をブラジル、獲得しました。
雨、やはり降ってますね。
≫フィンランドの選手たちです。
ブラジルの選手たちはみんな笑顔です。
≫地元開催でメダルの数が全体で19。
全体の数としてもブラジルは前回のロンドンの17を上回ってこれまでで最多の数です。
≫ブラジルというと昨日のサッカーそして、今日のバレーボールとこの2日間で金メダルを2つ獲得しています。
≫ブラジルで人気のあるスポーツで最後に金メダルを獲得しました。
バレーボールはマラカナンスタジアムのすぐそばにあるマラカナンジーニョで今日のつい先ほどまで試合が行われていました。
≫フランスの選手たちが大はしゃぎしております。
≫コソボも映りましたかね。
≫コソボは今回初めてオリンピックへの出場がIOCから認められまして。
女子の柔道の52キロ級ケルメンディ選手が祖国に初めてのメダルしかも金メダルをもたらしました。
≫ケルメンディ選手は前回のロンドン大会ではコソボの出場が認められていなくて隣の国、アルバニア代表として出場していたんですね。
今回大会に向けて大金を提示して移籍を持ちかけてくる国もたくさんあった。
しかし、大切なのはお金ではないとして祖国のために戦い最高の成績を残しました。
≫フランスですね。
≫チームワークがいいですね。
≫フランスは今日、最終日ハンドボールの決勝残念ながらデンマークに敗れて銀メダルでしたが多くのメダルを今大会、獲得しています。
ボクシングのスーパーヘビー級の決勝でヨカ選手が金メダルを獲得してフランス全体で金メダルが10個という数です。
≫やはり日本の私たちにとってはリネール選手、原沢選手の決勝というのがフランスといえば印象に残っています。
≫今日、リネール選手が旗手ということでずっと残っていたんですかね。
柔道は前半に終わっているんですけど。
≫まだそのリネール選手の姿は映し出されません。
こちらはイギリスの選手たちです。
イギリスは金メダルがアメリカに続いて2番目に多くとりました。
≫得意の自転車やボートで複数のメダルを今大会獲得しました。
全体のメダルの数が67というイギリス。
前回の地元ロンドンの大会を上回ったんですね。
≫自国開催の大会を上回るというのは本当にこの4年強化が進んだということですね。
≫強化がそのまま継続されているということですね。
≫かわいい髪飾りをつけていますね。
こうしてボランティアの方たちも一緒に踊ります。
本当に今回の大会のテーマの1つ多様性を認め合う社会。
それにまさに、ふさわしいシーンとなっていますね。
≫なかなか日本の選手たちの姿を確認できません。
≫イギリスの選手が先ほど映りましたけれども競泳ではアダム・ピーティ選手が平泳ぎの100mで世界新記録を出しました。
≫体操でも種目別でウィットロック選手がゆか、あん馬2つの金メダルを獲得しました。
イギリスも男子の体操がだいぶ力をつけてきていますので日本のライバルですね。
≫まだまだ選手たちの入場が続きます。
私たちの目の前に選手たちが入場してきているんですけれど。
一部の選手は光る靴を履いてますよね。
赤とか白とか青に光るんですよね靴が。
また画面に映りました。
こちらです。
≫足元光ってますね。
これは、ある国だけですかね。
≫どうなんでしょう。
いろんな国と地域の選手たちがフィールドに入ってくると光っています。
イギリスだけですかね。
不思議な靴を履いていますね。
オリンピックの五輪が描かれた旗こちらは難民選手団とクウェートの個人出場の2人の選手。
そのクウェートの個人出場の2つの意味を込めた旗なんですね。
≫雨の中の閉会式です。
選手たちは周りのいすに腰をかけるんですがなかなかみんな席に着きませんね。
≫リズムがいっそう激しくなってきました。
光ってますね。
≫やはり、イギリスですね。
≫選手をたたえる歌に場内の音楽が変わりました。
ウクライナです。
ウクライナの個人総合体操でベルニャエフ選手が内村選手と金メダルを争いました。
そのベルニャエフ選手は種目別の平行棒で金メダルを獲得しています。
≫みんな思い思いに写真を撮っています。
≫先ほどからブラジルの大地を歌ったり人種の融合について歌っているということなんですが。
≫今大会、人種や宗教を超え争いをやめ多様性を認め合おうというメッセージが1つの大きなテーマでした。
その中でもさまざまなドラマが生まれましたよね。
内戦や政治の混乱で祖国を離れ難民となったアスリートたち。
そのアスリートたちで結成された難民選手団。
今回、IOC・国際オリンピック委員会は難民アスリートたちに夢の舞台の出場の道を開き選手たちは会場の温かい声援で迎えられていました。
≫ドイツが入場してきました。
サッカー男子の決勝。
ブラジル対ドイツ。
ペナルティーキック戦でした。
≫音楽がさらに激しくなりました。
フレーボと呼ばれるこちらのダンス。
煮えたぎるという意味でして地面に熱した鉄板があるかのように激しく足を動かす踊りなんです。
そして、ダンサーたちの手には傘がありますよね。
その傘を持ち、激しく回す踊り。
こちらは奴隷として連れてこられたアフリカ系の人たちが生み出したといわれている踊りで2012年にはユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているんです。
≫少し雨が強くなってきたマラカナンスタジアムです。
≫ステージ上でダンスが繰り広げられています。
それを見ながら選手たちが入場を続けます。
≫先ほどドイツが映りましたがドイツはメダル数で42。
カヌーや射撃で複数の金メダルを獲得しました。
男子は決勝でブラジルに敗れましたがサッカーの女子がスウェーデンを破りまして初めてのオリンピックの金メダルを獲得しています。
≫今回は女子のサッカーでいうとなでしこジャパンが残念ながらオリンピック出場がかなわなかったんですけれど4年後、楽しみにしたいですね。
≫相当、激しい踊りです。
≫本当に足の裏がアチチという感じで激しく激しく動かします。
フレーボのパフォーマンスのあとはDJ2人による音楽パフォーマンスが始まりました。
≫選手の入場口ですね。
≫今、演奏しているDJはDJミカ・ムッティと呼ばれるDJです。
雨がだいぶ降っています。
アメリカの選手も映りました。
≫アメリカはまだそんなには入場してきていないかもしれません。
≫アメリカの今日の旗手は体操のシモーネ・バイルズ選手。
金メダルを4つ獲得した選手ですね。
非常にバネのある演技が魅力的でした。
ゆか、跳馬で金メダルを獲得しています。
≫まだまだ選手たちの入場が続きます。
≫風は閉会式が始まるころに比べると少し弱まりましたが雨が強くなってきました。
≫オーストラリアの選手ですね。
ハンガリーの選手が映りました。
ハンガリーは今日は旗手がカティンカ・ホッスー選手。
競泳の選手ですけれども今大会100m背泳ぎ400m個人メドレー、そして200m個人メドレーで金メダル3つを獲得。
200m背泳ぎで銀メダル1つを獲得しました。
アイロンウーマンと呼ばれていまして鉄の女と。
それぐらい1日にものすごい量の練習をするそうなんですね。
私、インタビューする機会があったんですがロンドンから1回、1日たりとも休んだことはないわと言っていました。
≫4年間、努力を積み重ねてこの舞台に立ってそして結果を残す。
≫今のアメリカの選手ですね。
おしゃれなユニホームはそうかと思います。
イギリスは粋な演出をしていますね。
なかなか日本選手の姿が見えないんですが…。
≫真っ赤な集団はどこでしょうか。
オーストリアですね。
カナダも加わってますね。
≫先ほどオーストラリアが映りましたけれどもオーストラリアは今大会、100mの自由形でカイル・チャルマースという選手が金メダルをとったんですが非常にすばらしい泳ぎを見せてくれました。
メダルは金メダルが8個銀メダルが11個銅メダル10個と合計29個のメダルをオーストラリアは獲得しています。
いすの上に立っていますね。
≫ギリシャの選手たちですね。
≫アメリカの選手たちです。
雨がだいぶ降っているんですが選手たちは、楽しそうですね。
≫アメリカは今回も121個のメダルを獲得しました。
金メダルが46。
今大会もほぼ毎日のように金メダルを獲得しました。
なんといってもやはり競泳のフェルプス選手。
今大会、金メダル5つ。
トータルで23の金メダル。
今回が、オリンピック最後と明言しています。
それからアメリカということでいいますとフェンシングの女子に出場したアフリカ系のムハンマド選手団体で銅メダルを獲得しました。
ムハンマド選手はアメリカで初めてイスラム教の女性が髪を覆うヒジャブと呼ばれるスカーフを着用して出場して話題になりました。
世界各地でイスラム過激派の脅威が高まる中でみずからの戦う姿を通じて多くのイスラム教徒を勇気づけたいとムハンマド選手は試合に出ました。
≫そういう意味もオリンピックありますよね。
≫さらに、さまざまな違いを乗り越えて1つのゴールを目指す。
これこそがオリンピックでありアメリカなのですと、試合のあと彼女は語ってくれました。
≫もうカメラも雨のしずくでだいぶぬれていますが。
≫メダルもぬれてしまいますね。
≫お構いなしという感じでしたね。
ジャマイカの国旗ですね。
ジャマイカといえば、やはりウサイン・ボルト選手ですね。
今大会を最後にオリンピックには出ないと語っていますがボルト選手3種目で3冠を今大会、成し遂げました。
前人未到の偉業です。
ボルト選手次のように語っています。
選手生活の集大成ともいえる今大会で自分の目標は世界の偉大な功績を収めたアスリートの1人になることだ。
この大会のあとモハメド・アリや、ペレと肩を並べる存在となることを強く望んでいる。
そう語っていました。
まさに記録にも記憶にも残る選手ですよね。
≫終わったあとの場内の空気ですね。
観客すべてがボルト選手に注目してそして終わったあとのメディアへの対応もすばらしかったですね。
≫本当に丁寧でした。
≫まさにスーパースターでしたね。
強い雨の中ですが選手たちが笑顔で入場しています。
日本を待っていますがなかなか日本の姿が映りません。
≫日本からはレスリング、バドミントン陸上、そしてバスケットボールやバレーボールシンクロナイズドスイミングの選手たちが今日は参加する予定になっています。
表情がお伝えできればと思っているんですがなかなか私たちの前にも現れません。
いろんな国と地域の選手たちが交流をしています。
≫マラカナンスタジアム風が出てきました。
国旗がかなり風に揺れるようになってきました。
≫ブラジルらしいリズムの音楽も続いています。
≫日本ですね。
≫登場しました。
≫ブラジルの国旗と日本の国旗を持っての入場です。
≫シンクロナイズドスイミングの選手たちです。
吉田選手の表情も見えますね。
吉田選手を囲んで登坂選手たちが…。
≫川井選手土性選手もいますね。
≫大きな選手団ですね。
≫シンクロナイズドスイミングの選手たち、三井選手もいますね。
井村ヘッドコーチの姿もありました。
≫新体操の選手たちも一生懸命、旗を振ってリズムに乗りながら入場してきます。
≫団体で決勝に進んで日本は8位。
予選では、難易度の高いリボンの4本投げを決めました。
澤野選手ですね。
陸上の選手たちも。
≫山縣選手の表情も見えました。
≫飯塚選手もいます。
400mリレーは本当に大きな感動を沸き起こしましたね。
桐生選手の笑顔も見えます。
日本の選手団が入ってきました。
マラソンの選手たちも入場してきましたね。
≫マラソンは今日、行われて残念ながらメダルには届きませんでした。
≫バスケットボールの吉田亜沙美選手。
そして、バドミントンの女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華選手ですね。
その隣にシンクロナイズドスイミングの三井選手が並んで入ってきました。
高橋選手、松友選手の決勝は大逆転の金メダル。
≫最後、連続の5ポイント。
≫興奮しました。
先ほど、モニターに日本選手が映りますと会場から大きな歓声が沸きました。
ブラジルは日系の方も多いので非常に私たちも競技場に行くと日本を応援する声が多かったですよね。
≫木村沙織選手ですね。
≫笑顔ですね。
≫日本はかなり後ろのほうに入場してきました。
次がブラジルという情報も放送席には入ってきています。
≫ケンブリッジ選手の姿が見えました。
≫リレーのアンカー。
憧れだったボルト選手と一緒に最後、走りました。
日本が入場してからだいぶ間隔が開きましたのでおそらく最後に地元ブラジルが入場してくると思います。
≫日本選手たちちょうどステージの前まで来ましたね。
≫会場ではウエーブも起こっています。
≫吉田選手の笑顔が見られてなんだかほっとしますね。
山口茜選手と松友美佐紀選手が並んで入ってきました。
山口選手は準々決勝で奥原選手に敗れて悔し涙を流していました。
ぜひ4年後につなげてほしいなと思います。
バドミントンはダブルスで金メダル。
そして、奥原選手がシングルスで初めての銅メダル。
快挙続きでした。
≫バドミントン、卓球今大会、本当に活躍しました。
卓球ではシングルスで初めて水谷隼選手が金メダル。
団体は男女そろってメダルを獲得しましたね。
≫バスケットボールの高田選手たちの表情も見えます。
≫シンクロナイズドスイミングの会場の天井が開いてましたので三井選手はより一層焼けましたね。
≫日本の選手たちはフィールドの一番右の端のほうまで進んできています。
フィールドを取り囲む選手たちの席もだいぶ埋まってきました。
≫藤光選手の姿も見えました。
かなり強いリズムが会場全体に響き渡っていますよ。
私たちも少し声を張り気味に実況しようと思います。
≫荒井広宙選手ですね。
競歩で初めてのメダル獲得。
銅メダルを獲得しています。
すばらしいレースでしたよね。
≫長野県出身ということで奥原選手も長野県出身ですので2人で今回メダルをとったあとにスタジオに来ていただきました。
≫レースのあと3位でゴールしたんですがほかの選手を妨害したとして失格になりました。
しかし、審議の結果銅メダルが確定し表彰台に荒井さんが立つことができました。
荒井選手、メダルの重みを感じる以上に支えてくれた人への感謝の気持ちでいっぱいです。
表彰台に上がり日の丸が揚がるのを見られたのが一番うれしかったと語ってくれました。
日本の選手団は掲揚台の一番そばに腰を下ろします。
≫雨が降っているのでドラムからも水しぶきが出ます。
≫選手たちが入場を終えて席についているんですがまだまだ、ブラジルの選手たちが入ってきていないんですよね。
≫恐らくこのあとブラジルの入場だと思います。
≫ロシアの選手団があまり映し出されませんがロシアは今大会組織的なドーピング問題を受けて条件付きでオリンピックの出場が認められました。
選手団が最初のエントリーが389人だったんですが、結局100人以上減って278人の選手団。
その中で合計のメダルがロシアは56個のメダル。
前回ロンドンが79北京が73メダル数をロシアは大きく減らしました。
金メダルの数も19個。
アトランタ大会から連続で20個を超えていましたが今回はロシア20個を下回りました。
曲調が変わりましたね。
中央が大きくスペースができてきました。
≫旗手の皆さんは左右に分かれました。
そのまま、ステージの周りの席に移動しています。
大きな大きなスペースを作ります。
17日間の熱い戦いを演じた選手たちの入場でした。
≫ブラジルの選手団はすでに入っていたんですね。
大変失礼しました。
≫ステージではトロピカルハウスミュージックで世界的にも有名なノルウェー出身のDJカイゴさん。
そしてシンガーソングライターのジュリア・マイケルズさんによるパフォーマンスが始まりました。
スクリーンには映像が映し出されました。
≫実はIOCは閉会式のあとから新たにオリンピックチャンネルを始めます。
365日オリンピックにまつわる番組を世界中に無償で放送することでスポーツムーブメントの更なる普及を目指しています。
≫先ほど瀬戸大也選手たちの姿も見えましたね。
アスリートたちが思い思いに踊る姿を映し出だしています。
ステージには5人のメダリストが登場しました。
5人のメダリスト。
≫伊調選手ですね。
世界のさまざまな大陸から選ばれた5人です。
≫伊調馨選手オリンピックで史上初めて女性の個人種目で4連覇を果たしました。
≫そのほかトンガのテコンドーの選手それから競泳のマルディーニ選手陸上のミラー選手バハマ。
体操のブラジルマリアノ選手の5人です。
スクリーンに壁画が映し出されました。
ブラジルの世界遺産セーラ・ダ・カピバラ国立公園の遺跡です。
ここは、考古学的にも重要な場所でアメリカ大陸の芸術の原点ともいえる場所です。
≫考古学者の女性がフィールドを歩いていましたね。
そして、たくさんのパフォーマーが入ってきました。
≫パフォーマーたちが表現している幾何学模様。
それは先住民族のインディオが古代から現代まで使っている模様をモチーフにしています。
植物の繊維を組み合わせて作り出してきた模様です。
≫流れている歌はブラジルの先住民族インディオが神々をあがめる際に歌う曲でインディオの子どもたちが実際に歌ったものです。
≫開会式でも同じようなインディオの幾何学模様が作り出されていました。
リオ2016。
鮮やかです。
≫大きな歓声も上がりました。
パフォーマーたちが散っていくとスクリーンには壁画が躍動感ある動きを見せています。
スタジアムが暗くなりました。
今大会では近代オリンピックで初めて選手村に大切な人に哀悼の意をささげる場所が設けられました。
会場では、ポルトガル語で詩が読み上げられています。
人生には輝かしい瞬間だけではなく悲しみの瞬間もあることを表現しています。
≫1人の女性がレースを編んでいます。
ビルロ・レースと呼ばれる手編みの工芸品です。
ポルトガルの植民地時代アフリカ系の女性たちが収入を得るために作りました。
≫歌われているのは「レース編みの女性たち」という歌です。
奴隷として連れてこられた人々は単調で厳しい生活を紛らわすためにさまざまな歌を生み出しました。
女性を中心に巨大なレースがどんどん出来上がっていきます。
≫今もレース作りはブラジルの北東部に受け継がれています。
≫さらにレースが大きくなりました。
≫このシーンではアフリカ系の人々がブラジルという国にいかに貢献してきたかということを表現しています。
≫会場でもスマートフォンでしょうか明かりをつけていますね。
踊りが始まりました。
こちらのステージで踊っているのはグルポ・コルポ。
体全体を使ってさまざまな動きを表現します。
≫不思議な動きですね。
≫このグルポ・コルポというグループは世界的に有名な現代ダンスのグループで日本でも公演したことがあります。
世界中で愛されるダンスをしばらく一緒に堪能しましょう。
第2次世界大戦中戦場とならなかったブラジルには戦火を逃れて世界中から芸術家が移住してきました。
さまざまな芸術の要素が融合し斬新な芸術もこのブラジルで育まれていったといいます。
≫フィールドが赤く変わってたくさんの粘土の人形たちが現れています。
音楽とともに命を吹き込まれたかのように踊り始めました。
豊富な粘土が土壌に眠るブラジルの台地。
粘土細工はブラジルでは最も普及している大衆工芸の1つです。
多くの工芸作家は作品を通じて人々の生活のさまざまな場面を切り取ってきました。
≫こうして見るとブラジルには本当にさまざまな踊りがあるんですね。
≫きれいですね。
≫流れている曲はルイス・ゴンザガの「アーザ・ブランカ」「白い翼」です。
ブラジル北東部で生まれた舞踊音楽でブラジル全土で親しまれています。
「アーザ・ブランカ」に合わせてダンサーたちが踊るのはフォホと呼ばれる踊りなんですね。
選手たちも一緒に体を動かしています。
≫会場も一緒になって踊ってますね。
今大会を通じて感じたことはブラジルの皆さんが非常に明るいこと。
こうやって歌を歌い出すとみんなで歌いますし踊りが始まるとみんなで踊りますし。
≫競技場でもそうでしたもんね。
放送席の前の席でもたくさんの人が手を上げて一緒に踊っていました。
≫VIPの方々も手を上げて踊ってましたね。
≫心躍る楽しいパフォーマンスでした。
≫会場に流されている映像はリオデジャネイロオリンピックのハイライトシーンです。
日本の選手たちもたくさん映し出されました。
続いてブラジル時間で今日21日に行われました男子マラソンの表彰式が行われます。
≫最終日に行われる男子マラソンは2004年アテネ大会から閉会式の中で表彰式が行われるようになっています。
≫メダリストたちが入場してきました。
雨の中での表彰式です。
大きな拍手です。
メダルを授与するのは国際オリンピック委員会のバッハ会長です。
銅メダルがアメリカのゲーレン・ラップ選手。
銀メダルはエチオピアのフェイサ・リレサ選手。
金メダルがケニアのエリウド・キプチョゲ選手です。
まずアメリカ、銅メダルゲーレン・ラップ選手。
オリンピックは3回目の出場です。
これまでは5000m10000mに挑んできました。
マラソンでオリンピックに出たのは初めて。
2時間10分5秒という自己ベストで銅メダル。
アメリカの男子マラソンのメダルはアテネ大会以来です。
今大会では10000mにも出場し5位に入賞を果たしています。
そして、銀メダル、エチオピアのフェイサ・リレサ選手。
2時間9分54秒というタイムでした。
マラソンの金メダルケニアのエリウド・キプチョゲ選手。
これまでアテネで5000mで銅メダル北京でも5000mで銀メダル今回はマラソンで金メダルを獲得しました。
ケニアの男子マラソンの金メダルは北京大会のサムエル・ワンジル選手以来です。
ケニアは今回、金メダル6つ銀メダル6つ、銅メダル1つ。
13個すべて陸上競技で獲得しています。
♪〜≫ケニア国歌の演奏です。
♪〜≫日本から挑んだ3人の選手たち男子マラソン残念ながらメダルには届きませんでした。
やはり、ケニア勢エチオピア勢長距離界はこの2つの国が今、世界を席巻しています。
≫強いですよね。
≫マラソンは男女ともにケニアが金メダルを獲得しました。
女子はスムゴング選手が金メダル。
エチオピアは女子の10000mでアヤナ選手が世界新記録で金メダルを獲得しています。
≫閉会式での表彰式というのは最も多くのお客さんにそして、多くの選手に見守られながらの表彰式なんですね。
≫幸せですよね。
続いて、今回新たに選ばれたIOCの4人のアスリート委員が紹介されます。
≫1人目はドイツのブリッタ・ハイデマンさん。
北京大会のフェンシングエペ個人の金メダリストです。
≫そしてエレーナ・イシンバエワさん。
ロシアの棒高跳びの女王です。
今月19日に引退を表明しました。
≫韓国のユ・スンミさんです。
アテネ大会の卓球男子シングルスで金メダルを獲得しました。
≫そしてハンガリーのダニエル・ギュルタさん。
ロンドン大会競泳男子200m平泳ぎの金メダリストです。
≫新たに選出された委員の代表が大会を支えたボランティアに花を贈ります。
アスリート委員はリオ大会に出場した選手による投票で選ばれました。
選手の目線でオリンピックの発展を支援することを目的とし委員会は19人で構成され任期は8年です。
≫ボランティアの皆さんにも大きな拍手が送られています。
ここからはボランティアの人たちに向けて感謝の歌が贈られます。
歌うのは、ブラジルのシンガーソングライターレニーニさん。
≫にぎやかになりました。
≫後ろはボランティアの方々ですね。
ボランティアの方々も参加してのパフォーマンスです。
≫レニーニさん自身の曲の歌詞をボランティアへの感謝の言葉に変えて歌っています。
≫今回のオリンピックではおよそ7万人のボランティアが大会を支えました。
≫こうした人々の協力はオリンピックにはなくてはならないものですよね。
≫私も卓球会場で日本の通訳の方にお世話になりました。
日本からも数多くのボランティアの方がリオデジャネイロオリンピックを支えました。
≫続いてオリンピック発祥の地ギリシャの国旗掲揚と国歌の演奏です。
♪〜≫ステージにIOCのバッハ会長とリオデジャネイロ市長のエドワルド・パエスさん。
そして今月就任したばかりの小池百合子東京都知事が入場してきました。
≫いよいよオリンピックの旗が今大会の開催都市リオデジャネイロから次の2020年の開催都市東京へと引き渡されます。
♪〜≫「オリンピック賛歌」の合唱。
子どもたちのコーラスです。
≫第31回大会を開催したリオデジャネイロから第32回大会を開催する東京へオリンピック旗が渡りました。
≫オリンピック旗は閉会式で次の開催都市に引き継がれオリンピックまでの間その都市が保管することになっています。
≫続いて、日の丸の掲揚と「君が代」の演奏です。
♪〜
(「君が代」)≫フィールドに日の丸が現れました。
ここから東京のショーが始まります。
≫R、I、O「RIO」の文字が映し出されたあと浮かび上がったのはさまざまな外国語で書かれた「ありがとう」の言葉です。
東日本大震災で被災地となった学校の生徒たちなど1万人による人文字です。
震災後、世界中から支援をもらったことへの感謝の気持ちを表しています。
≫会場には東京の映像が映し出されました。
≫ここからは北島康介さんからリオに届けるためのボールのリレーが行われます。
海外でも人気の日本アニメやゲームのキャラクターも参加していますね。
≫マリオが焦っていますね。
≫ドラえもんが登場して土管を取り出しました。
≫会場にも土管が。
地球を貫いて一気に移動しようというアイデアのようですね。
≫会場ではカウントダウンです。
≫土管から出てきたのは安倍首相です。
雨の中マリオの帽子を振っています。
≫東京からリレーされたボールが赤く光って東京とリオがつながりました。
≫そしてスタジオが暗くなりました。
浮かび上がったのは東京オリンピックで実施される33の競技のアニメーションです。
≫正式に実施競技となった野球・ソフトボールと空手、スポーツクライミングサーフィンスケートボードなども表示されています。
≫AR・拡張現実というデジタル技術でCGと現実世界を融合させています。
≫2020年にはこうした技術を使って新たなスポーツ中継が行われるかもしれません。
光を放つフレームが出現していますね。
フレームの中にはダンサーがいます。
33の競技をイメージしたアクロバティックなパフォーマンスが展開されます。
≫ダンサーは50人。
そのうちの20人が青森大学男子新体操部です。
全日本大学選手権では14連覇中。
この大舞台に抜擢されました。
≫オリンピックに出るのが夢だったんですよね。
≫振り付けはPerfumeやBABYMETALなどを手がけるMIKIKOさん。
音楽はきゃりーぱみゅぱみゅをプロデュースする中田ヤスタカさんです。
≫わずか50人のダンサーですが光るフレームと一緒になって会場を未来的な空間にし観客を一気に引き込みました。
≫フィールドにはさまざまなスポーツの映像が映し出されています。
そして、音楽が変わりました。
フィールドは東京の夜景です。
東京は江戸時代水の都として栄えていました。
その美しさを表現しています。
≫また、明るくなりました。
手拍子が始まります。
≫ここからはスポーツ観戦には欠かせない応援団の登場です。
大きな旗を振る応援の舞。
手旗信号で「ありがとう」を表現する舞。
そして、日本の礼儀、作法を取り入れたおもてなしの舞です。
≫今回のショーをプロデュースしたのはミュージシャンの椎名林檎さんです。
音楽監督も務めています。
まさに椎名林檎ワールド全開といった感じですね。
≫45個の光るフレームが次第に中央に集まってきましたよ。
少しずつ何かの形にかわっていきます。
≫東京オリンピックのエンブレムですね。
市松模様をモチーフにしています。
≫ショーはフィナーレへと向かっていきます。
≫エンブレムを作り出したフレームが横1列に並びました。
≫そして、東京の街並みと富士山の影絵が現れました。
≫土管からはスカイツリーも伸びてきました。
≫「SeeyouinTokyo」。
東京で会いましょう。
≫最後は日本をイメージした赤と白の花火が盛大に打ち上がりました。
≫大歓声です。
≫2020年に向けて日本全体が忙しくなりそうですね。
≫北島康介さんの姿も先ほど映りましたよね。
≫北島さんの合図で花火が上がりました。
≫2016年リオデジャネイロオリンピックの締めくくりとしてリオデジャネイロオリンピック組織委員会のカルロス・ヌズマン会長と国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長によるスピーチです。
≫リオの皆様、こんばんは。
ブラジルの皆様、こんばんは。
こんばんは、皆様、世界の人々。
今日の雨は、リオ2016年オリンピックを祝福するために降ってくれています。
第31回オリンピックがリオデジャネイロで開かれました。
IOCの国際オリンピック委員会トーマス・バッハ会長ブラジルの皆さん。
ブラジルの皆様世界の皆様。
私は世界で今一番幸せな人間です。
私は世界で一番幸せな男です。
なぜなら、世界で最高の場所がリオですから。
少し待ってください。
そして今です。
皆様とともにこの最大の勝利このスポーツと勝利を皆様と一緒にお祝いしましょう。
スポーツとそしてリオデジャネイロオリンピックの祭典を祝いましょう。
これから永遠に続きます。
リオのオリンピックは人々の記憶に永遠に刻まれるでしょう。
男性、女性、若者、皆様はこのオリンピックに感謝することになります。
私たちは、ともにオリンピックを祝いました。
リオデジャネイロは歴史を作りました。
街の美しさもそうですがもちろん、このような世界最大のスポーツの祭典を開催することができたのですから。
リオデジャネイロは歴史を作りました。
そして、その能力というのを世界に示しました。
世界最大のスポーツ競技大会を無事成功させることができました。
リオは新しく生まれ変わりました。
今、リオデジャネイロはさらによい都市となりそしてマジックプレイスとなったのです。
7年間の戦いでした。
たくさんの労力がありました。
ですが、価値がありました。
1秒1秒、1分1分価値がありました。
1日1日、1年1年価値がありました。
それは皆様のおかげです。
このリオでオリンピックを開催することはとても大きな挑戦でした。
ですが、成功に終わりました。
リオデジャネイロでのオリンピック開催というのは大変なチャレンジでしたがしかし、そのチャレンジは成功したのです。
ですから、この国を誇りに思っています。
この街を誇りに思っています。
この国民を誇りに思っています。
私はブラジルを誇りに思います。
リオデジャネイロ、そして国民の皆さんを誇りに思っています。
私たちは元気でそして情熱的な国民です。
我々は情熱的で活気のある国民です。
もちろん、この国というのが北から南東から西、それぞれの地域にとても違いがあります。
ですが、この多様性が我々を特別なものにしてくれます。
こうした多様性というのが我々国民を、そしてブラジルをユニークなものにしてるんです。
すべてのブラジル人はオリンピックヒーローです。
我々はともに応援しともに祝い、そしてともに勝利しました。
すべてのブラジル人がオリンピックのヒーローです。
私たちはともに祝ってきました。
このオリンピックは我々ブラジル人は戦いから逃げないということを証明しました。
これが我々のシンボルです。
皆様が、このシンボルを緑と黄色で塗っていただきました。
ブラジルは緑と黄色で彩られました。
そして、ブラジル人の誇りを新しく取り戻してくれました。
スポーツはリオに忘れることのない瞬間をもたらしてくれました。
そしてブラジルのスポーツファンがまさに金メダルにふさわしいです。
皆さんこそがゴールドメダリストです。
試合を見に来てくれた皆さんです。
すべての皆様に感謝したいと思います。
このオリンピックが成功するために協力していただきました皆様我々のオリンピックそして、私の愛情これをボランティアの皆様にささげます。
あなたたちこそオリンピックのボランティアです。
私はボランティアの皆さんに感謝したいと思います。
オリンピックのボランティアの皆さんブラジル、そして世界中のボランティアの皆さんに感謝したいと思います。
ボランティアの皆さんを誇りに思います。
皆さんの笑顔のおかげでこのオリンピックが成功できたんです。
いつまでもほほえみを絶やさずこのオリンピックを一緒に開催していただきました。
あなたたちがいなければ可能ではありませんでした。
そして、オリンピックのヒーローたち、選手たちもちろん、選手たちをたたえなければいけません。
あなたたちこそこの偉大なイベントの主役です。
オリンピックの選手の皆さんに対して特別な賞を送りたいと思います。
皆さんこそがスターであり、ヒーローです。
あなたたちこそがオリンピックの存在意義です。
あなたたちこそが若者をインスパイアします。
そして、あなたたちはスポーツの歴史に新たなページを書きました。
皆さんがオリンピックの歴史の新たな1ページを刻んだのです。
皆さんがヒーローです。
たくさんの感動がありました。
27の世界新記録91のオリンピック新記録。
27個の世界記録さらに91個のオリンピック記録が樹立されました。
リオ2016年オリンピックは永遠に残ります。
我々の記憶に永遠に刻まれます。
我々の情熱そして我々がスポーツを行ったことオリンピックは我々みんなのものです。
すべての地域、そしてすべての世界に開放されたんです。
コペンハーゲンでリオデジャネイロが開催されると決まったときリオデジャネイロは歴史を作る準備ができていると語りました。
オリンピックの開催が決まったときに私はこう言いました。
リオは歴史を作りますと。
そして私は改めて言います。
あれから7年後です。
リオは本当に歴史を作りました。
永遠の歴史です。
私たちは実現できたんです。
リオデジャネイロは歴史を作りました。
心の底から。
皆様、本当に感謝いたします。
東京オリンピックに幸運を。
ありがとうございました。
あまりにも気持ちが高揚してしまいました。
国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長をご紹介します。
リオデジャネイロの友人です。
≫リオの皆様ありがとうございます。
ブラジルの皆様おめでとうございます。
オリンピック選手の皆様リオ2016年オリンピック組織委員会の会長で私の同僚であり、友人のカルロス・ヌズマン会長。
ブラジル当局の代表の皆様世界中のオリンピックの友人の皆様。
ブラジルの皆さん、愛しています。
温かい歓迎ありがとう。
この17日間ブラジルは一丸となりました。
世界を楽しませてくれました。
私たちみんなにとって困難なとき、抵抗しがたい生きる喜びで満たしてくれました。
皆さんが、誇りに思う理由は山ほどあります。
今回のオリンピックで多様性はみんなを豊かにしてくれることを示しました。
今回のオリンピックは多様性の祭典でした。
この多様性にオリンピックの価値観が団結を与えてくれました。
リオ2016オリンピック組織委員会に心から感謝します。
友人のカルロス・ヌズマン会長に感謝します。
特に国際競技連盟各国の206のオリンピック委員会多くのスポンサーの方々に感謝をいたします。
彼らのおかげで成功に終えることができました。
すべてのボランティアの皆さんにお礼を申し上げたいと思います。
皆さんの笑顔に感動しました。
ボランティアの皆さんありがとう。
オリンピックに参加された選手の皆さん、ありがとう。
皆さんのすばらしいパフォーマンスに世界中が感動しました。
皆さんはスポーツにより世界が1つになれることを示したのです。
友情と敬意を持って競い合いそしてオリンピック村の屋根の下でともに過ごしながら皆さんは世界中に平和という力強いメッセージを伝えたのです。
ともに、我々はさらに進むことができます。
ともに、さらに上を目指すことができるでしょう。
多様性のもと団結することで我々は、より強じんになります。
難民選手団の皆さんありがとうございました。
皆さんの才能と精神に私たちは感銘を受けました。
皆さんが世界中の何百万人の難民の皆さんの希望の星です。
オリンピックのあとも皆さんに寄り添っていきたいと考えています。
ブラジルに来たときはゲストでした。
しかし今日、我々は友人としてこの場を離れます。
皆さんのことは決して忘れません。
このオリンピックはすばらしいオリンピックでした。
この魅惑の街で行われたすばらしいオリンピックでした。
すばらしい都市で行われたすばらしいオリンピックでした。
オリンピックはこれからの世代に貴重な遺産を残すでしょう。
歴史はオリンピック開催前のリオデジャネイロと開催後のリオデジャネイロについて語ることになるでしょう。
国際オリンピック委員会はオリンピックのすばらしい成功を導いた皆さんをたたえたいと思います。
110年前近代オリンピックの父と呼ばれるクーベルタン男爵がユニークなショーを作りました。
オリンピックカップです。
今夜、オリンピックカップはリオデジャネイロの市民の皆さんに贈ります。
国際オリンピック委員会は6人の皆さんを招待しそして、オリンピックカップを贈りたいと思います。
≫リオの街を代表しまして社会プログラムを代表しましてそしてIOCが支持するこの活動。
平和への戦い。
国連のプログラムです。
スポーツを通じて子どもたちを変革するプログラム。
ナタリアさん。
さらに、ボランティアを代表してミシェルさん。
建築チーム、フランシスコ。
そしてヘナット・ソヒーゾさんたちに授与します。
≫今、バッハ会長からオリンピックカップの授与が行われました。
リオデジャネイロの市民の皆さんそれからボランティアの方もいらっしゃいますかね。
≫17日間のすばらしいオリンピックのあとリオデジャネイロでの私の最後の務めを果たしたいと思います。
ここに第31回オリンピック競技大会の閉会を告げ伝統に従って世界の若者にこう呼びかけます。
4年後には日本の東京に集まりましょう。
そこで我々とともに第32回オリンピアード競技大会を開催しましょう。
リオデジャネイロ、さようなら。
≫リオデジャネイロオリンピック閉会式は、いよいよフィナーレに向かいます。
≫フィールドに色とりどりの不思議な模様が現れました。
華やかなコスチュームのパフォーマーたちも登場しました。
≫ブラジルの造園家であり環境デザイナーのロベルト・ブルレ・マルクスさんの巨大庭園をイメージしています。
パフォーマーは480人。
ブラジル固有の多様な植物などを表現しています。
ボサノバの巨匠トム・ジョビンが歌う楽曲「バラに降る雨」に乗せてさまざまな形が生まれていきます。
≫星の形も現れましたね。
波の形でしたでしょうか。
波の模様といえばリオの有名なビーチコパカバーナにある歩道も波の模様ですよね。
こちらもロベルト・ブルレ・マルクスさんのデザインです。
こちらですね。
次第に巨大な庭園が誕生してきました。
≫南米初のオリンピックリオデジャネイロオリンピック。
17日間、ブラジルの大地で熱戦を見つめ続けてきた聖火。
いよいよ消されるときが近づいてきました。
≫サンバ歌手として高い評価を得ているマリエネ・デ・カストロさんが歌っています。
≫雨です。
≫曲は「ペーロ・テンポ・ケ・ドゥラール」。
命あるものは永遠ではなく消えては新たなものが生まれていく時の流れを歌っています。
≫聖火に雨が降り注いでいきます。
≫生命の源、太陽をイメージした美しい動きに包まれキラキラと光を放つ聖火台。
そこに、雨は降り続きます。
≫聖火が小さくなっていきます。
≫2016年リオデジャネイロオリンピックが終わりを告げます。
≫フィールドの中心に巨大なネットが出てきました。
木ですね。
聖火を消した雨が新たな命をもたらしました。
ここから新たな始まりを迎えます。
新たなスタートを祝う巨大な花火が上がりました。
≫サンバが流れ出しました。
歌われるのは「シダージ・マラビリョーザ」。
すばらしき街という名のリオデジャネイロをたたえる楽曲です。
ガラッと雰囲気が変わりましたね。
≫やはりサンバなしではリオデジャネイロオリンピック終われないということですね。
≫本当にこのリオデジャネイロは美しさだけではなく多くの音楽の才能に恵まれた街ですよね。
≫私たちも競技場ですとかオリンピックパークですとかいろんなところでいろんなリズムの音楽を聴きましたね。
≫各会場で試合が始まる前にサンバ隊が出てきて会場を盛り上げてくれました。
放送時間もあと僅かになってきました。
17日間選手たちの躍動する姿に私たちは感動や、驚きを覚えました。
≫リオデジャネイロでは9月7日から12日間の日程でパラリンピックが開かれます。
熱戦はまだまだ続きますがオリンピックは幕を閉じます。
大会を通じ人種や宗教など違いを超え多様な人々を認め合おうという多民族国家ブラジルらしいメッセージをこのオリンピックは伝えてくれました。
世界各地では今も争いやテロが続いています。
しかし、オリンピックは平和の祭典としてまた4年後、再び平和の火をともしてくれることでしょう。
≫今回のオリンピックも治安の問題ですとかさまざまな不安を抱えた中で開かれたわけですが大きな混乱もなく幕を閉じました。
本当によかったですね。
そしてリオデジャネイロ大会を熱戦で盛り上げてくれた日本の選手たち。
次の東京オリンピックに向けて選手たちは、もうすでに鍛錬の日々が始まっています。
もう次の大会に出たり新しい練習が始まっていたりと選手たちの動きは始まっているんですよね。
≫今回の大会で得た悔しさそして、歓喜すべての感情を4年後につなげてほしいと思います。
東京ではどんな感動が待っていてどんなメッセージが世界へと発信されるんでしょうか。
≫4年後、選手たちが輝く姿にまた会える日を楽しみに待ちましょう。
≫17日間にわたるリオデジャネイロオリンピック終わってしまいましたね。
≫まだ余韻は覚めてないですけれども。
≫感動的な閉会式でしたけれども見てるときにもあの場面、この場面いろんな場面が出てきましたね。
≫私たちに感動を与えてくれた一場面を作り上げたこの人にスタジオに来ていただきました。
スタジオにはリオデジャネイロオリンピック競泳男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也さんとバドミントンで北京、ロンドンと2大会連続出場された潮田玲子さんです。
よろしくお願いします。
≫まずは瀬戸さん銅メダルおめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫銅メダル触れたいところではあるんですがちょっとその前に閉会式直後なので。
閉会式、映像に出られていましたよね。
≫ちょっとモニターのほうに少しだけ映ったと聞きました。
あれは、歌舞伎だったんですか?なんだったんでしょうか?≫いきなり、やってと言われて係の人に。
だから、ドジョウすくいと歌舞伎かなって3人でやりました。
≫ほぼアドリブでやったんですね。
≫変なふうになっちゃったんですけど恥ずかしいですね。
≫世界中に見てもらいましたけどね。
さて、銅メダルなんですけど…。
≫本物ですよね。
≫こんな大きさなんですね。
表彰式で皆さんかけてもらうときに必ず重たいと言う表情を出してたんですけど重たいんですか?≫500gあるらしくて今まで自分がもらった世界大会のメダルとかも含めて一番重たいメダルでした。
オリンピックどうでした?今回。
≫自分の中では悔しいオリンピックかなと思っていて自分が思うようなレースができなかったので。
でも、この経験を次のオリンピック、東京で絶対に生きてくると思うので今回の結果をプラスに考えてこれからも頑張っていきたいと思います。
≫潮田さんは今回のオリンピックたくさんご覧になっていたと思うんですけどどんな気持ちで応援されていましたか?≫本当に手に汗握る感じですよね。
もちろん瀬戸さんと萩野さんの初日のレースも見ましたし。
あのメダルで日本勢に一気に勢いがついたなという印象がありましたね。
≫この興奮が次は東京でというところなんですけれどもやっぱり、ワクワクしますよね。
≫ワクワクしますね。
リオを見てても、これが次東京にくるんだと思うとすごく楽しみです。
≫その感動が続いている私たちなんですけれども先ほどの閉会式でもとりわけ印象に残ったのがリオから東京へ、このように大会の旗を引き継ぐフラッグハンドオーバーセレモニーでした。
旗を振っていますね。
この時間は東京のスタジオからこのセレモニーに込められた人々の思いですとか2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた期待などをお伝えしていきます。
≫番組では皆さんから2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた期待のメッセージを募集しています。
メールやツイッターなどでお寄せください。
なんでもいいですからね。
≫瀬戸さん次、金をお願いしますとかなんでも結構ですからね。
≫よろしくお願いします。
では、早速フラッグハンドオーバーセレモニーに登場したスペシャルゲストと中継がつながっています。
≫北島さん、こんばんは。
≫北島さんの準備整ってませんでしたね。
次はこの興奮、東京というわけなんですけれどもその東京を世界中にアピールしたフラッグハンドオーバーセレモニー振り返っていきましょう。
≫まずは、このセレモニーですね。
オリンピック旗の引き継ぎがありました。
リオデジャネイロ市長からIOCのバッハ会長へ。
そして、和服姿の東京都小池百合子知事へと旗が手渡されました。
≫ベージュ色のお着物で鶴があしらわれています。
この旗は2020年の東京オリンピック閉会式まで東京都庁に掲げられます。
そして「君が代」がこのあと歌われます。
女声合唱団によるハーモニーです。
≫このようにパフォーマーが集まるにしたがって中心に日の丸が現れたんですね。
そして、ありがとうとオブリガード。
どちらもありがとうとRIOの3文字が含まれています。
考えましたね。
≫各国の言葉でありがとうという文字がこの会場中に表示されています。
≫実はこの「ありがとう」には3つの感謝の意味が込められていまして1つ目は東日本大震災で世界中から寄せられた支援に対しての感謝。
2つ目は東京を2020年の開催都市に選んでくれたことへの感謝そして、3つ目はリオデジャネイロからすばらしい大会を開催してくれたことへの感謝です。
そしてショーが始まったんですよね。
東京の風景をバックにさまざまな競技が演出されましたね。
「キャプテン翼」も出てきました。
ここで北島康介さんがボールを投げてリレーが始まります。
≫マリオに変身されました。
≫そうなんですよ。
ここが驚きだったんですよね。
≫土管が現れましたよ。
≫リオは遠いということで掘ってしまってリオまで行こうという演出なんですね。
ということでおなじみの音楽で現れたのがマリオ。
安倍首相でした。
≫地球を通り抜けてやってきたという演出でしたね。
≫我々も驚かされましたね。
そして、ここからショーがいよいよ始まりましてAR・拡張現実と呼ばれる最新の映像技術を活用した演出です。
≫33の競技をイメージしたアニメーションがフィールド上に下りてきています。
そして、フィールドには50人のダンサーたちです。
振り付けはPerfumeの演出やライブ演出を手がけるMIKIKOさん。
さまざまなスポーツの動きをモチーフにしたダンスパフォーマンスです。
≫ここで遠めに見ていると本当に色鮮やかですね。
そしてこの中央ですね。
≫ダンサーたちの中でひときわアクロバティックな動きをしているのが青森大学男子新体操部のメンバー20人です。
≫青森大学といえば全日本大学選手権で14連覇中の強豪校なんですね。
プロのダンサーたちに交じってダイナミックな演技で観客を魅了してくれました。
≫全く引けを取りません。
≫このジャンプ。
≫高いですね。
≫ダンサーたちが動かしている四角形のフレームは光り方がプログラムで制御されているんだそうです。
≫この辺、本当に光の鮮やかな演出ですよね。
≫美しいですよね。
≫ここら辺も本当に細かな動きなんですけどね。
しっかりと決まっています。
ちょっと雨が降っていて心配されたんですけれども。
≫立派な演技でした。
≫ここでまた新たな展開を迎えます。
≫映像が投影されています。
東京の夜景ですね。
≫隅田川ですとかレインボーブリッジなど水辺の風景が投影されていますね。
≫手拍子の中、衣装を替えたダンサーたちが出てきました。
≫ここから3つの舞が披露されます。
まずは、土管の上アスリートたちを応援する応援団をモチーフにした応援の舞です。
さらには手旗信号で感謝の気持ちを表すありがとうの舞です。
そして日本人の礼儀作法を取り入れたおもてなしの舞です。
≫にぎやかなパフォーマンスの中徐々に光るフレームが中央に集まっていきます。
≫ここで、何ができるか私たちはワクワクしましたね。
≫ライトの色が紅白から青へと変わっていきましたよね。
≫ここでご覧になった方想像してひょっとしてあれができるんじゃないかと思われた方も多かったかもしれません。
≫土管を囲むようにしてできたのは市松模様。
2020年東京オリンピックのエンブレムです。
≫そしてこのプレゼンテーションいよいよフィナーレに近づいていきます。
≫フィールドに現れたのは東京の影絵です。
富士山を背景に東京タワーやレインボーブリッジ雷門や東京都庁もあります。
≫そして、この土管からはスカイツリーのオブジェが空に伸びていきます。
最後に登場したのはこのメッセージ。
≫東京で会いましょう。
「SeeyouinTokyo」。
≫という東京のプレゼンテーションだったんですがどうですか?率直にご覧になって瀬戸さん、どうでした?≫気合いが入ります。
≫まだ、なかなか東京にくるということが形にできていなかった。
想像できていなかった人も多いかもしれませんけどやっと、意識がわいてきたというところでしょうかね。
≫もちろんレースが終わったあとに次に向けて始まっていると自分の中で思ってはいたんですけどそれがこうやってクロージングセレモニーとかで次、東京にくるというのもパフォーマンスとしてあるのでさらに盛り上がってくるしどんどんオリンピックが近づくにつれて日本全体が盛り上がってくるんじゃないかなと思います。
≫潮田さんは、この閉会式どうご覧になられましたか?≫美しかったですよね。
まさに、美しい日本が表現されていましたしやっと東京スタートしたなという実感がわきました。
≫本当にそれを感じさせてくれるセレモニーでしたよね。
改めてオリンピックについて少し聞きたいんですけど瀬戸さん、オリンピックは選手にとって特別なものでしたか?≫やっぱり今回初めてオリンピックに出させてもらえて自分が水泳をやってきたころから夢の舞台と思っていたのでやっぱり本当に行ってみたらすごくいつもの試合よりも盛り上がっているんですけど自分の中では世界大会とは緊張度はそんなに変わらなかったですけどでもやっぱりいろんな競技の方とか大会の規模がすごく大きかったのでやっぱりここが最高峰の舞台なんだなと思って。
とにかく、自分の中では楽しかったしでも、いろんな収穫があったオリンピックでした。
≫やっぱり雰囲気とか違います?≫正直、水泳の会場で選手とかは世界水泳とか世界大会とあまりメンバーは変わらないので雰囲気自体は変わらないんですけれども試合のときの応援の大きさが世界水泳とかよりは大きかったかなとは思いました。
≫潮田さんは2度オリンピックに出場されていますけれどもやっぱりオリンピックというのは違うんですかね。
≫本当、今、瀬戸さんがおっしゃったように試合が始まってしまえばそんなに、ほかの大会とは大差はないんですけどやっぱり、観客席にお母さんがいたりお父さんがいたりふだんいない人とかそういうのもやっぱりオリンピックなんだなと感じる1つではありますよね。
≫なんか今回ドラマたくさんあったんですけど印象に残ってるシーンはありますか?≫私はバドミントンの高橋・松友ペアの大逆転の金メダルですね。
これが一番印象に残っています。
ちなみに瀬戸さんは?≫潮田さんが言われたようにバドミントンがすごくてほかにもいろいろあるんですけど日本に帰って見たんですけど男子の4×100mリレーが衝撃的過ぎて鳥肌がずっと止まらなかったです。
≫ここで早速なんですが先ほどつながらなかったんですがフラッグハンドオーバーセレモニーに参加したスペシャルゲスト北島康介さんとつながっています。
≫北島さん、こんばんは。
そして、東京都知事の小池さんこんばんは。
≫こんばんは。
≫こちらは、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムにありますNHKの特設ブースです。
先ほど、セレモニーに参加された東京都の小池百合子知事とそして、北島康介さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
まず、小池さん。
ハンドオーバーセレモニー雨の中大変でしたね。
≫そうですね。
ここはやっぱり着物じゃないとと思いまして、バシッと決めたつもりだったんですが。
特に旗をちょうだいしたときから雨が激しくなりましてずぶぬれになりまして残念ながら着替えてしまいました。
おきれいなお着物でしたよ。
≫ありがとうございます。
≫オリンピックの旗を受け取った瞬間どんな思いでしたか?≫旗自体は見かけよりは重くないんですね。
しかし、責任たるや、その重さに何か本当にずしっとくるものがございました。
≫リオから東京へのフラッグハンドオーバーセレモニー最後には、マリオにふんした安倍総理から北島さんへボールを渡してそれが合図になって会場に花火が打ち上がりました。
あの瞬間はいかがでしたか?≫緊張しましたけれども本当に貴重な経験をさせていただき本当に光栄に思っています。
≫会場の雰囲気は下にいるとどんな感じですか?≫選手たちにもちょっと会えたりしてあいさつできたりしたのですごいよかったです。
≫小池さんは、東京のショーはあまり細かくは見られませんでしたか?どうでしたか?≫1か所しか見られなくてレスリング、残念ながらグルジアに負けてしまったときだったんですけどね。
銀メダルを。
≫今日のショーはどうでしたか?≫今日のショーは途中から裏のほうに回って皆さんが準備をされているところが本当にラテンって感じで裏のほうでもだいぶ、盛り上がってました。
≫閉会式自体はご覧になってどうですか。
≫まずリオのパエス市長、そしてバッハ会長この3人でフラッグのハンドオーバーを行ったわけでありますけれどもやはり、パエス市長も4年前を思い出すとおっしゃっていました。
ロンドン、当時はボリス・ジョンソン市長から自分はそのときに旗を受け取ったと。
あのころをよく今日は思い出したんだという話で。
本当に、リオのオリンピックも大変あちこちの会場を私も見てまいりましたけれどもいろんな工夫がされていたりまだまだ課題があったりということで東京も学ぶ点はたくさんあったと思います。
≫北島さんも今回はリオに長期間滞在されてさまざまな会場で競技を見てこられましたが初めて選手としてではなく競技を見てどうでしたか?≫現役引退して選手としてではなく初めて外からオリンピックを最初から最後まで見させてもらって、非常に毎日感動する日々を送らせていただき非常に元気をいただきましたし選手が本当に頑張っているところを見るともっと自分も頑張らなきゃなというそんな気持ちにさせてもらえる毎日でした。
≫楽しかったんじゃないですか?≫すごい楽しかったです。
毎日興奮があって。
今まで見たことがない競技も見れたりしたので。
選手のときに見ておけばよかったなと思う競技も中にはあったり。
非常に楽しい毎日を本当過ごさせてもらいました。
≫小池さん、現地視察もいろんなところをされて次の東京オリンピック・パラリンピックに向けてどんな課題を感じていらっしゃいますか。
≫やはり、リオとまた違う文化でそして東京で大都市で行うわけであります。
それだけに例えば会場の問題。
まだまだ課題はあると思います。
仮設でいい場合もありますでしょうしいくらかかるのかといったこともあります。
それをできるだけ透明にしながらそれでいて、やっぱり私、今回こちらでつくづく思いましたのは東京の我々の間では会場にいくらかかるかとかそんな話ばかりしていますけれども最大はやっぱりアスリートの皆さんの頑張りです。
本当、今回41のメダル最多ですよね。
一人一人頑張ってくれましたし金、銀、銅ざくざくではないですけど本当にアスリートの皆さんがあってこそのオリンピック・パラリンピックだと思いますのでそういったことが生かせるようなそんな東京オリンピック・パラリンピックにしていきたいと思います。
≫やはりアスリートファーストで選手たちが頑張れる環境をみんなで作っていかなきゃいけないかなと思うんですね。
≫私もウエイトリフティング協会の会長をさせていただいておりまして今回、初日に試合が始まって三宅宏実選手も銅メダルに輝いてロンドンに続いて2連勝ということでした。
彼女もスナッチっていっていっぺんにバーベルをあげる。
あれは1.5秒なんですよ。
上にあげるまでね。
リフトアップするまで。
4年間、そのために1.5秒のために頑張ってる。
水泳もそうだと思うしそのことを考えるとやはりアスリートファーストということを絶対に忘れちゃいけないと改めて思いました。
≫北島さん、その辺りどうですか。
≫選手が気持ちよくプレーしたりとか競技できる環境は本当に必要だと思いますしまた海外の選手が本当、日本に来てよかったなすごいいい会場でパフォーマンスできたよと言ってもらえるような大会になってほしいなと思いますけどね。
≫また選手のパフォーマンスをあと押しする我々の応援というのも今回リオでもすごく感じたんですがやはり、見ている人たちの応援というのも…。
≫それは大事です。
みんな一丸となってこのブラジルもそうだと思うんですけど国中の人が自分の国の選手を応援する。
それは本当に選手にとっては一番、力になりますから。
≫小池さん、課題とともに東京への期待も今回感じられたんじゃないですか?≫やはり、東京2020楽しみだと。
先ほどもIOCの理事の皆様方からも声をかけていただきました。
でも、さっきから私画面が気になってしょうがないんですけれども台風がきてますよね。
東京、今も大変ですけれどもオリンピックのときの気候も気になりますしヒートアイランド対策などもしていかなければならない。
こういったところも含めて本当にすばらしいオリンピック・パラリンピックにいろんなイノベーション工夫もしながら進めたいと思います。
≫北島さんは4年後の東京オリンピックに向けてどんなことを期待したいですか?≫僕は本当生まれた街が東京なので江戸っ子なのでそこにオリンピックがくるという本当に夢のような。
もうちょっと早くきてほしかったなと本心ではあるんですけど。
本当、世界中の人に楽しんでもらって選手が本当に最高のパフォーマンスができる夢のあるオリンピックになってほしいなと思います。
≫また復帰ということはないですか?≫それはもうちょっと考えさせてください。
≫でも、大都市東京本当に江戸っ子としても楽しみでしょうし選手を迎えるという大きな責任もあるでしょうし。
≫海外の選手と話していても本当に東京に来るのが今から楽しみだという声も僕のところに話してくれたりする選手がいるのでそれまで頑張ってサポートするようなことを僕は伝えているので。
≫後ろで、かなり…。
ずっとサンバのリズムが流れていまして。
≫また私今回、会場に行って一緒に応援をしたブラジルの方々も次は東京だよねと。
東京の開会式には絶対に行くからと言ってくれていまして非常に東京に向けて期待が高まっているなと感じました。
≫この期待をどんどん4年かけてずっとその期待を上げていく努力というのをしたいですね。
≫それから北島さん東京のスタジオには後輩の…。
≫瀬戸選手がいますよね。
≫何か会話してください。
≫大也、聞こえますか。
≫聞こえます。
≫大也、2020年に向けてさっきも抱負を言っていたと思うんだけど気合い入ったんじゃない?≫やっぱりこのクロージングセレモニーを見てさらに気持ちが高ぶってきました。
≫4年間かけてまたじっくり強化してまた4年後、一番高いところに上れることを期待しています。
≫頑張ります。
≫瀬戸選手だけではなくてたくさんの選手が4年後に向けてもう始まっているんですよね。
≫もうスタートは切ってます。
≫小池さん、最後に東京オリンピック・パラリンピックに向けて決意をお願いします。
≫日本、東京のメッセージを世界中に伝えていくということ。
ぜひ、環境の面でもすばらしいそんなオリンピック・パラリンピックにしていきたいと思っています。
≫北島さんはどうですか?≫一生懸命、応援します。
≫みんなで応援しましょう。
リオデジャネイロのNHKの特設スタジオからお伝えしました。
お二方、どうもありがとうございました。
≫本当に北島さんと小池知事ありがとうございました。
瀬戸さんメッセージありましたね。
北島さんから。
≫自分だけではなくて競泳チーム今回金メダルが2つ出ていてロンドンオリンピックよりも個数は少なかったんですけど内容がすごく充実した結果だったので東京オリンピックもさらに自分たちの出だしが今回みたいな感じでほかの選手たちのパワーになればなと思うのでとにかく自分は4年間みっちりと準備をして東京オリンピックの初日から萩野公介と一緒に金メダル争いをしてそれ以外の種目でも金メダルを目指して頑張って自分たちが最初に盛り上げていけたらなと強く思いますね。
≫瀬戸選手も、力強い言葉をおっしゃってくださったんですが視聴者の皆さんからもメッセージが寄せられています。
ご紹介しましょう。
≫多分、多くの方、歌舞伎を見てくれたんだと思います。
どっちが金、銀なのかちょっと気になりますけどね。
≫閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでは映像やダンスを交えたおよそ8分間のプレゼンテーションで東京を世界にアピールしました。
その制作の舞台裏をNHKが独占密着取材しました。
≫今回のプロジェクトは東京・渋谷にあるビルの一室でスタートしました。
≫参加したのはさまざまな分野で活躍するトップクリエーターたちです。
有名テレビCMや企業キャンペーンを数多く手がけてきた佐々木宏さん。
デジタル技術を応用した映像表現を追求する菅野薫さん。
ミュージシャンの椎名林檎さん。
そしてPerfumeやBABYMETALなど人気アーティストの振り付けやライブ演出を手がけるMIKIKOさん。
企画と演出はこの4人が担当しました。
≫総合演出を担当したのは東京ドームなど大きな舞台での仕事経験が豊富なMIKIKOさん。
プレゼンテーションのテーマは世界を変えるスポーツの力。
プロのダンサーだけでなく若いアスリートチームにも参加を求めました。
全日本学生選手権で14連覇中の強豪青森大学新体操部の学生たちです。
機敏でエネルギッシュな動き。
若者たちにMIKIKOさんが期待したのは…。
≫新体操部の学生たちにとって屋外のスタジアムで演技するのは初めての経験です。
この日はマラカナンスタジアムとほぼ同じ広さの競技場で練習を行いました。
≫MIKIKOさんの演出をもとに学生たちを指導したのは新体操部の中田吉光監督です。
中田監督が気になったのは部員たちの演技がいつもとは違って見えることでした。
室内の競技場では手足の指先まで意識した繊細な動きが求められます。
しかし、ここではそれが目立たないのです。
≫広いスタジアムでは大きくダイナミックに動かないと躍動感が出ない。
学生たちは演技を一から見直しました。
20人の参加メンバーの中で大役を任された1年生がいます。
土田琢斗さん、18歳です。
挑むのは空中で1回転する技。
目標は遠くの観客席からも見える高さ4m。
しかし、地面に落ちるのが怖くてうまくいきません。
≫MIKIKOさんは今回日本人が得意とする正確で緻密な動きを表現する仕掛けを考えていました。
東京オリンピックのエンブレムになるフレームです。
45個のフレームは一つ一つの動きが細かく計算されていました。
≫動く角度やタイミングが1つでもずれるとうまく完成しません。
正確さと集中力。
そしてチームワークが求められるのです。
さらにMIKIKOさんはフレームの移動をより魅力的に見せる演出にもこだわっていました。
≫4年後の東京大会を世界に向けてアピールする。
プロのダンサーたちは美しくスピード感にするための練習を繰り返していました。
フレームの移動をより魅力的に見せる方法を探っていた学生たち。
どうすればよりダイナミックに見えるのかみんなで知恵を出し合い検討を重ねました。
メンバー全員の気持ちが1つにまとまり始めます。
そして迎えた通しリハーサルの日。
マラカナンスタジアムの観客にアピールできる演技になったのか。
MIKIKOさんは不安な面持ちで見守りました。
学生たちの動きは大きく伸びやかなものに変わっていました。
空中で1回転する土田さんの技は…。
高さ4m、土管を越えました。
フレームも躍動感のある動きとともに少しずつ移動します。
そして東京オリンピックのエンブレム市松模様は…。
すべてのフレームがぶつかることなく収まりました。
見ていた人たちの反応は…。
≫MIKIKOさんたちが追い求めていた演技がようやく形になりました。
本番10日前。
リオデジャネイロにある軍の施設。
MIKIKOさんたちは最後の調整作業に入っていました。
映像を投影するシートを動かす現地のボランティアも加わりました。
≫その努力のかいあってこういういい閉会式になりましたよね。
≫見事な演技でしたね。
≫現地、雨が降ってあまりコンディションはよくなかったと思うんですけど青森大学の学生の頑張りもあってこのように見事な市松模様が作り上げられました。
瀬戸さん、同じ学生が頑張っていたのを見てどうですか?≫こういうふうにVTRとかを見ないと自分は見れていないのでこういうふうに見えないところでたくさんの人がさまざまな分野の人が東京オリンピックを盛り上げるためにすごくいろんなところで努力してもらって自分たちが輝けるところだと思うので本当にいろんな人に感謝しなきゃいけないしすごく感謝の気持ちが出てきました。
≫潮田さんも大学生たちの頑張りどうご覧になりました?≫美しかったですよね。
ただ言われてやるだけではなく自分たちで工夫をしてどうやったら美しく見えるかを考えてやったとおっしゃったのですごいすばらしかったです。
≫本当、美しかったですよね。
≫アスリートの美しさを十分に表現できていましたね。
≫このいわゆるセレモニーの中では人文字が出てきたんですけれども。
「オブリガード」「ありがとう」と出てきましたけど実はこの人文字を作っているのは福島の学校の生徒など東日本大震災の被災地や2020年の開催都市東京の子どもたちだったんです。
およそ1万人が参加したということです。
本当に見事な演出でしたよね。
≫話の中ではスポーツが人を奮起させるとスポーツがあるから頑張ろうという気持ちが起きるということがありましたけれども潮田さんはどう思いますか?≫本当に今回、久しぶりに客観的にオリンピックを見たんですけど本当に選手の頑張りで勇気ももらえましたし私も頑張らないといけないなという後押しをしてもらったので本当にスポーツって力があるんだなというのを改めて感じました。
≫今までは、なかなかオリンピックをずっと間近に見る機会はなかったんですよね、きっと。
≫どちらかというと自分がその場所で力を尽くしたり表現するほうが強かったので客観的に見ることはなかったんですけどこんなにも意味があるものだったんだなということは客観的に見て感じるところでしたね。
≫瀬戸さんはスポーツの力どう感じていますか?≫自分は今、競技者として土俵に立っているんですけど今回、オリンピックを見てやっぱり日本人選手の活躍がすごく目立ったし自分も、その日本人の活躍で自分も頑張らなきゃいけないって思ったし、そういうパワーはすごくあるものだと思ったのでスポーツをしない人でもオリンピックを見て仕事頑張ろうとか学校頑張ろうって思ってもらえたらうれしいと思うので自分はとにかく自分ができることは頑張って競技をいいレースをするということなのでそれに集中して頑張りたいなと思います。
≫ここで映像の中でご覧いただきました青森大学新体操部の中田監督と電話がつながっています。
≫中田さん。
≫こんにちは、中田です。
≫よろしくお願いします。
中田さん、部員たちの晴れ舞台ご覧になっていかがですか?≫雨が非常に気になっていたし演技自体もちょっと気になる点はあったんですけどまあまあうまくできたかなとは。
≫雨で滑りやすくなっていたり我々も心配していたんですけどそこが心配でしたか?≫ずっと閉会式を見ていてかなり強い雨だったので気にはなってました。
≫最初にセレモニー出演のお話があったときというのは中田さん、どう思われてました?≫我々、男子新体操は日本の発祥のスポーツなんですよ。
競技としても歴史があるんですけど競技人口が少ないとか国際大会もまったくありませんし。
ですから世界スポーツの祭典である夢の舞台に参加できるということに関してうれしく思ってます。
≫新体操というのはオリンピックの種目ではないわけですからね。
今のお話からもあったように。
そういう意味でいうとこういった、世界が注目する場で披露できたというのは感慨深いのではないですか?≫日本の国民のみならず世界の人に知っていただきいい機会だったと思います。
≫このあとメンバー帰国すると思うんですけれどもまず、なんと声をかけてあげたいですか?≫まず、とにかく私の前にちゃんと顔を見せてほしいというのが1つ。
そして、やっぱりお疲れさまと言うべきでしょうね。
≫ちなみにこのダイナミックな演技を目指して皆さんやっていましたけれどもどんなところ苦労しました?≫映像にも話が出てたんですけど離れると全く我々の細かい動きが見えないというのが1つありますのでとにかくMIKIKOさんのイメージすることを再現できるようにしながら我々としては躍動感や力強い動きであるとかスピード感であるとか体の持つしなりというのを大事にやってました。
≫本当に美しさ伝わってきましたよ。
≫ありがとうございます。
≫どうか、ふだんは厳しいということなんですけどねぎらってあげてくださいね。
≫人相悪く映ってますよね。
≫中田さん本当にありがとうございました。
≫さらに、この方から東京オリンピック・パラリンピックに向けた期待のメッセージが届いています。
≫今回のプレゼンテーションで演出と音楽監督を務めた椎名林檎さんです。
4年後の東京に世界の一流選手たちが集まる日を心待ちにしています。
≫子育て中の母親でもある椎名さん。
東京大会は、日本の子どもたちに大きな希望を与えてくれると考えています。
≫本当にこの言葉にあったようにオリンピックというのは本当に大きなパワーを持っているんですよね。
≫そして、受け継ぐというメッセージですよね。
今、夢という話がありましたが瀬戸さんはどうでした?子どものころ、オリンピックは憧れてました?≫憧れでした。
小さいころ、オリンピックアテネぐらいからしか記憶は残っていないんですけどシドニーオリンピックで活躍している選手になりたいとか小さいときのビデオに残ってたりするのでそのときぐらいから活躍しているマイケル・フェルプス選手に今回、お会いして200mバタフライを一緒に泳がさせてもらってフェルプス選手の試合に臨む姿勢とかっていう本気のところを見られたので本当に勉強になりましたし自分もこういうふうになりたいって本当に思いました。
≫憧れの選手と話す機会とかあったんですか?≫やっぱりすごく選手村にいるときから自分のモードに入ってるじゃないですけどあまり周りを寄せつけない感じがあったので。
本当に4年に一度の大きな舞台でしっかりと結果を残すというのは自分のペースを乱さないでやっていくという姿勢が見れたのでしゃべれなかったですけどフェルプス選手がいることによって自分は、外からいろいろ勉強させてもらいました。
≫フェルプス選手が瀬戸さんに夢を与えてきたように今度は瀬戸さんが子どもたちに夢を与える立場ですよね、東京は。
≫そういう立場になれるように頑張りたいと思います。
≫潮田さんは4年後東京オリンピック・パラリンピックにお子さんを連れていきたいと思ったりはしますか?≫私自身は本当に子どものときにオリンピックをなかなか見る機会がなかったんですね。
ですが、そのオリンピックがこの東京で開催されるということは本当に間近で見ることができますしやっぱり瀬戸さんの頑張りだとか私の息子にも見てもらいたいなと思うんですけどそうやって実際に見ることによっていろんなイメージが湧くと思いますし夢に対して、前向きにとらえるようになるとは思うので絶対連れて行きたいなというふうには思ってます。
≫オリンピックというのは子どもたちへ受け継ぐバトンと椎名林檎さんもおっしゃっていたんですけれどもどう感じましたか?≫まさにそのとおりだなというふうには思いますよね。
重複することがあるかもしれませんけどイメージできるというのは目標についてわかりやすいですし本当に私もこういうふうになりたいって思うのってすごく大事なことだと思うんですよ。
それって子どもたちに未来を託したり夢を託すことにつながるので、そういう意味でも期待しますよね。
本当にワクワクしてきました。
≫いよいよ4年後というわけなんですけれども東京オリンピック・パラリンピックには世界も注目しています。
リオデジャネイロで期待の声を聞きました。
≫日本の夏といえばやっぱり、浴衣。
≫筆を使って漢字にも挑戦。
大会のメイン会場からおよそ3km離れたところにあるジャパンハウスです。
4年後に開かれる東京大会に向け日本のさまざまな魅力を発信しています。
東京都のほか農林水産省や官公庁などが18のブースを設けました。
日本をより身近に感じることができる体験コーナーもあります。
≫ステージでは各地の伝統芸能を披露。
≫ジャパンハウスで最も人気なのは日本のお酒の試飲コーナーです。
一度味わってみようと大勢の人が待っています。
≫ここでは日本酒や焼酎、泡盛など6種類の味を楽しむことができます。
≫東京大会はスポーツだけでなく日本文化を世界に向けてアピールする絶好のチャンスになると期待されています。
≫選手たちの活躍の裏ではああいった場所でも盛り上がりを見せていたんですね。
≫浴衣に書道に日本酒にたくさん魅力がありますから伝えていかないといけないですね。
瀬戸さん今回はリオデジャネイロで日本への期待などは耳にしましたか?≫いろんな選手から日本はどうなのかということはあんまり聞かなかったですけど水泳の会場で本当に日本の反対側のリオまで応援に来てくださった方々の日の丸の数がやっぱり自分の中では白に赤ってすごく目立つしすごく自分も好きなので見るといっぱい振ってくれていたのでこれが東京オリンピックになったら日の丸だらけでほかの国旗見えないんじゃないかと思ったので遠いリオまで、たくさんの人が応援に来てくれるっていうのは本当に期待されてるんだなって思います。
≫そういう日の丸を会場でご覧になった現地の方も日本への期待高まりますよね。
≫多分、そうだと思うんですよね。
日本人はオリンピックが好きなんだと。
これだけ地球の反対側から見に来るというのはそれだけ愛しているんだというメッセージを観客の皆さんも伝えてくれたかもしれませんね。
潮田さんはこれまでのオリンピックで心に残ったおもてなし何かあります?≫私は北京オリンピックのときに選手村に入ったときに皆さん明るくウエルカムといった感じで声をかけてくださるんですけど選手一人一人に現地の子どもたちが絵はがきを書いてくださったんですね。
それはすごく印象に残っていてやっぱり子どもたちが歓迎してくれるのがすごくうれしかったですしそれを自分は競技を通じて返したいなというのは思いましたよね。
≫絵はがきにどんなメッセージが書いてあったんですか?≫絵で描いていたんですよね。
言葉は通じなくても絵で描いてウエルカムというふうに書いてくれたりあと、わざと日本語で書いてくれたりとか。
そういうのはすごくうれしかったです。
≫次に私たちが迎える立場としてはどんなおもてなしができると思いますか?≫なんか、よく海外の選手に日本の浴衣を買ってきてと選手時代言われたりもしていたので着物を着てもらったりだとかあとは子どもたちを巻き込んでなんかお手紙だったりいろんなことをやりたいなと思いますね。
あと花火とかも、日本の花火ってすばらしいじゃないですか。
だから、そういうのが毎日上がったら私たちもうれしいなと思ったりもするんですけど。
楽しく日本のお祭りという感じでやってもらいたいですよね。
≫オリンピック見てますと花火というのは大体、閉会式とか開会式だけになってしまいますけどぜひ、開会中に東京湾めがけて。
≫毎日上がるといいですね。
≫日本人選手が金メダルとった瞬間とか。
≫それいいですね。
≫また、スカイツリーも日本人選手が金メダルとったら金色になるとかね。
今回、スカイツリーはブラジルの国旗にライティングされたりとか確か金メダル金色にライティングされてたりしていたようなので。
≫日本の国旗にもなっていましたよ。
≫そうやって全体で盛り上げていくのが大事になってきますね。
本当にワクワクしてきました。
何回も言ってますけど。
まだ4年なんですけどあと4年ですからね。
≫もう来年にでもやってもらいたい勢いですよね。
≫メッセージ紹介しましょう。
≫やっぱりメダルがとれる種目ですからちょっと頑張ってほしいですね≫オリンピック休暇ね。
どうでしょうね。
できますかね。
≫夏休みがちょうどあるので普通に働いている方々もお休みしてその期間は、ぜひ東京に来て見てもらいたいですよね。
≫ちょっと、オリンピックやっている間は仕事をしている気にはなれないですよね。
≫やっぱり今回の期間中も時差12時間あったんですけどやっぱり夜中は見てしまいましたもんね。
≫もう1つメッセージあります。
ここは大事ですよね。
そういったメッセージもぜひ東京から発信していきたいなと思いますが番組の最後に近づいてまいりました。
潮田さん、改めて聞きますが地元で開催される東京オリンピック・パラリンピック楽しみですね。
≫楽しみしか言いようがないんですが本当にそれぞれがいろんな関わり方ができると思うんですね。
選手だったりスタッフだったりあとは、今回はボランティアもいろんな方々が手伝って日本中で作り上げていくオリンピックだと思うのできっとそれの経験が私たちの人生を豊かにしてくれると思うので何か、少しでも関わり合えたらいいなというふうに思いますね。
≫ぜひお子さんも何かにね。
≫瀬戸選手の試合絶対応援に行きます。
子ども連れて。
≫ありがとうございます。
≫東京大会、ご自身としてはどう関わっていきたいという思いがありますか。
≫私自身は選手の頑張りを伝えるキャスターで関わり合えたらなというふうに思いますよね。
なかなか、ふだん日の目の当たらない競技だったりいろんな選手の思いがあると思うのでそれを伝えられたらなと思います。
≫そして、瀬戸さんリオが終わった、その日に聞くのもあれなんですけど4年後どのような目標でしょうか。
≫今回やっぱり自分自身いいパフォーマンスができなかったので4年後の東京オリンピック皆さんの目の前で最高の泳ぎができるように1日1日大切にして本当に自分はフェルプスみたいになりたいのでスーパースターになれるように4年間頑張っていきたいと思いました。
≫ぜひ子どもたちに夢を与えてください。
≫頑張ります。
≫本当にお二人ありがとうございました。
今日のゲストは競泳男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也さん。
そしてバドミントン北京ロンドンの連続出場をなさった潮田玲子さんでした。
ありがとうございました。
≫オリンピックというのは私たちに本当に感動を与えてくれます。
オリンピックの力オリンピックのよさ改めて感じました。
リオの感動の次はいよいよ、東京です。
(テーマ音楽)2016/08/22(月) 07:30〜11:00
NHKEテレ1大阪
リオオリンピック◇閉会式(中継)[SS][字]
メダルラッシュに沸いた感動の17日間、ついに閉幕。閉会式のテーマは「喜びと祝福」!4年に1度の祭典の締めくくりを生中継!
詳細情報
番組内容
過去最高のメダル獲得数を記録した日本!激しい戦いを終えた選手たちの今の表情は?▽テーマは「喜びと祝福」。4年に1度の祭典をブラジル伝統のサンバで盛大に締めくくる!
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:1065(0x0429)