リオオリンピック◇北島康介と振り返る五輪◇バレーボール男子(中継)◇新体操[SS] 2016.08.22


生字幕放送でお伝えしています≫リオデジャネイロオリンピックは最終日を迎えました。
お昼をちょうど回ったところです。
今日も最終日ですがお客さん、徐々に増えてきました。
≫ここまで17日間の日程で行われてきたオリンピック。
28競技、306種目のうちすでに295種目で金メダルが決まりました。
≫どうですか。
あっという間という感じですか。
≫あっという間ですね。
もう終わっちゃうんだ。
≫私ももう最終日なんだという感じがします。
≫まだまだ見たいという気持ちですね。
≫ここからは日本のメダルラッシュに沸いた17日間を振り返っていきたいと思います。
ということでこの時間はすてきなゲストをお招きしました。
アテネオリンピック北京オリンピックの競泳で2大会連続の金メダルを獲得した北島康介さんです。
よろしくお願いします。
すみません、かみました。
≫とんでもないです。
≫北島さんは開会式の日に入られてそこから大会期間中ずっといらっしゃったということですね。
≫ずっと、いろんな競技見させてもらいました。
≫いかがでした?≫本当に、日本の選手の頑張りだったり感動をたくさんいただきました。
≫選手のときより長い期間いらっしゃったと思うんですけれどもどうでした?長かったですか?あっという間でしたか?≫今、こうしてみるとあっという間に終わってしまったなと思います。
本当に選手のときは競泳の期間しかいなかったのでこんなに長く開会式から閉会式までいるっていうのは本当に、初めてのことなので。
いい経験になりました。
≫日本なんですけど今大会メダルラッシュに沸きました。
金メダルが12個銀メダル、8個銅メダル、21個合計41個ということで金メダルが2桁になったのはアテネオリンピック以来なんですね。
そして、合計の41個は過去最高となりました。
その中で、今回のオリンピック金メダル第1号は競泳の400m個人メドレーで萩野公介選手でした。
北島さんはもちろん競泳会場でご覧になってましたがどうでしたか?≫彼とは一緒に練習していた時間も長かったので、彼の思いとか。
オリンピックにかける思いっていうのは間近で見ていたので。
とれてすごい僕もやっぱりうれしかったですし彼が本当に4年前に銅メダルをとってこの金メダルをとるっていうことをずっと4年間かけてやってきたのでその夢がかなって僕も本当に彼以上に喜びました。
≫予選、準決勝、決勝とレース運びが非常に萩野選手巧みでしたね。
≫そうですね。
去年、けがして、大一番で力を出し切るということをここ2〜3年彼は苦手意識を持っていたと思うんですけど。
その中で、このオリンピックにかけて400m個人メドレーでは予選、決勝ときちんと記録を上げて自分が思ったレースをしたというのは本当に金メダル以上の価値を彼は得たんじゃないかなと思います。
≫声をかけていらっしゃいましたがどんな声をかけられたんですか?≫本当に金メダルをとってあの場で、初めて会ったので。
だから彼の喜びだったり僕の喜びをあの場で一緒に共有できたのはすごいよかったなと思います。
≫一緒に練習してきた後輩が、ご自身も立たれた表彰台に立つのはどのような気持ちなんですか?≫僕のときは2日目で日の丸を揚げたので。
彼は、競泳の初日に金メダルをとってくれたので勢いが競泳チームついたと思います。
≫日本チーム全体にも勢いがつく金メダルでしたね。
そして、競泳といえばアメリカのマイケル・フェルプス選手が圧倒的でしたね。
≫すごい、勝負強さというか本当に、ここ一番で勝ってくる。
彼が出てくると会場全体が盛り上がりますし本当にフェルプス劇場といっても過言ではないそんなオリンピックになったのではないかと思います。
≫ここ一番で勝てるその要因ってなんなんですかね。
≫彼は、僕も一緒にこうやって戦ってきてすごい、すごいというふうには思っていたんですけど今回の彼のレース運びであったりレースを見ると飛びぬけちゃってるなというか。
レース運びだったり自分がターゲットにしてるタイムをきちんと出してくる。
その辺は本当に彼しかできないなと思いますし。
ゴール際の勝負強さ。
フェルプス選手に迫った日本の選手、坂井選手も100分の4秒で惜しかったんですけど彼も、すごいとは思いますがそこでも100分の4秒で勝ってくるフェルプスというのは本当に勝負強いなって改めて思いました。
≫でも、坂井選手は東京へ期待が高まりますね。
≫彼は4年後を見据えて大きな自信をつけたのではないかと思います。
≫この経験ぜひ生かしてほしいなと思うですが。
競泳以外にも北島さんはいろんな会場に足を運ばれていて目の前で金メダルを見たのは何個くらいあったんですか?≫たくさんあるんですけど体操は、内村選手の個人もそうですし団体も見させていただきました。
≫どのように感じられましたか?≫競泳と違って得点スポーツじゃないですか。
なので、すごい精神的に揺さぶられるのではという印象を受けましてすぐ結果が分かる競技じゃないじゃないですか。
1種目ずつやって得点が加算されていくという中で。
見ているほうもハラハラさせていただきましたし勝ったときの喜びは一緒になって喜べたというのは初めて、見させてもらってすごい感動いたしました。
≫あと、テニスの錦織圭選手の現場にも行っていたということですけど。
≫テニスも初めて見させていただいて。
錦織選手の駆け引きだったりとかいやなところをつかれていやなところに返していくというラリーだったりそういうところは競泳選手にも見てほしいなと思った部分でした。
≫どうなんでしょう。
なかなか競技が終わると選手って帰らざるを得ないと思うんですけどちょっと、延ばしてね。
≫自分の競技が終わってもほかのスポーツをこうやって見れる環境が近くにあるので見させてあげたいなってそういう気持ちになりましたね。
≫でも北島さんご覧になって、錦織圭選手とお話などはされたんですか?≫銅メダルとったあとにおめでとうってひと言声をかけにいきました。
≫アスリート同士の分かり合えることなどあるんですかね。
≫びっくりされます。
あ、ああ…。
みたいな。
≫そうですよね。
あ、北島さんだ!みたいな。
≫あまり邪魔しちゃいけないということで外から今回、見させてもらって。
でも、選手に会うタイミングもあって選手の笑顔だったり声を聞くと僕もちょっと安心しましたね。
≫吉田沙保里選手の試合のあとにも声、かけられていましたね。
≫そうですね。
吉田選手は同級生で、学年が一緒なので日本の期待もありましたけど僕もすごく期待してた選手なので。
彼女もメダルとった瞬間見させてもらったんですが本当に悔しい気持ちに僕もさせてもらいましたけど彼女が与えた影響というのは非常に大きいと思いますので。
本当に胸を張って日本に帰ってほしいと思いますし今までやってきたことが薄れることはないと思いますので。
≫オリンピックを選手の立場からではなく外側から見ていろんな景色が見られたと思いますが一番の発見ってなんですか?≫一番は、オリンピックは偉大なスポーツの祭典だなというふうに思いましたね。
僕は競泳だけの区切りでずっとオリンピックにかかわってきたのでいろんな競技を見て感じることってなかなかなかったんですけど。
こうやって改めて外に出て引退して、いろんな競技を見させてもらってオリンピックの大きさであったりこんなにも感動を味わえるんだとかその辺はオリンピックならではというか。
それが一番印象に残りました。
≫私たちもこの大会期間たくさんのスポーツを見させていただいてブラジルの皆さんの応援、熱気にも圧倒されたんですけど。
その点はどう感じられましたか?≫地元の選手を応援する力ってすごい大きいなって思いましたし。
特にブラジルは本当に熱い国なので自分の自国の国の選手が出てきたときの声援だったりとかは力になりますし。
逆に日本の選手も応援してくれたというのは今回日本の選手にも大きな力になったのではないかなと思います。
≫サッカーの会場に行っていても日系人の友達が多いだとかそういった理由でブラジルの方は日本を応援してくださったんですよね。
≫本当に盛り上がったオリンピックですけれども今日も最終日ということでたくさん…。
≫スタジオの皆さん、見えますか。
オリンピックパークの中皆さんの後ろに見えるオリンピックパークの前に今、います。
見えますでしょうか。
みんなで手を振っています。
競技会場のすぐ前ですね。
オリンピックマークの前定番の撮影スポットになっていて大会最終日の今日もこうしてたくさんの人が列に並んで写真を撮ろうとしています。
≫本当に長い列、できてますね。
≫こんにちは。
皆さん、楽しそうです。
すぐに手を振り替えしてくれる明るさ。
こちらで元気をもらいますよね。
お話を聞いてみましょう。
こんにちは。
この大会、今日で終わりですけどどんな大会でしたか?≫いろんな国の人たちが私たちのブラジルに来てくれて楽しんでくれてそれがとても最高だったと。
≫私たちもブラジルの雰囲気とても楽しませていただきました。
ありがとうございます。
ブラジルのほかの皆さん。
今回のオリンピックをどのように感じたんでしょうか。
昨日、取材したのでこちらをご覧ください。
≫オリンピックパーク内のパブリックビューイングです。
サッカー男子の決勝ブラジル対ドイツの試合私もここで観戦しました。
ネイマール選手がゴールを決めるとこの盛り上がり。
ブラジルの人々の熱気を肌で感じることができました。
南米発開催のオリンピック。
皆さんの印象に残ったシーンは…。
≫再びオリンピックパーク内です。
皆さん盛り上がってくれています。
先ほどもブラジルの方から内村選手の名前も出てきました。
日本人の選手の活躍の声、出してくれるのはうれしいですね。
このように熱気あふれるブラジルの皆さんですが北島さんはどのように感じられましたでしょうか。
ブラジルの皆さんの雰囲気を。
≫ブラジルの方の応援はすごい熱量が多くて選手たちを本当にサポートしてくれたと思いますし日本の選手もたくさん応援してくれていたのを僕は間近で見させてもらったので本当に感謝してますしこうやって国にブラジルの人たちが一緒に喜んで感動をもらえたっていうのはすばらしい機会になったと思います。
≫昨日の取材の中ではブラジルの方々このオリンピック大成功だという声もたくさん聞かれました。
皆さん、スポーツを愛して国をこうやって応援するという雰囲気がオリンピックの成功をあと押ししてくれたのではないかと感じました。
ここまでオリンピックパークからお伝えしました。
≫最終日も盛り上がっていますね。
≫皆さん、名残惜しいでしょうね。
≫そうですよね。
先ほどVTRにもありましたブラジルの柔道のシルバ選手。
北島さんもご覧になっていたんですよね。
≫はい。
本当にシルバ選手が優勝したときの歓声だったりとか本当にすごいなって思いました。
≫澤田さんはインタビューもされてますが。
≫スタジオにも来てくださったんですけど戦っている様子があるんですけど本当に背負っているものが大きくてブラジルでファベーラと呼ばれる貧しい地域で彼女は育って服を買うのにも苦労した幼い時代を過ごしていて今回、子どもたちであったりたくさんの人たちに夢や希望を与えたいとそんな思いで臨みました。
そして、今大会ブラジル、金メダル第1号となったんです。
そして、表彰式での涙は本当に印象的でした。
≫このようになかなか恵まれているとはいえない環境で育ったりいろんな環境を選手の皆さん持っていると思うんですけどそうした中で金メダルをとる。
これは子どもたちであったり人に、どのような影響があると思いますか。
≫彼女が経験してきたものを今の子どもたちに見せて彼女が残した功績というのをいろんな人が彼女みたいになりたいって思うことがすごい大切なんだなって思いましたね。
≫これは、東京であったり日本でも、また夢が広がることですよね。
≫そうですね。
そうあってほしいなと思います。
東京では、子どもたちに夢や感動をもっと与えられるように選手たちにも頑張ってほしいなと思います。
≫17日間、北島さんはオリンピックを見てこられて改めて4年後東京オリンピックはどういう場になってほしいと…。
また、どういうものを発信できる場になったらいいと感じていますか?≫日本の東京にも、いろんな海外の選手たちであったりいろんな人に来てもらってオリンピックを楽しんでもらいたいと思いますしやはり、僕らができることというサポートもやっぱりしたいなと思いますし。
選手の頑張りが一番僕らに感動だったり夢を与えてくれると思いますのでこれから、このリオで経験した選手たちがまた2020年東京に出てくる選手が中にはいると思いますので選手たちが目玉となって日本中を盛り上げてほしいなと思います。
≫オリンピックはスポーツの祭典ですから。
この4年間、選手の頑張りとそして、それを私たちもサポートしていければと思います。
北島さんにはこのあと日本時間の朝8時ごろに始まるリオデジャネイロオリンピック閉会式の直前にもご出演いただくということでお忙しいですがよろしくお願いします。
今日はありがとうございました。
♪〜≫リオデジャネイロオリンピック最終日。
今日はブラジルでは日曜日ということでパークにもたくさんの人が訪れています。
思い思いの大会の最終日を迎えています。
≫大会も残すところあと、バスケットボールハンドボールバレーボールの決勝。
そして、新体操女子の団体決勝。
自転車はマウンテンバイクの決勝。
レスリングは男子フリースタイル2種目ボクシングは男女合わせて4階級ですべての種目が終わります。
≫なんだか寂しさが出てきますけど。
まだまだやりたいなという気持ちもありますが今日が最終日ということでブラジルらしい色鮮やかな開会式で始まってあっという間の本当に17日間ということになりました。
≫私たちもたくさん競技を見てきてなかなかふだんは触れることのない競技であったりそのものもたくさん視聴者の方も楽しんだんじゃないかと思います。
≫ここからは私たちが現場で見たオリンピックということでせん越ながら振り返っていこうと思いますが快挙に沸いた日本の快進撃から振り返りましょう。
♪〜≫振り返るとあっという間なんですけど本当にたくさんの偉業、快挙今大会はあったように感じます。
私たちも史上初ですとか日本のこの競技で初ですとかそういう初という言葉をたくさん口にした気がしますよね。
≫何十年ぶりだったりそういうのを…。
≫中でも私が現場で会場で見ていて感動したのはやはり、伊調馨選手の4連覇。
澤田さんも一緒にいて見ていたんですけど。
あの日は伊調馨選手だけじゃなくて土性選手そして、登坂選手も金メダルをとって3階級で金メダルが出ました。
目の前で3回、日の丸が揚がり「君が代」を聴く機会というのはなかなかないと思うんですけど。
本当に興奮しましたし。
特に、伊調選手の4連覇というのはこれまで、彼女のなりにロンドンからの4年間ロンドンは彼女にとっては楽しかったといって本当に最強だった。
ただ、この4年はどこかで自分の弱い部分とか衰えみたいなものもあってそことの葛藤もありでも、自分のしたいレスリングで金メダルがとりたいっていうところに精神状態を持っていくまで多分、いろんな葛藤があったと思うんですよね。
そのうえでとった4連覇、本当にすばらしい4連覇だったと思います。
≫あと、やっぱり4連覇っていう重圧吉田選手とともにすごく感じていて、先に戦うから絶対にとらないとというありましたし。
感動しましたね。
私が感動したのはオリンピックスタジアムでつい先日陸上男子の400mリレー現場で、取材をしておりました。
もう、日本がまさかといっては失礼ですが本当にジャマイカの次にゴールをするなんて。
ブラジルも出場していたのでスタート前大歓声だったんですよね。
その中で山縣選手が最初のスタートがすごくよくて飯塚選手、バトンがほんとにきれいにどんどん渡っていくんですよね。
そして、第3走の桐生選手がこんなにも速いのかと。
この辺りでは音が聞こえないぐらいの大歓声でしたね。
このときは一瞬ジャマイカを抜いて1位なんじゃないかと見えるぐらいの。
≫でも、本当にそれくらいの接戦でしたよね。
最後は、どうかと思って周りにいるスタッフと一緒にジャンプして喜びましたね。
私の周りにも報道陣がたくさんいたんですけれどおめでとうと声をかけられてジャパン!というふうにサインをもらって。
このように、日本が陸上でこうしてたたえられる。
なんだか誇らしく感じましたね。
≫テレビの前で見ていた方も本当に興奮したレースだったんじゃないかなと思います。
そして、もう1つは7人制ラグビー。
先ほどVTRにもありましたけどこちらも快挙でしたね。
≫予選グループでまさかの大勝利でしたよね。
≫ニュージーランド。
ラグビー界では15人制もですし7人制も、もちろん強いニュージーランド相手に見事な勝利を飾りました。
≫一番、最後にはまた、ニュージーランドに逆転されるかという場面もあったんですが鋭いタックルで日本選手が止めたとき。
≫実はこの日インタビューで現場にいたんですがあの「上を向いて歩こう」はおもむろに選手たちの間で始まりまして桑水流選手を筆頭に歌が始まってみんなで円陣を組んで「上を向いて歩こう」をアカペラで歌って最後はいえーいっていってお互いにお互いをたたえ合う場面でした。
本当に感動的でしたね。
≫本当にリレーも7人制ラグビーもですがチームワークの勝利でしたね。
≫そして今大会は選手たちの涙も印象的でした。
その感動のシーン一緒に振り返りましょう。
≫本当に足を引っ張ってばかりで…。
♪〜≫うれしい涙、悔しい涙。
いろんな涙がありましたがどれも、それぞれの皆さんが頑張ってきたことが分かる伝わってくる本当に胸を打たれるものでしたよね。
≫だからこその涙でしたね。
≫私は涙で印象的だったのはバドミントンの準々決勝で山口茜選手と奥原希望選手が日本人選手対決をしたんですね。
この対決は第1ゲームや山口選手が圧倒的な力を見せて取るんですがそのあと、奥原選手がやはりここはランキングも上ですし先輩ですので意地を見せて、とりました。
このインタビューで山口選手が思わず涙を見せますがずっと私取材してきて初めて彼女の涙を見てなんかこう、多分この涙は間違いなく、4年後につながる涙だなという感じがしましたよね。
≫奥原選手、21歳。
山口選手、19歳。
4年後が楽しみですね。
≫そしてこのあと続く世代もいますから本当に楽しみだと思います。
≫涙といえばレスリングの吉田沙保里選手の涙が印象的でした。
4連覇、本当に重圧がかかったなかだったと思います。
負けた瞬間起き上がれなかったんですよね。
私も会場で見ていてこのあとインタビューにも答えていて登坂選手も涙を流していたんですけど本当に悔しいここまでやってきて本当に、たくさんのものを背負っていたんだなと。
でも、本人が一番悔しかったんだなって。
≫しかも、4連覇というプレッシャーがかかる中で日本の選手団の主将を務めて。
そういうところが吉田選手らしいですしそういう責任を全うしようとして最後、申し訳ないという気持ちで終わったところに私たちは本当に謝る必要は何もないんだよという気持ちになりましたよね。
でも、吉田選手や伊調選手が引っ張ってきたレスリング界。
きっとこのあとはまた若い世代が背中を見せて引っ張っていくようになるんじゃないかと思います。
≫このオリンピックパーク内には上原アナウンサーがいます。
上原さん。
≫先ほどのオリンピックマークの撮影スポットのさらに奥の広場に来ています。
こちらには、長い長い行列がまた、できているんですがその先にあるのはこれです。
リオデジャネイロオリンピックのグッズショップです。
最終日ということもあって売り切れの品もおおいんですがまだ、たくさんの方が買いにきているんです。
ブラジルのご家族にお話を聞いてみましょう。
お土産、買われたそうです。
誰に買ったんですか?お孫さんのために。
ドリンクのボトルを買われたそうです。
ありがとうございます。
このお土産物屋さんで人気のお土産はなんでしょう。
まず、第3位はこちらの大会の公式ロゴの入ったTシャツです。
これが80レアル。
日本円だと2500円ぐらいになります。
そして、第2位がこのビーチサンダルです。
大会のロゴもこちらにも入っています。
これは、日本円だと大体1500円ぐらいです。
≫私も買いました。
≫そして第1位がこちらの公式キャラクターヴィニシウス君の縫いぐるみです。
≫スタジオにもありますね。
≫日本円だと3200円くらいとちょっと高めかなと思うですが、この大会限りの記念の品ということで子どものいる方々はやはり皆さん買われていますね。
このパーク内でも小さなお子さんがうれしそうにヴィニシウス君を抱きしめているのをよく見かけます。
≫上原さんそのヴィニシウス君オリンピックのあの競技で意外な使われ方をしていましたね。
≫見ているほうが切ない気持ちになってしまう映像がこちらです。
≫レスリングの試合中コーチがなぜかヴィニシウスを持っている。
そして、これをレフェリーに対してビデオ判定を要求する行為のときに投げるんですよね。
ふだんはスポンジを投げるんですけど、今回はマスコットキャラクターを投げ入れるというおもしろいというかなかなか見られない光景で。
≫私もびっくりしました。
≫なんで縫いぐるみが飛んできたんだろう。
でもそこにもブラジルのオリンピックを盛り上げようとかそういう思いが伝わりますね。
≫上原さんも今回が初めてのオリンピックでしたけどいろんな試合を伝えてきて一番、印象に残っているのはなんですか?≫たくさんあるんですが中でも男子卓球団体の決勝戦水谷選手がシングルスで中国の選手と対戦していたんですね。
私は観客席にいたんですがブラジルの方々はもちろん対戦相手の中国の方々も水谷選手を応援してくれていたんですね。
日本、日本とコールをしてくれてどうして応援してくれるの?と聞いたら彼はすばらしい選手だからだと答えてくれたんです。
やはり、頑張っているすばらしい選手というのは国を越えて、応援する。
これがオリンピックのすばらしいところだと感じました。
≫水谷選手も活躍した卓球団体をはじめ団体種目でのメダルも多かったですよね。
選手たち、周りの仲間たちの絆でつかんだメダルを振り返ります。
♪〜≫ペアであったりチームであったり皆さんこのメンバーだったからこそとれた。
その言葉が印象的で日本らしいなと思いました。
日本って協調性だったりチームみんなで力を合わせて頑張る。
そういった風潮があると思うんですけどそれで、世界の強敵1人では勝てないけどみんなだから勝てる。
みんなだからこそ力が合わさって体操の白井健三選手も言ってたんですよね。
団体だと、みんな一緒でまた、みんなからの応援もあるから頑張れる。
そういったところが日本のよさだなと改めて誇りに思いました。
≫何か、オリンピックを見てきて本当に改めて感じたのはやっぱり選手たちって誰かに勇気を与える力があったり選手から元気をもらえる場面が本当にたくさんあったり。
こういうふうに団体でとかチームで頑張っている皆さんを見ると私たちも帰ってから仕事の中でチームで頑張ろうとか。
ちょっとたまに連絡してない友達に連絡してみようかななんて素朴なことですが思わせてくれるといいますか本当に元気にさせてくれたなと思いました。
≫これが東京で見られるなんて本当に楽しみです。
そして、ここリオでは9月の8日からいよいよパラリンピックが開幕します。
まずはこちら。
陸上の選手です。
走り幅跳びの山本篤選手34歳。
北京パラリンピックでは走り幅跳びで銀メダル。
今回が3大会連続の出場になります。
5月にはそのときの世界記録を更新しました。
今大会では走り幅跳びと100mに出場する予定です。
走り幅跳びでは金メダルを目指します。
そして中西麻耶選手。
こちらも3大会連続のパラリンピックです。
4月には日本記録も出しました。
ロンドンでは100、200、走り幅跳びと3種目に出場したんですね。
さらに高桑早生選手、24歳です。
義足のスプリンター。
ロンドンパラリンピックでは100m、200mで入賞を果たしました。
そして、今回の目標はロンドンの自分越えと話していました。
すてきな笑顔ですね。
こちら、競泳の成田真由美さん。
競泳では今回16個目の金メダルを目指します。
アトランタから北京まで4大会連続のパラリンピックでした。
去年、現役に復帰して先月50m自由形で日本記録を更新したんですね。
45歳ですからね。
そして、脅威の8mジャンパー。
マルクス・レーム選手ドイツの選手。
オリンピックの出場も目指していた選手で去年の秋、世界選手権では世界記録を11cmも更新する8m40cmを跳びました。
いろいろな障害だったり義足だったりさまざまな環境で選手たちが驚異の力を見せ付ける見応えがすごいですよね。
≫パラリンピックはNHKも全力応援でたくさん今回、中継しますので9月8日に開会式が始まって朝6時からですけどそこから、いろんな形で放送していきますのでぜひ皆さんご覧いただければと思います。
マスコットはこちらのトムですので。
こちらもお見知りおきください。
生字幕放送でお伝えしています≫リオデジャネイロオリンピックは最終日を迎えました。
今日は閉会式までたっぷりお届けします。
ここからはバレーボール男子の決勝。
イタリア対3大会ぶりの金メダルを目指す地元のブラジルが登場します。
♪〜♪〜≫マラカナンジーニョにブラジル国歌。
流れるだけではありません。
セレソン選手たちも、そして観客も皆が声を出しました。
バレーボール決勝。
リオデジャネイロオリンピック地元ブラジルでブラジルが3つ目のこれまでの92年2004年に続く3回目の優勝。
金メダルなるか。
一方のイタリアこれまでオリンピックの金メダルはありません。
悲願の金メダルなるか。
男子バレーボール決勝です。
8月7日イタリア対フランスで幕を開けました。
長きにわたる戦いも今日、いよいよファイナルです。
イタリアはA組4勝1敗で1位通過。
準々決勝、イランに勝ってセミファイナル、準決勝ではアメリカに辛勝。
なんとかセットカウントを3対2。
逆転勝ちをしました。
決勝に駒を進めています。
イタリアの選手が紹介されていきます。
イタリアはウィングスパイカーのユアントレーナ。
セッターは6番の二十歳のジャネッリ。
セッター対角の9番はイバン・ザイツェフそしてウィングスパイカーのランザ。
そして、ミドルブロッカーのブティ。
ブティ。
ブティの対角のミドルブロッカーはビラレッリというメンバー。
4年前のオリンピックを知っているのはザイツェフとビラレッリの2人です。
勝てば、オリンピック初めての金メダル獲得。
そして、ブラジルが大歓声の中選手たちがコートに散っていきます。
まずセッター、キャプテンのブルーノ。
続いてセッターの対角オポジット、ワラッセ。
そして、10番はリベロのセルジオ。
ウィングスパイカーはルイス・フェリペ16番のミドルブロッカーそして、16番のミドルブロッカー、ルーカス。
そして、18番ルカレッリ。
史上3回目の優勝を狙いますブラジルです。
ここマラカナンジーニョはブラジルのバレー界にとっては大切な場所です。
そのマラカナンジーニョで行われます男子バレーボール決勝。
寺廻太さんの解説で男子バレーボールをお伝えしてまいります。
寺廻さんも、オリンピックの決勝。
何度もご覧になっていますがどうですか、間近で感じるブラジルの迫力というかお客さんの熱気は。
≫地元のマラカナンジーニョのブラジルのオリンピック金メダルにかけた試合が解説できるのは本当に解説みょう利に尽きます。
≫それにしてもこの顔合わせは確実に熱戦になるのは間違いないですか。
≫間違いないですね。
イタリアも調子がいい。
ブラジルも予選を通過して絶好調なので。
≫イタリアのサーブで始まります。
イタリアのサーブは15番のビラレッリから始まるサーブです。
ビラレッリ、ザイツェフランザ、ブティそして、セッターのジャネッリこのようなローテーションです。
一方のブラジルはセッターがこのあとサーブ権が移ったとき一番最初に始まるというS2ローテーションです。
男子バレーボール決勝。
第1セットが始まっています。
最初、ブラジルのミスによってイタリアの先制点。
今日の試合の鍵を握るのは寺廻さんはなんだと思いますか?≫サーブでしょうね。
サーブで主導権を握ったほうが必ずといっていいほど勝利してますね。
セット、試合を。
バックアタックが合いませんでした。
ユアントレーナが入っていましたがバックアタックタイミングが合いませんでした。
≫ブラジルのブルーノジャネッリ。
両セッターがお互い、ちょっとおかしいですね。
≫これは独特の決勝ならではの緊張感ですかね。
≫セッター、今緊張感があるんでしょうね。
≫ブラジルはS1ローテーションで始まっています。
ルカレッリのサーブです。
このあとはソウザワラッセ、ルーカスと続いていきます。
立ち上がりはお互い緊張感を隠せません。
これも決勝ならではの部分でしょう。
イタリアには大きなブーイングの中でプレーが行われます。
イタリア、バックセンターのユアントレーナ。
サーブを打っているザイツェフが寺廻さん、サーブを打っているときに連続ポイント。
これがイタリアの狙いですね。
≫イタリア、一番大きなポイント源ですよね。
ザイツェフのサーブは本当に強烈ですから。
≫準決勝では5本のサーブポイントサービスエースがありました。
ザイツェフ、ブロック。
アウト。
サイドライン、アウト。
ブラジルのブロックはアウト。
イタリアのポイントです。
イタリアが3点リード。
イタリアはワールドカップで出場権を得てこのブラジルに来ました。
リオデジャネイロでは予選はA組の1位。
4勝1敗。
しかも寺廻さん最後の試合、カナダ戦はメンバーを入れ替えて負けてもいい状態での1敗ですからね。
≫本当にこの大会は非常に、強さを出してますよね。
ただ準決勝のアメリカ戦は本当に紙一重で勝ちましたんでね。
イタリアは、第3セットアメリカ戦は25対9で落としました。
第4セットも20対22と2点をリードされていました。
絶体絶命でしたね。
≫それがザイツェフのサーブで一気にひっくり返しましたね。
≫ワンタッチありません。
ザイツェフのサーブがそれから続いて5連続ポイントで逆転した第4セットはザイツェフのサービスをブロック、相手のミス3連続サーブポイントで第4セットを取ってその勢いのままアメリカをフルセットの末下して決勝進出です。
一方のブラジルA組はもうここでアウトだというところのフランス戦に勝ってA組4位で通過しています。
そのブラジルですがメキシコ、カナダには勝ちました。
イタリアとは同じ組でしたがイタリアにはセットカウント3対1で負けたんですよね。
≫その負けがどう影響するのか。
≫そして、追い詰められた2勝2敗で迎えたフランスも勝てば準々決勝に進出できるというまさに生き残りをかけた戦いに勝って3勝2敗で4位で準々決勝に駒を進めています。
アルゼンチンに3対1ロシアに3対0に勝って決勝進出。
むしろブラジルは準々決勝以降ですか調子が上がってきたといえるのは。
≫そうですね。
優勝候補の一角のフランスに勝ってグッと調子を上げてきたのがブラジルです。
≫アウト。
サイドラインではなくエンドラインでアウトになりました。
≫ブラジルのポイントゲッターのワラッセが今日のブラジルの勝敗を決めるポイントゲッターですからこの調子がまた1つ注目です。
≫ここまでの試合でグループリーグ5試合そしてこれまでで114点スパイクだけでたたき出しています。
ミドルブロッカー使ってきました。
ルーカス。
特にブラジルの場合はポイントゲッターがワラッセ。
それからウィングスパイカーもポイントを取りますが今決めた、16番のルーカスもかなりのポイントゲッターですね。
≫ルーカスは高くてエンドライン際に強いスパイクを打つんで効果率、決定率がいいですね。
≫サーブは入った。
エンドライン、入った。
≫チャレンジしますね。
≫イタリアがチャレンジ。
今大会でも採用されているチャレンジシステム。
≫チャレンジがバレーボール競技に採用されて非常にエキサイティングになりましたね。
≫ボールのイン、アウトブロックタッチネット、アンテナへの接触ラインアウト。
そのジャッジに関してビデオ判定を求められます。
今のサーブがインというジャッジに対してボールインアウトのチャレンジを求めています。
≫入ってますね。
≫ラインにかかりました。
チャレンジ失敗です。
≫少しでもラインにかかっていれば成功ですからね。
≫ボールの影が僅かでもかかっているとインということです。
人間の目で見ますとボールの中心がラインから外れればアウトに見えるんですけどね。
≫そのとおりですね。
≫レフトからユアントレーナ。
ウィングスパイカーのユアントレーナが決めています。
≫イタリアのユアントレーナとランザはお互い、テクニシャンというか非常に玄人好みのプレーをしますね。
≫イタリアのブロックポイント。
イタリアのブロックポイントは今日初めてです。
≫左ですね。
≫準決勝に駒を進めたのはロシア、アメリカ、イタリアブラジル。
ですからイタリアと両チームは強烈なブロックで止めるというチームではなくてむしろブロックを使いながらつないだりあるいはほかの攻撃をしたりという感じですね。
≫非常に要注意。
ディフェンスがいいチームです。
≫決めた、ユアントレーナ。
これは大きな流れを呼び込みます。
まずイタリアのリベロのいいレシーブがありました。
≫言ってる先に出てきました。
≫エースのザイツェフが上げてユアントレーナどうするかといったところブロックが1枚になっているの見ていました。
≫1枚となるやクロスでインターで切ってきましたね。
≫地元のブラジルが3点リードされています。
そして、二十歳のセッターのジャネッリがいいですね。
≫今、サーブミスりましたけど、土井さん二十歳といいましたが二十歳になったばかりなんです。
≫8月、大会期間中に二十歳になって大会始まる前、19歳でしたから。
≫まさにイタリアバレー界の救世主。
≫去年ワールドカップのメンバーですがその前の世界選手権は入っていなかったという19歳がここでトスを上げる。
アンテナに当たったように見えましたが。
アンテナには当たっていなかったか。
ネットは揺れましたがアンテナには当たっていませんでしたか。
≫チャレンジしますね。
≫ちょっとアンテナは動いたんですがイタリアのユアントレーナのスパイク決まったところで。
リードすればするほどイタリアにとっては難しい状況になるでしょう。
ブーイングが飛んできます。
≫リベロのセルジオが本当にいいサーブレシーブしました。
≫40歳です。
これで4大会連続出場のセルジオ。
≫セルジオはリベロの要ですよ。
本当に、献身的なレシーブをする。
4年前ではなく2004年からオリンピックを知っているセルジオ。
ブラジルもこのところ決勝には当たり前のように出てくるチームですからオリンピックの金メダルは2004年のアテネが最後。
2008、2012と銀メダルですから、いわば優勝を知っているのはリベロのセルジオだけなんですね。
≫特に、前回はロシアに2セット連取して3セット取り返された。
そういう悔しい思いがオリンピックにはありますので≫サーブでアウト。
ビラレッリ。
ブラジルはもう、この優勝争いはいつものことですがただオリンピックのメダルは2大会連続で逃しているということですね。
≫本当に王者ブラジルとしてはなんとかサッカーに続けということですね。
≫ここマラカナンジーニョは昨日、サッカーの決勝が行われたマラカナンスタジアムの真横にあります。
サーブポイント。
ルカレッリのサーブポイント。
ルカレッリは7試合トータルで3本のサーブポイントですからそれほどサーブポイントを重ねる選手ではありませんが。
≫ただ、Bパスというかセッターにいいパスを返せないようないいサーブを打つんですよ。
≫効果のあるサーブですね。
≫そういうことです。
≫マラカナンジーニョは小さなマラカナンという意味があります。
マラカナンジーニョでマラカナンに続け。
ブラジル。
ザイツェフ、打ち切った。
≫今、ネットにすごい近かったんですよ。
それを、ちょっと上に向いてクロスに打ってるんですよ。
≫ブロックを見る。
≫見て、上に決めているんです。
これがザイツェフのうまさですね。
≫そしてイタリアにとってはザイツェフ。
ポイントゲッターのサーブ。
軽く入れていきましたがアウト。
≫今のはザイツェフが思ったよりも前にいきすぎた。
≫あれは狙ったよりいったと。
≫いったのでフローターに切り替えたんですけどミスしてしまいましたね。
悔しそうな顔してる。
≫立ち上がりは両チーム硬さもあるのでサーブのミスも増えています。
あと1点というブラジルです。
ワラッセ、ワンタッチを取る。
これがエースのワラッセ。
同点。
ブルーノからいい攻撃になりました、ブラジル。
切り替えしました。
いいトランジション。
2段トスも高く上げて難しいですが。
≫コートの外からですからね。
ルカレッリがよく合いましたね。
≫打って決め手じゃなくてこういうったつなぎとか細かいところですね。
≫珍しくラリーが続きますねこの両チームはディフェンスがいいので。
≫ある意味かみ合う両チームですね。
ブロック、アウト。
ブラジル、逆転。
1点リードに変わります。
ブラジルが流れに乗りました。
3連続ポイント。
≫1セット目からエキサイティングな展開になりましたね。
まさに手に汗握るシーソーゲーム。
≫この両チームは2004年のアテネオリンピックで決勝で顔を合わせましたがそのときは寺廻さんブラジルの金イタリアの銀ですよね。
≫そうですね。
金が遠いイタリアです。
≫イタリアがタイムアウトをとりました。
1回目のタイムアウト。
イタリアはもうタイムアウトですか。
差は1点ですよ。
≫早めのタイムアウトでいいと思います。
ブレンジーニ監督がタイムアウトをとりました。
イタリアは金メダルがありません。
寺廻さん、イタリアといえば90年代黄金期を築きましてそのときの世界選手権は90、94、98と3連覇。
ですが、なぜかその間にあったオリンピックでは金メダルには届いていない。
≫本当に強かった王者イタリアがオリンピックになると金メダルが遠い。
≫ですから今回こそはということがあります。
そして2004年の決勝戦の顔合わせですがブラジル、イタリアもう1つ、寺廻さん4年前のロンドンでは準決勝で顔を合わせましてブラジルが3対0でブラジル、決勝進出。
イタリアは銅メダルマッチになりました。
≫銅メダルで終わったんですけどね。
イタリアは。
もう、ほかの色のメダルはいらない感じじゃないですか。
≫しかも今日、目の前にいるのはブラジル。
ですが、ブラジル目の前にいるのだけが相手ではなくてお客さんとも戦わなくてはいけないイタリア。
スパイクはアウト。
サイドライン、アウト。
今度はブラジルがチャレンジ。
≫ルーカスが自信があるんですよね。
≫スパイクを打ったのは16番ルーカス。
監督はベルナルド・レゼンデ監督。
ブルーノの父親です。
ボールのインかアウトかのジャッジです。
これをチャレンジ求めています。
選手が上を見ているのは上にモニターがあってそのモニターを見て選手たちは確認するためです。
ボールは入っています。
ブラジルのチャレンジ成功です。
≫ここでブラジルがもう1点入れて3点差になると完全に主導権を握るのでここイタリアはなんとかしのぎたいサーブレシーブからの攻撃ですね。
≫サーブポイント。
ユアントレーナのボールレセプションが乱れるんですが今の速いサーブではなくてどうでしたか。
≫ちょっと手元で浮いたんです。
ちょっと差し込まれるような形になりましたね。
サーブレシーブが。
≫タイムアウトはイタリア取ったものの現在、ブラジルはタイムアウト挟んで5連続ポイント。
≫ザイツェフでしょうね。
≫力を抜いた。
やわらかいスパイクでしたね。
≫そうですね。
強打を打つと見せかけて軽く、落としていきましたね前に。
≫イタリアは早くも2回目のタイムアウトをここでとりました。
ブラジル、6連続ポイント。
立ち上がりこそイタリアが9対6と3点をリードしましたがブラジルが6連続ポイントで逆転。
2回目のタイムアウトをすでにここで切りましたイタリアです。
このオリンピックでは8点、16点で与えられるテクニカルタイムアウトは採用されていません。
任意でとれるタイムアウト30秒のタイムアウトが1セットに2回あります。
その2回のタイムアウトをすでに使ったイタリア。
そして、ブラジル大合唱。
≫タイム明けのイタリアの攻撃ジャネッリがレフトが決まらなかったのでミドルの11番、ブティか大本命はザイツェフにいきたいんでしょうね。
これをブラジルがどういうブロックを仕掛けるか。
これは見ものですね。
≫フロント2枚のイタリアです。
バックアタックにザイツェフが控えています。
ワンタッチあります。
≫Aパスが返ったときはブティをやっぱり使いたかったですね。
バレーボールというのは状況、状況で相手の攻撃を消していけばいいんです。
調子の悪い人をノーマークにしたり。
≫ちょっと遅れましたがワンタッチとったユアントレーナ。
だいぶ、今のはブラジルのブロックも振られていました。
ルーカスの手に当たっています。
≫うまく打ちましたね。
ユアントレーナ。
イタリア、2点差。
ユアントレーナは5本中5本決めている第1セット。
ランザのサーブ、アウト。
イタリアが前回大会のロンドンオリンピックの知っているのは15番のキャプテン、ビラレッリ。
そして、9番のエースのイバン・ザイツェフの2人。
ブラジルはセッターのブルーノ。
そしてセッター対角のワラッセそれからミドルブロッカーのルーカスと4人が残っています。
ワラッセのサーブ落ちています。
ブラジルのサーブ特にジャンピングフローターが効いています。
≫ワラッセのサーブはエンドラインに強く入ってくるのでどうしても前のサーブが苦しくなってしまうんですね。
≫早くもここでロッシーニに代えました。
ロッシーニはこれまでの試合もほぼ、途中出場で全試合出ていますがいずれもサーブレシーブ固めるときに入ってくることが多くなっています。
レセプションを安定させるための選手交代を行いました。
ロッシーニを入れています。
ワンタッチあった。
≫今の、セルジオがあの位置からバックアタックをちょっと前めに上げているんです。
≫前めというのはアタックラインよりもちょっと前に上げてるんですね。
≫普通の人じゃ打てないのをワラッセが、思い切り幅と高さを使って。
垂直に飛べば高く飛びますが前に飛べば低くなります。
≫長く、高く跳びました。
これはすばらしい、ワラッセ。
またセルジオ。
レシーブ。
セルジオがこのラリーで2回得点しています。
≫体、張ってますね。
40歳。
≫そしてここでイタリアのブティに代わって16番、アントノフを入れてピンチサーブです。
アントノフはモスクワ生まれ。
そこからイタリアに国籍を移しています。
ピンチサーブ。
≫サーブはいいですよ。
ビラレッリのブロックポイント。
≫ブルーノがワンハンドで上げたのでビラレッリがコミット気味にルーカスにつきましたね。
≫コミットというのは人につくマンツーマンのことですね。
そうして跳ぶということですね。
≫ここでブラジルがタイムアウトをとりました。
19対16。
3点差。
まだブラジルがリードしています。
ブラジルは4年前のロンドンオリンピックセットカウント2対0とリード。
そこから3セット、連取されてロシアに金メダルをとられました。
そのときの決勝を知っているのは今回のメンバー全員が知っています。
セッターのブルーノ。
セッター対角、エースオポジットのワラッセ。
それからミドルブロッカーのルーカスリベロのセルジオ。
全員、決勝に出てるんですね。
≫ブラジルはタイム明けでサイドアウト、取らないとまた、イタリアが復活してくるのでこのタイム明け注目ですね。
≫ワラッセ。
ワンタッチはない。
連続ポイント、イタリア。
3連続になりました。
寺廻さん、バレーボールは連続ポイント。
これをさせない。
自分たちにサーブ権を取り返すのがサイドアウトといいますが連続ポイントがいかにどのタイミングでどれだけ生まれるか。
大きく点差を離すポイントになりますよね。
≫それが流れになるんです。
その連続得点を取ったほうに主導権がいきますので。
≫エンドライン、アウト。
≫助かりましたね。
≫20点目到達。
アントノフに代わってブティを入れてリベロにコラーチ。
それからブラジルも選手の交代です。
4番のベットーリが2枚交代で入っていました。
ここでセッターのブルーノに代えて17番のエバンドロを入れています。
サントリーサンバーズでこの間まで活躍していました。
タッチネット。
≫マーカーをタッチしてしまいましたね。
≫ブラジルのタッチネットでイタリアのポイント。
≫徐々にイタリアが追い上げムードになりました。
現在、ブラジルはセッターがウィリアム。
≫ナイススパイクだ。
≫抜かれたルカレッリ。
≫ちょっとかぶり気味になおかつ、クロスに強引に手首を返して打ってきました。
いいスパイクです。
≫サーブはアウト。
ルーカスのサーブがアウトになりました。
金メダルをかけた男子バレーボール決勝。
第1セットは21対19。
ブラジルが2点リード。
ランザ、ブロック。
あえて低いトスで2段にしたのかイタリア、ブロック2枚待っていました。
≫そろいましたね。
低かったけどよくそろった。
≫低いトスが速いトスになって相手が振られるということですがマウリッシオ・ルイスが追いつきました。
そして、ここでエバンドロに代えてセッターのブルーノを戻します。
セッターのウィリアムに代えてリベロのワラッセを戻しています。
2枚替えです。
ランザ、抜いたと言いましたがセルジオがいました。
もしかしたら上がるかもというあの読みです。
≫いい位置取りしてますね。
男子バレーの場合は位置取りが勝負というか完全にそこに入っていないと分からないですから。
≫ブロックとレシーブの関係ですね。
ブロックでどのコースに打たせてそこにいるかそういうことですね。
今日はランザがあまり思い切り打てない。
ワラッセ、レフトから。
しかしアウト。
主審はアウトをとりました。
これで1点差、イタリア。
≫また、これでお尻にブラジルは火がついたので。
ビラレッリジャンピングフローターなんですけど結構ここまでくずしてるんですよオリンピック期間中。
≫3大会連続のオリンピックキャプテンのビラレッリ。
準決勝のアメリカ戦でも2本のサーブポイントがあります。
コートに落ちた汗をふくために少し間が空きました。
こうした間はサーブを打つ人にはいやでしょう。
ミドルをつかれました。
≫完全にイタリアがクイックにマークしてて2枚、ついてるんですけどね。
高い位置からタイミングが合わなかったけどそれが功を奏しましたね。
真ん中に落としましたね、うまく。
≫追いつくか、イタリア。
このまま第1セット取るかブラジル。
ルカレッリのサーブポイント。
ブラジルのサーブポイントはこのセット第1セットだけで4本。
≫いいタイミングで出てますね。
ちょっとイタリアに追い上げられてる非常に厳しいところでしたがね。
すでにサーブで5本というサーブポイント。
戻り気味のジャンプになったザイツェフ。
≫1枚になったときは本当に余裕を持って決めてますね。
≫セットポイントはブラジルが握っています。
≫ザイツェフのサーブですね。
狙っていきますからね。
≫ここで回ってきたザイツェフ。
勝負をかけるサーブにならざるを得ない。
ネットを越えませんでした。
第1セットは25対22。
ブラジルが取っています。
もう、すでに観客は立ち上がって第1セット取ったことを喜んでこの試合を勝ったかのようなムードを作り上げています。
25対22という第1セットでした。
第1セットご覧になって最初硬さがありましたがそのあと、ゲームがうまくスイングしていきました。
どうだったでしょうか第1セットは。
≫ブラジルが中盤から先ほども土井さんが言われたようにサーブで主導権を握りましたね。
この試合は最後までサーブが有効的に決まったチームが必ず有利に試合をすると思いますので2セット目以降もサーブでいかに崩すか。
それを、崩されたほうが直接ポイントじゃなくてなんとかサイドアウトをとるか。
その辺が両チームのしのぎ合いになると思いますね。
2セット目以降も。
≫第1セットはブラジルが5本のサーブがありますがサービスエースサーブポイント5本。
まだイタリアにサーブポイントはありません。
≫その分が、ちょうどこの点差に表れているんですかね。
≫そしてブラジルは昨日の金メダルがありますのでサッカーに続けというムードになっています。
≫ちょっとサッカーの感じに似てるんですね。
バレーボールも。
非常に苦しみましたからね。
サッカーも。
ネイマールも予選2試合全然ブラジルは得点が入らないで予選敗退も考えるような状況から優勝ですからね。
バレーのほうも本当にフランス戦なんとかしのいで勝ってきて決勝まで駒を進めたとブラジルが。
≫負けたらメダルの可能性がなくなるグループリーグでの敗退でした。
瀬戸際で勝ってきたブラジルがこの決勝まで進んでいます。
これから第2セットです。
セッターはブルーノ。
その対角にはワラッセ。
ウィングスパイカーはルイス・フェリペそしてルカレッリ。
ミドルブロッカーはルーカス。
そして、マウリッシオ・ソウザという6人。
リベロは40歳4大会連続オリンピックのセルジオです。
一方のイタリアはウィングスパイカーがユアントレーナとランザ。
セッターはまだ二十歳のジャネッリ。
セッター対角に9番のザイツェフ。
ミドルブロッカーはブティそして、ビラレッリです。
先ほどは、いったん7番のロッシーニを入れましたがまた、第2セットのスターティングメンバー10番のランザに戻しています。
イタリアです。
サーブはブラジルから。
ブラジル、最初のサーブは18番のルカレッリからです。
セッターが一番最後にサーブを打つ順番のローテーションになりました。
第2セットが始まりました。
第1セットは25対22。
ブラジルが取って第2セット。
ユアントレーナ上から打ちました。
寺廻さん、第2セット今度はイタリアが反撃するためにはどんなところがポイントになるでしょうか。
≫やはりサーブで崩して粘り勝ち。
ザイツェフは相変わらず調子いいですから。
ただ、あと10番のランザ。
その辺に当たりが出てこないとちょっと厳しいですね。
ランザ辺りに。
≫ブロックを利用する打ち方。
≫うまいですね。
体を完全にインナー、クロスに向けておいて最後にストレートに打ち出した。
≫体の向きは左に斜め45度。
ただ、右肩の回り方がまっすぐですね。
≫だから、ブロックもごまかされました。
≫ジャネッリのサーブミス。
ここまでイタリアを支えてきたのはサーブレシーブの安定があります。
レセプション、サーブレシーブの安定している数値の高い順にいきますとリベロのコラーチが入って10番のランザ、ユアントレーナが寺廻さんここまでトータルサーブレシーブのいい順番のベストに入ってますね。
非常にサーブレシーブが安定していますね。
≫最後もレシーブをはじいている。
≫調子がいいですねユアントレーナ。
決して、落としてないですね。
長め長めに打って。
≫31歳のユアントレーナはキューバ生まれ。
2005年まではキューバでプレーしていましたが2010年からイタリアに移ってイタリアでの代表デビューは2015年のワールドカップから。
オリンピックも世界選手権も初出場。
5番のユアントレーナサーブはエンドラインいっぱいに入った。
しかしチャレンジを求めたブラジル。
寺廻さん、肉眼で見るにはかなり厳しいくらいの速さでしたが。
≫今の、落ちたあと見てるんですけど分からないですよね。
≫選手たちが上空を見上げますのはこの場内、4方向に向いているこの大きなモニターにボールイン・アウトがジャッジされてその映像が映るためです。
ボール、かかっています。
サーブポイント、そのまま。
そのままチャレンジ失敗。
チャレンジは1セットのうち2回求めることができます。
成功した場合にはその2回の権利は残ります。
ブラジルはチャレンジに失敗したので残り1回。
そして今日初めてのイタリアのサーブポイントです。
寺廻さん、サーブポイントがイタリアに出た。
そして、ユアントレーナが攻めましたね。
ワラッセ、1枚になった。
≫高い。
すごい跳躍力ですね。
本当に体が躍動してますね。
≫そして寺廻さんここまで7試合で114点のスパイク本数じゃなくて効果率、いわゆる全体からミスを引いて、総本数で割るという。
どれだけアタッカーにとってそれが大事かという効果率ですが37.56あるんです。
≫オポでね。
打ち合ってそれだけあるってすごいですね。
≫ワラッセのスパイク。
ブロックに当てて外に出した。
ワラッセの効果的な打ち方です。
3枚きたんですが3枚目一番内側のブロッカーに当てている。
≫そして落としてないですね。
≫あと1点、ブラジル。
かなり体重前に乗せて打ちました。
≫打てないと思いましたがね。
≫ミドルブロッカーを使ってきました。
ルーカス。
≫ルーカスが完全にクロスに打ち分けて。
ブロックがきたから長めに打ってますね。
≫長めにといいますと相手のブロッカーに当たったとしても真下に落ちないと。
≫そういうことですね。
ワンタッチを狙って。
シャットアウトされない打ち方ですね。
≫ルイス・フェリペのサーブはアウト。
序盤は寺廻さんある程度、ミスになってもいいから強く打つということになるんでしょうか。
≫それとそのサーブが入ると一気に流れがくるんですがその探りあいなんですね。
そうなると、ザイツェフのサーブも1つ注目ですね。
≫ベストサーバーランキングトップのザイツェフ。
ルーカス、うまく落とした。
≫サーブレシーブをしたフェリペをちょっと、褒めましょうよ。
お手本のように完全にボールを殺して。
≫いいサーブレシーブでしたよ。
≫ルーカスのサーブ、アウト。
2本連続になりました。
マラカナンジーニョはすでにお客さんが上段までいっぱいです。
ほとんどの人が寺廻さん黄色い服を着てきますね。
≫そうですね。
サッカーでもそうですがやはり、国の国旗の黄色が入ってますね。
埋まりますね、黄色に。
≫バックライトからワラッセが決める。
ラリーを制したのはブラジル。
≫まさに飛び込んでくるというのがぴったりのようなジャンプです。
≫マラカナンジーニョは観客席がサイドラインに平行にあるのではなくてぐるりと取り囲む丸い形なので何かコートの中にお客さんの歓声が中央に集まるようなそんな構造になっています。
ワラッセ、アウト。
これは難しいトスになりました。
≫ハーフで、アタックラインの中辺りを狙ったんですね、クロスに。
ちょっとうまくコントロールできなかったですね。
でも、狙いはいいところですね。
イタリアとしてはここで一気に突き放したいですね。
≫11番のブティのサーブです。
≫ブティのサーブはオリンピックを通して崩してますよ。
≫ルカレッリ、決めています。
ルカレッリも本当に安定してこの7試合準決勝までがアタック効果率34.87%。
あまり試合を見てもどの試合も平均的に高い数字を残すという安定した選手ですね。
≫非常にサーブレシーブもいいですし、サーブもいいしブロックもよしオールマイティーな。
ブラジルで今なくてはならない存在になってきましたね。
≫24歳にして存在感を増しています。
ルカレッリ、サーブミス。
≫前を狙ったんですがちょっと今ブラジルがこのセットだけで3本、4本になってきているのでこれはイタリアはなんとか突き放したいですが突き放しきれないですね、まだ。
そんな状況でしょうね。
≫4本、ローテーションで回ってきて3人で3連続失敗。
そのあとのもう1本とちょっと続いている印象。
ワラッセ。
≫高い。
≫3人同時にくればブロッカーもどうしてもつききれません。
≫高いですね。
ブロックの上からですね。
≫まだ第2セットはシーソー。
ブロック。
ザイツェフ止めた。
1枚。
≫今度は1枚で止めましたね。
≫寺廻さん、セッター対角オポジット同士のぶつかり合いでしたが。
≫今のは打つところをなくしたようなそれぐらいに前に出していましたねワラッセ。
≫ブラジルは今日初めてのブロックポイント。
≫これでザイツェフに火がついて乗ってくるとおもしろいんですけどね。
≫うまく上げました。
二十歳ですジャネッリ。
≫ジャネッリ、ワンハンドでバックに持ってきましたね。
≫あれ、手首がもうちょっと返ってしまうとホールディングとられるような高さとワンハンド。
≫全く問題ないですね。
両手で上げるよりいいパスですね。
すばらしい。
ユアントレーナのサーブアウト。
≫流れはこの今の段階ですがセットを通してじゃなくて今の段階は若干ブラジルに流れがきているような気はしますね、私は。
≫ワラッセが後衛。
ブルーノ、セッターが前。
≫なんとか引っ付いてきたブラジルが追いつきましたんで一気にいく可能性もあるんですよね。
1本決まると。
≫ビラレッリ。
≫ビラレッリ、いいトス回ししますね。
相手の裏をかく。
≫二十歳のジャネッリが上げて35歳のビラレッリが決めています。
≫ビラレッリが入ってくるのを待ってジャネッリはちょっとためながら上げてるんですよ。
その辺の駆け引きもうまいですね。
≫ルイス・フェリペクロス抜いた。
≫一方のブルーノはベテランの味ですよ。
≫いわゆるBパス。
もっと動いてCといってもいいですかね。
アタックラインまで動いてました。
≫ルーカスのところにちょうど上げるような感じでオトリになってレフト。
すばらしいですね。
≫ブルーノはキャプテンです。
アウト。
ここはランザは勝負にいったはずですがアウト。
ブラジル、1点リード。
≫今、途中でセルジオのスーパーレシーブ。
≫セルジオが大喜びしているのはその前の自分のプレーが生きてるからですね。
≫そうなんですよね。
ディフェンスからの得点というのは勢いをつけますから。
逆転ですね、ブラジル。
≫1点リードに変わっています。
≫最後のがサーブ、強烈ですから。
≫バックトスはオーバーネット。
相手、ネット側に越えてトスを上げたということです。
≫サーブですね、やはり。
≫イタリア、タイムアウト。
1回目のタイムアウトをとりました。
ブラジル逆転。
2点リードに変わったところでそれが点につながるということですね。
≫前半はずっとミスをしていたブラジルがサーブを機に一気に逆転に成功しましたね。
≫サーブの考え方は寺廻さん、男子バレーにおいて入れていけばミスをしなければいいというわけではない。
その辺の兼ね合いというのがあると思いますが。
≫ブラジルはミスは結構多いんですけどここっていうときにサーブを切り替えたりするんで。
ワラッセとかセッターのブルーノもジャンピングフローターに変えたり。
その辺がうまいですね。
ただ強く打つだけではないという。
≫ここでイタリアは選手交代です。
10番のランザに代わって16番のアントノフを入れます。
≫今日は10番のランザちょっとプレー気になってますので流れを変えたいところです。
≫ブロックリターンとってもう1回、自分で切り返したスパイクがアウトになった。
あの辺も見て代えてきました。
サーブポイント。
ルイス・フェリペのサーブポイントがまた、第1セットに続いて走っています。
≫チャレンジしますか。
≫チャレンジしました。
ボールのイン・アウト。
サーブのインをチャレンジしています。
14対11というジャッジどおりになるとブラジル、3点リード。
選手たちが首を長くして待っています。
ボールもインかどうかはイン。
入ってきましたね。
ジャッジどおり14対11。
イタリアのチャレンジ失敗。
イタリアはあとチャレンジこのセットは1回のみ。
4連続ポイントというブラジルです。
≫やっぱり勢いが出てきましたねブラジルが。
≫イタリアにとっては走らせてはいけませんね。
≫しのぎどころですね。
ザイツェフを中心に組み立てたほうがいいかもしれないですね。
ザイツェフの本数がちょっと少ないような気がします。
≫そして寺廻さんザイツェフといえば聞き覚えのある名前にあれ?と思われる方もいるでしょう。
≫これは元ソ連、ロシアの名セッター。
ザイツェフの息子ですね。
≫80年代、セッターといえばザイツェフ。
≫猫田さんの次に来た世界一のセッターといわれた日本は参加できませんでしたモスクワで開かれたオリンピックで活躍したザイツェフ。
≫お父さんがイタリアのセリエAでプレーして生まれたのがザイツェフジュニアですね。
≫お父さんはセッターでしたがそのセッターの対角に入っているザイツェフ。
ザイツェフのサーブは1セット平均0.5本サーブポイントを取っています。
つまり2セットに1回は必ずサーブポイント。
≫ワンタッチはない。
≫チャレンジしますね。
≫イタリア同点に追いつきましたがブラジル、チャレンジです。
ここはザイツェフのサーブ権ですのでイタリアとすれば連続ポイントを重ねたいところです。
≫これ、ワラッセがチャレンジを要求してくれと監督に言いましたが打った本人が多分、そうじゃないかと思ったんでしょうね。
≫あとは審判がビデオ判定の素材になりますポイントになるそのブロックですが。
チャレンジは失敗です。
同点に追いつきました。
イタリアが3連続ポイント。
寺廻さん、ザイツェフのサーブですね。
≫ポイントになるのはサーブですね、この試合は。
≫1セット平均0.5本ですから2セットに1回はサーブポイントを取ります。
もちろん、その数字上に残るものだけではなくて崩すサーブがある。
2枚ブロック、抜いた。
≫今、意図してか意図してないのか分かりませんが本人に聞かないと分からないですが落ち際に打ってるんですね。
ブロックが体勢崩れながらのところに当てているんで。
≫最高到達点で打ってるんじゃないですね。
≫ちょっと待って打ったって感じですね。
これが意図して打ったのかタイミングがずれたか分からないんですけど意図して打ったんでしょうね。
すごい、いいスパイクでした。
≫決めました。
途中から入ったアントノフ。
ランザに代わって入ったアントノフです。
≫1セット目と同様中盤までは本当にしのぎ合いというかここからどっちが主導権握るかっていうのは非常に興味深くなりました。
≫まだ1点差。
そしてセッターのブルーノがサーブ。
父が代表監督。
息子が正セッター。
キャプテン、2012年のオリンピックのあとジバから引き継いでキャプテンを任されているブルーノ。
いいコースに決まったユアントレーナ。
≫ユアントレーナは今日スパイク切れていますね。
≫ユアントレーナここまでのアタック効果率が60%。
≫すばらしい。
≫マウリッシオ・ソウザあれだけきれいにサーブレシーブレセプションが返ればどのような攻撃の選択もできます。
≫上から長いボール。
すばらしいスパイク。
≫両チームサイドアウト合戦になってきた。
≫サーブも注目ですね。
≫ビラレッリだ。
≫ミドルブロッカー、中央のビラレッリのブロック。
≫いいブロックしましたね。
≫決めた。
≫今のも2枚ついていたので下に落としてないんですね。
下に落としてないんですね。
長く打ち出してるからああいうブロックアウトが生まれるんですね。
≫ルーカスが前に回ってミドルブロッカー13番マウリッシオ・ソウザのサーブです。
これはうまかった。
相手と中央ネットを挟んでボールの奪い合いになりそうなところを押し込むんではなくて相手のブロックがきているのを見て寺廻さん外にかき出すように。
≫完全に外にかき出してましたね。
ビラレッリキャプテン。
≫あれ、押し合いになるとどっちに転ぶか分からないですからね。
≫分からないんですよね。
最後の最後に切り替えた感じです。
生字幕放送でお伝えしています≫イタリアのブレンジーニ監督も選手もワンタッチでしょうといっていますがワンタッチは認められず選手交代ブラジルは2枚替え。
≫実はザイツェフは自分のミスだと打ってるときに分かるんです。
だからザイツェフがチャレンジを監督に要求してませんでしたので。
≫今、2枚替えとお伝えしましたが2枚ではなくセッター対角ではなくてエバンドロはブロッカーとして入れてセッターのウィリアムがピンチサーブですもう1回、ここでエバンドロに代えてブルーノです。
そしてピンチサーブを打ったウィリアムに代えてミドルブロッカーのルーカスを戻しています。
2人同時に代えました。
ミドルブロッカーのピンチサーバー。
≫この先頭を奪うポイントですから。
≫今のはブルーノがうまく逆サイドまで持っていきましたよ。
≫ブルーノのバックトスかなり長い距離を上げました。
≫だから、センターのブティがイタリア、遅れましたよね若干。
その分シャットアウトできなかった。
ワンタッチ、とりにきた。
ブラジル、1点リード。
ここでワラッセ決めて逆転。
≫ここはタイムですよね。
とりましたね。
≫イタリア、タイムアウトです。
やはり、寺廻さん監督目線で見ればここだってとこですね。
≫ここ、外したらタイムはとるところないですね。
もう2回目はここ。
レゼンデも、両監督も非常にタイムアウトが早くていいですね。
流れを断ち切るタイムアウトをとっていていいと思います。
この歓声です。
リオで金をとれるか。
ブラジル。
金メダルは2004年以来。
そして、その前92年にも金メダルを獲得していますのでブラジル史上3つ目の金メダル。
≫ブルーノジャンプサーブ打たないかもしれないです。
タイム明けで。
その辺も注目ですね。
アントノフに代えて10番のランザを戻しました。
恐らくサーブレシーブを安定させようということですかね。
ワンタッチない。
24点目、ブラジルセットポイント。
もうチャレンジは2回使っています。
セットポイント、ブラジル。
大きなワンポイントになりましたね。
≫アウトです。
ここでイタリアが点を取れば24対24。
≫ここでブラジル考えるんですよ。
ワラッセに決めさせるのかほかの選手に決めさせるのかでセンターの入り方が変わってくるんですよね。
だから、ソウザがどこに入るかで両サイド、使うか決まるでしょうね。
≫ミスが生まれました。
これは、しかし…。
≫ジャネッリのファインプレーですね。
≫しかもワンハンドではなくてトスのように2つの手を使って相手側のコートにトスをした。
≫予想しなかったですよね。
ブラジルの選手がね。
≫同点に追いついたイタリア。
ブラジルもこのセット2回目のタイムアウト。
24対24。
このセットは2点差をつけなければ取ることができないというデュースに入りました。
≫ジャネッリ、うまかった。
≫二十歳のシモーネ・ジャネッリ。
セッターですが198cmあります。
≫先ほどのは短いところに入ったんですね。
BクイックじゃなくてAクイックにソウザが入って。
遠いほうのワラッセに上げたというね。
≫これで同点、イタリア。
≫今度はルカレッリを使うかそれともミドルを使うか。
Aパスでマウリッシオ・ソウザでもいい気がしますね。
≫セッター対角のワラッセが前衛にいるローテーション。
ライトからルカレッリですが止めた。
ルカレッリ、2枚いたイタリア。
第2セットセットポイント、イタリア。
≫つきましたね、イタリアワンチャンス。
≫3枚の攻撃あるところワラッセは先ほど1枚になったんですが1枚でブロック。
セッターのジャネッリでしたね。
≫ジャネッリが1枚で抑えましたね。
≫ワンタッチがありました。
ワンタッチを取りにくるように押し込んでいます。
ここでピンチサーバーのソッティーレに代わってブティを戻してブティのところにリベロ、コラーチが戻ります。
≫クロスゲームになりましたね。
予想どおり。
つかまえましたね、ワンチャンス。
ここでブラジルどう出るか。
≫ルカレッリのサーブです。
もう一度、セットポイントはイタリア。
≫お互いに、エースを狙いにいってますね。
マウリッシオ・ソウザのサーブ。
イタリアはアタックラインの50cmぐらい後ろまで。
つまりかなり前に来ています。
真ん中より前のサーブレシーブの隊形。
ザイツェフ、止めた。
止めました。
≫出ていたね、今のも。
すごい。
≫これはブロックスイッチしてましたかね。
ワラッセが中にいましたか。
≫ストレートに打ちましたね。
ザイツェフは。
完全に抑えましたね。
≫大きなブロックです。
サーブポイント!ブラジル、第2セット追いつかれてももう1回、取り返しました。
28対26。
2セット連取。
金メダルに向けて一歩、大きく前進。
第2セット、取りました。
寺廻さん、24対24追いつかれて苦しいかと思われたブラジルですが取りましたね。
≫ここまでの展開はブラジルが勝つようなそんな展開になっていますよね。
イタリア、なんとか追いついたんですがあそこでザイツェフを止めるブラジルのブロックですよ。
≫ワラッセのブロック。
28対26。
この2セット連取は大きくブラジルにとっては金メダルに近づいたというようなポイントになりました。
≫これは、イタリアは3セット目前半に自分たちからリードしていかないと一気に、ブラジルが加速しますよ。
金メダルに。
だから次のセットは前半から中盤イタリアがリードするのがやっぱり、イタリアの反撃の条件ですね。
あとから追い上げるのはきついですよ。
次のセットは。
≫常に先手を取っていく。
≫先手を取っていかないともう、ブラジルは気持ちも乗ってますので、今。
だから、気持ちをなえるようにするにはやはり、前半からの早いうちからの仕掛け。
早いうちからのリードがイタリアのセットを取り返す条件ですよね。
≫それにしても終盤にきてやはりブラジルのサーブ。
これがまた大きくものをいいましたね。
≫そうですね。
今日は最後もサービスエースで決まってますのでサーブで主導権を握っているブラジルっていう形になるんですよね。
ここ1、2セットまでは。
≫攻撃の中心ワラッセが大事なところで決めています。
2004年以来決勝で顔を合わせているブラジル対イタリア。
そのときにもブラジルが勝って金メダル。
イタリアはオリンピックは金がないという。
黄金期を築き上げた90年代でもオリンピックの金メダルはイタリアとることができませんでした。
2000年代に入っても前回大会のロンドンオリンピック4年前は準決勝でブラジルに敗れ銅メダルマッチに回ってブルガリアを下して銅メダル獲得。
あと一歩まで金メダルに近づくも届かないということが続いています。
追い詰められたイタリア。
イタリアは最初のサーブはブティというローテーションです。
ブティから始まってセッターのジャネッリそしてユアントレーナもう1人のセッターのビラレッリザイツェフ。
そして10番のランザというローテーションです。
ブラジルは再びS1ローテーション。
セッターが一番後ろから始まります。
サーブ権が回ってきたときにはルカレッリからサーブということになるブラジルのローテーションです。
2セット連取したブラジル。
セットカウント2対0とリード。
マウリッシオ・ソウザのフェイント。
最初のポイントはブラジル。
ブラジルが2セット連取。
特に第2セットは24対24。
追いつかれてからそのセットをものにしました。
28対26。
第3セット、勢いに乗ったままいくかブラジル。
イタリア、巻き返すか。
アウトです。
≫この場内もこのセットに関してはなんか静かな立ち上がりというかそんな感じですね。
≫大きな声を上げてというよりはちょっと…。
≫先ほどもスパイク決めてもあまり喜ばなかったですからね。
一気に相手がミスすると場内は盛り上がるんですね。
≫ブラジルはこのスタジアムの雰囲気マラカナンジーニョの雰囲気は試合開始前から熱気が高いものでしたがしかも、先ほど場内の映像には寺廻さん昨日、金メダルを獲得したサッカーの代表のネイマールが映りましたよね。
≫そうですか。
今、もったいなかったな。
≫ますますブラジルのムードがそのとき上がりました。
ネイマールも国際映像ではまだ映っていませんがスタジアムの中で見つめています。
2対2の同点第3セットです。
ワラッセ。
≫ブルーノがよく上げた。
≫今のは決めたワラッセよりもブルーノのほうが大きく力こぶしを上げました。
トス、ネット真上。
≫ちょうど、背中をネットと平行に向けてタッチネットしないようにうまく上げました。
ブルーノのファインプレーですよね。
なんとかランザが乗ってくればという。
≫やっぱり1本決まってくると選手というのは落ち着きますのでね。
≫平行、落とすB遠いところからブルーノ持っていった。
≫この体でうまく打つんですよBクイックを。
クロスから…。
≫首は右を向いてますが体は左になった。
ブロッカーは右にいってますよね。
≫すばらしい、いいスパイクです。
≫きれいなターンでサーブレシーブがきれいに返っていなくてもトスを上げたブルーノ。
ブルーノも本当に安定していますしさらに光る感じを見せていますね。
≫相手の裏の裏をかいてブルーノがうまく上げてますね。
≫ザイツェフのサーブはネット。
もう1回ローテーションが回ってくるときには第3セットの中盤以降です。
≫だから、ザイツェフのサーブが1回で切れるとやっぱりブラジルは勢いづくと思いますよ。
≫前に落ちました。
ここはサーブを打ったのがルーカスでしたのでセルジオ、リベロが入っていませんでした。
≫ジャネッリが10番のランザも攻撃の選択肢に入るので2本連続決めましたのでこれでイタリアもバラエティーに富みますね。
攻撃が。
≫バックセンター、アウト。
ルイス・フェリペのスパイクアウトになりました。
強く打ちましたがアウト。
≫イタリアは抜けたいですよね。
早いところで抜けないと。
≫抜けて常にリードを保って進めていきたい。
≫もう2〜3点開きたいですがこの状況はブラジルが一気にきますんでね。
≫ユアントレーナ。
≫ユアントレーナが遅れてきたんですが対角線に長く打ち出して。
≫決まったところはエンドラインとサイドラインのいっぱいのところです。
≫コートの一番深いところうまく打ちましたね。
≫ミドルブロッカーのブティが引きつけてその向こう側にいたユアントレーナが決めています。
ユアントレーナ、今日は17本中10本決めていてスパイクアタック効果率52.9%。
決めた、ワラッセ。
ブティも飛び込んだが届かない。
≫こういう苦しいときにこのオリンピックの期間中はワラッセが頑張ってます。
世界ランキング1位、ブラジル。
ネットにかかったルカレッリのサーブ。
≫まだ流れはきませんね。
高い、マウリッシオ・ソウザ。
≫顔に当たったのかな。
すごいスパイクでしたね。
≫クイックなんですがクイックと呼んでいいのかと考えちゃうほどの高さでした。
≫本当に、吹っ飛ばされてますね。
≫マウリッシオ・ソウザもレギュラーになったのは予選リーグの3試合終わってイタリア戦からです。
≫でもそこから試合を追うごとに調子を上げてきてるんですよ。
≫ユアントレーナ。
≫吸い込み。
≫自分たちのコートか…。
いやタッチネットをとられました。
ブロックですか?今のは、主審のジャッジが…。
≫あまりに真下に落ちたので吸い込みかと思いましたがブロックですね。
≫急角度にいきましたね。
≫すごいブロックですね。
ここから見ても吸い込みに見えましたから。
≫ビラレッリ、止めた。
2枚ブロックの内側ミドルブロッカーが決めました。
≫今のをワラッセが決めると一気にくるところをそうはさせじと15番のキャプテンビラレッリ。
踏ん張りました。
≫ルイス・フェリペ。
ルーカスを使いながらブルーノが振りました。
≫ルカレッリが身をていしていいサーブレシーブをしました。
≫ルーカスの入り方でイタリアのブロックはついてきましたものね。
≫どうしてもルーカスの迫力ある入りですね。
本当に迫力があるんですね。
今、イタリア耐えているんですよ。
耐えなきゃだめですよイタリアは。
≫ビラレッリが決めています。
≫ジャネッリがうまく回してますね。
ここを。
≫この大会オリンピック初出場の二十歳ジャネッリ。
大会期間中に19歳から二十歳になったばかりの6番セッターです。
ここもB。
お返し。
同じ攻撃できました。
≫縦のBですね。
≫縦のBというのがセッターがネットに肩越しではなくてネットから離れてそこからネット際に上げていくという。
≫アタックライン際からネットにぶつけるように上げるんですね。
それを決める。
縦関係のクイック。
≫よほどトスの関係もそうだし打つルーカスもタイミングが取りづらいのでそれを打ち分けていきますからね。
≫同じ方向じゃないんですね。
≫逆方向です。
≫バックセンターユアントレーナ。
選択肢が2つ、3つある中バックアタックを起用しました。
≫ジャネッリは本当にサーブレシーブがきれいに返ったときは2枚つくことがほとんどないですね。
≫相手のブロックを振っているセッター、ジャネッリ。
≫1、2セットと同じように中盤にドラマがあるような展開になるのか。
どっちが抜けるのか。
≫ザイツェフ、アウト。
2本連続。
≫今日はザイツェフ自分の日じゃないのかと思ってるのかな。
でもまだ分かりませんからね。
≫このあと、回ってくるときには20点前後でもう1回くるということですね。
マウリッシオ・ソウザフェイント。
≫うまい。
≫今のうまいはフェイントですかトスですか。
≫さっきのたたきつけるスパイクがあるから5番のユアントレーナが体、引いてますでしょう。
フェイントが飛び込んでいけないんですよ。
≫ポンとトスを落とすフェイント。
≫技ありです。
イタリア、1回目のタイムアウトです。
寺廻さんイタリアは抜けなければ苦しい。
そしてイタリアは踏ん張っていたといいましたが第3セットもブラジル2点リードですね。
≫これで監督も早め早めにとって早く逆転しないと一気にブラジル選手が気持ちで押してくるんですね。
その気持ちを今、耐えて耐えているのがイタリアなので。
ここでサイドアウトできればルーカスがサーブミスしてくれと思ってると思いますよ。
ここ、注目ですね。
タイム明け。
アウト。
リベロ、コラーチの足でした。
ここでチャレンジを求めています。
ブラジルはワンタッチがあったのではないかと。
≫アウトじゃないですかね。
≫チャレンジ、求めているのはワンタッチがあるか。
ブロックのワンタッチか。
≫ブロックはなかったように見えたけど。
≫しかしこのチャレンジにいくまでの過程でまずイタリアのコラーチの2本目。
絶対にサーブポイントになりそうな。
跳ね返りを足で上げています。
チャレンジ失敗です。
イタリアのポイント。
これは大きなポイントですね。
≫これはブラジルに一気に流れがいくので。
≫ナイスブロック。
≫そうしてくると反対にブラジルがいきたくてもいけないからまた、イライラしてくる展開になるので。
もう1点ですよね。
イタリアはね。
≫遅れてきたストレート基準になるブロッカーです。
ネットにかけた。
≫絶対ダブりたくないから切り替えてそれでネットですからこれは、きついな。
≫安全策をとりにいったんですがそれを失敗した。
≫まだイタリアの流れじゃないです。
≫バックアタック、ザイツェフ。
≫久しぶりのザイツェフの名前聞きましたね。
≫今日、ザイツェフは12本、スパイクを決めてアタックの効果率は42.1%。
≫数字はいいんですよね。
ただ、サーブのミスが多いです。
今日はね。
≫要所で鍵を握るところでザイツェフが決めるかどうか。
≫サーブでね。
≫クロス、イン、入った。
サイドラインに入っています。
≫よくあそこの打点からあのアタックラインの中に落としていきますよね。
あそこにはこないと思ってるから。
≫ここでルカレッリに代わってマウリッシオ・ソウザ。
そのマウリッシオのサーブです。
≫マウリッシオはサーブがいいですから。
1点を取りにきましたね。
監督は。
今の指示はミスをしてもいいという指示が出ているはずです。
≫攻めていいよということですか。
≫間違いなく攻めてきますね。
≫ブロックアウト。
1枚コミットで跳んでましたがアウト。
≫しのいでますね。
ビラレッリには1枚ブロックがきてましたがアウトになりました。
オーバーネットです。
≫リードしましたよ、イタリア。
≫イタリア、逆転。
ブラジル、早めのタイムアウトをとってきました。
≫両監督、分かってますね。
≫相手に流れがいったらそこからせき止めることができない流れになるので食い止めると。
≫そのとおりですね。
両監督、本当にタイムが早い。
やっぱ怖さを知ってるんですよね。
タイムアウトが遅れたときは一気に相手に流れがいくと。
≫特にオリンピックはテクニカルタイムアウトが採択されなかったので監督によるタイムアウト、これが大きな鍵握りますからね。
≫2つのタイムアウト。
あとは、チャレンジを有効的にタイムアウト代わりに2回あるわけですから使っていくということですね。
≫このセットとればブラジルはブラジルの歴史上3つ目の金メダル。
イタリア、ここから巻き返していけば初めてのオリンピックチャンピオン。
止めた!≫きましたね、イタリア。
≫ザイツェフのブロックポイント。
このセットだけでイタリアは3本のブロックポイントです。
今日、トータル7本止めてますがこのセット、3つ目。
≫苦しみながらイタリアここできましたね。
≫これでリードを広げていけばあと3つのローテーション回ってきたときにザイツェフのサーブで攻められます。
ただ、タッチネットにしたワラッセのスパイクのときにユアントレーナの手に当たったようです。
もしかしたらボールではなくてワラッセの手が当たったか。
それともワイヤが当たったのかもしれません。
タッチネットについてはチャレンジを求めていますがそのチャレンジの結果は…。
逆なんだということですか。
ただ、タッチネットを求めてそれが認められるかどうか。
あとはユアントレーナの手ですね。
タッチネットありました。
ユアントレーナが今のいわゆる一番硬いところに手が当たってますので小指、大丈夫でしょうかね。
≫これは早く切り替えたほうがいいです。
≫チャレンジは成功ということで17対16。
ブラジル、1点差。
B、合わない。
≫流れが変わりますよ。
ちょっと我慢したね。
2回目。
同点じゃ、とれないか。
タイムアウトは。
≫もう1回待ちました。
ザイツェフが抜いた。
そしてこん身の力を込めたガッツポーズ、ザイツェフ。
≫今のはしのぎきったという感じですね。
≫窮地ですよね。
≫ちょうど間ですね。
サーブレシーブ崩されて2段トス。
もう抜くしかない。
3枚ブロックがきたのを抜きました。
≫まだ、イタリアはありますね、このセットとるチャンスがある。
≫戻りながらのワラッセ。
≫今、ワラッセが自分のトスで戻ったんですよ。
後ろ気味になったけど豪快に押し込んだというか。
そんなスパイクでしたね。
ブラジルはそろそろきそうな気がしますね。
≫2段トスがドリブル。
ダブルコンタクト。
ブラジル、1点リードに変わった。
≫ずっと耐えてるんだけどね。
≫タイムアウトを使います。
≫これは、そうでしょう。
≫これでイタリアは2回目のタイムアウトをとりました。
もうこのあと20点目以降は選手の踏ん張りにかけるしかない。
≫ジャネッリはずっと、このオリンピックを通していいトスを上げてきたからここで切れないでほしいですね。
もう一度、頭をリセットしていいトスを上げ続ける。
そうしてほしい。
≫場内のブラジル大合唱をこらえることができるかイタリア。
≫ブラジルは1点を取るごとに大観衆が後押しをして一気にのみ込んでしまいますから。
イタリア、ここを本当にこの試合の本当の踏ん張りどころがきましたねイタリアは。
≫イタリアは準決勝でも踏ん張りました。
第3セットは25対9。
あっさりとられました。
第4セット、22対20。
追い詰められました。
そこから5連続ポイントで息を吹き返して決勝に進出しています。
あの踏ん張りがこの決勝でも出るか、イタリア。
≫ランザが2枚ついて長く打ち出しましたよね。
頑張りました。
≫飛び込んできますね、ワラッセ。
ブロックで抑えるしか手がないですね。
レシーブはできないね、これは。
≫もう1本、ローテーション。
サイドアウトをとって回せばザイツェフのサーブですイタリア。
≫最後のチャンスになるかもしれないですね。
≫そして20対20出迎えるザイツェフのサーブ。
完全に勝負どころ。
きましたね。
≫ひょっとするとこのセットだけじゃなくこの試合を左右するサーブになるかもしれないですね。
≫前に上げた。
ネットにかけました。
≫ザイツェフの日じゃないのか今日は…。
≫ブラジル、1点リードです。
≫ということは、ブラジルチャンスですね。
≫バックセンターユアントレーナ。
≫ワンタッチとった。
≫ジャネッリはあそこでバックセンター使うのは大胆に使ってきますね。
≫ジャネッリさっきドリブルをとられたけど切れてませんね。
≫ランザに代わってサーブはロッシーニ。
ツーアタック。
ブルーノ。
≫絶妙なタイミングでツーアタックですね。
満を持してここだっていうところでやりました。
≫やはりツーアタックは勝負どころまでとっておくと効き目がありますね。
≫それとツーアタックはほとんど100%決まらなくてあまりやる必要がないですね。
≫ラインズマンはワンタッチをとっていますが主審はワンタッチをとっていない。
アウト。
イタリアがチャレンジです。
≫ワンタッチっていってるね。
ソウザがちょっと、やったと言ってます。
≫国際映像のスローVTRでは小指にかかっているように見えています。
公式の映像でもワンタッチあったといっています。
≫本人が手を上げて言ってました。
≫イタリア、チャレンジ成功。
同点です。
そしてブティに変わってサーブで16番アントノフが入ります。
≫代わったアントノフとかが一気に流れを変えるとかそういう可能性はあるんですけど。
これは、賭けですね。
サーブで崩すかミスるかというのがね。
≫よく我慢して打った。
ワラッセ、頭の上越えてましたね。
≫すごいね。
本当に高かった、今。
上から打った。
これ、どうですか。
この1ポイント、1ポイントで本当に金メダルに近づくんですね。
≫金メダルまであと2点。
地元リオデジャネイロでブラジル史上3回目の優勝3つ目の金メダル獲得なるか。
≫マウリッシオが勝負しますよ。
≫ザイツェフ、フェイントで逃げた。
うまくワンタッチに逃げました。
こらえた。
土俵際。
踏ん張った。
≫ザイツェフがタイミングが合わなかったですがうまくフェイントで逃れましたよね。
≫まず1つ目、しのぎました。
勝負どころ、ワラッセ。
≫ずっとインナーに打っていたから最後の最後でインナーに切り替えますよね。
≫マッチポイント。
ブラジル。
金メダルまであと1点。
≫回ってくるのはそういうことなんですかね。
≫昨日のサッカーに続いて金メダルなるか。
うまい。
ブロックを利用しました。
ザイツェフ。
デュースに入ります。
≫ザイツェフ冷静ですね。
≫先ほどもフェイント今度もフェイント。
苦しいとき、我慢しています。
そして前衛に7番のロッシーニが入ってきたところで戻します。
≫ルーカス、ワンタッチ取った。
25点目。
また、マッチポイントがやってきました。
≫セオリーどおりでマウリッシオが確率のいいところに完全に上げてますよ、今。
≫10番のランザが当たってるからランザ、いったら今度はそうさせないような気がするんですよね。
そうなるとザイツェフか…。
≫エバンドロが入ります。
両サイドいくんでしょうね。
≫マッチポイント。
決めた!ブロックポイント!ブラジル、金メダル!≫すごい。
≫チャレンジを求めました。
イタリアはここでチャレンジを求めていますが…。
大歓声でもう金メダルが決まったような喜びでチャレンジを求めました。
これは、最後はチャレンジによって金メダルか否かが決まります。
チャレンジを求めたプレーはネットタッチです。
≫ノーフォルト!≫金メダル!ブラジル、史上3回目の優勝!2004年以来の金メダル獲得。
イタリア、またしてもオリンピックでの金ならず。
リオデジャネイロマラカナンジーニョが大歓声。
≫ブラジル、やりましたね。
≫ここ2大会2008、2012と銀メダル、決勝まではくるも金が遠かった。
そのブラジルがアテネ以来3大会ぶりの金メダル。
そして何より寺廻さんここリオデジャネイロでブラジルが金メダル。
≫本当にもう予選リーグから通してどんどん、調子を上げてきた。
最後の最後に金メダルをとった。
すばらしいですね、ブラジル。
≫予選A組では4位通過。
そのあとアルゼンチンに勝ってロシアに勝ってそして、イタリアにもセットカウント3対0で勝って史上3回目の優勝。
3つ目の金メダルを獲得しています。
ブラジルの今大会の優勝金メダル獲得した要因は寺廻さんどんなところにありますか?≫苦しみながらもフランスに予選リーグで最後の最後に勝ってそこから乗ってきた。
それとあとサーブですよ。
サーブとディフェンスのすばらしいチームでした。
≫イタリアはあと一歩。
またしてもあと一歩でした。
≫ここまでは非常に強いイタリアだったんですけど今日は本当にザイツェフの日じゃなかったですね。
≫新体操女子団体の代表チームフェアリージャパン。
5人が挑むのは世界初の大技だ。
その技の名はリボン4本投げ。
4人がリボンを一斉に投げ1人が束ね、投げ返す。
絶妙なコンビネーションが求められる。
4人が同時に投げるタイミング。
それぞれに投げ返す正確さ。
≫過去最高に難しいことをやっている。
難しい作品を完ぺきにこなしてメダルというのはとても難しいんですがそこを目指して頑張っていきたい。
≫技を成功させ5人で最高の舞台を作り上げたい。
彼女たちは練習に練習を重ねてきた。
≫絶対に諦めないでやればいいことがあるって信じて。
オリンピックのときも絶対に成功させたいです。
させます。
≫技を繰り出すのは2分30秒の演技のラスト。
今夜、美しき5人の妖精たちが前人未到の演技に挑む。
生字幕放送でお伝えしています≫リオデジャネイロオリンピック最終日です。
ここからは新体操女子団体決勝の模様をお伝えします。
5人で息を合わせて演技を行う新体操。
リボンという種目とフープとクラブという種目2種目の合計得点を競います。
日本、昨日行われた予選ではリボンの世界初の大技リボン4本投げを見事に成功させました。
予選は全体の5位で決勝進出を決めています。
2大会連続となる決勝進出を決めたフェアリージャパン。
メダルを目指して決勝に臨みました。
≫ロシアの登場です。
予選ではクラブフープでまさかのミスがあって予選2位通過。
ただ予選ではリボンでは圧倒的な演技。
決勝進出は8チーム中唯一18点を超えてきました。
田中さん、18点を超えるということは団体ではいいということですね。
≫はい。
かなりの高得点になります。
彼女たちの作品は投げ技のキャッチが次の準備動作になっているため1つのミスが起こるとミスが連鎖してしまうんですね。
ですので次の立て直しが大変なので最後まで我慢できるかがポイントになってくると思います。
≫音楽にサンバのリズムが込められていて場内も盛り上がる演技。
左の選手に注目。
リボンを体に巻きつけました。
2分30秒が始まります。
≫4本投げからのスタートです。
しっかりと見ています。
≫出だしの連係、まず決めました。
≫落下してしまいました。
≫左の手前の選手リボンを落下してしまいました。
0.3の減点。
≫そして交換の価値点がなくなってしまいます。
大きな減点です。
D得点も伸び悩むことになりそうです。
≫ただ曲は続いていきますので気持ちを切り替えて演技は進みます。
≫まだ1分30秒以上あります。
2分30秒以内の演技です。
複雑な連係技。
≫エシャッペの交換。
よく見ました。
≫2つの交換の連続技決めました。
≫曲がさらにアップテンポになっていきます。
1つのミスが起きたあとにうまく切り替えられるか。
背面の交換、高さがあります。
成功しました。
さらに交換、続きます。
成功です。
≫徐々に演技持ち直してきました。
残り30秒切りました。
≫後方4人の選手がリボンを絡めています。
最後の見せ場。
最後はしっかりとまとめました。
≫ただ、演技の序盤で落下のミスがありました。
それ以降のところはどうでしょうか。
≫ほかの部分はとてもすばらしかったです。
ただ、序盤の落下交換での落下というのはやはり点数に響いてくるのではないでしょうか。
≫交換、投げて投げ受けをするという5つ込めなければいけないという技。
D得点もそこで取れなくなってくることになります。
≫団体は4人が成功しても1人がミスしてしまうとその価値点は0点になってしまうのでいかに、5人が正確にできるかがポイントになってきます。
≫昨日、予選で1つミスがありました。
もちろん1日置いて気持ちのうえで立て直してきたとは思いますが出だしでミスが出ました。
それでも構成の難度の高さはありますので。
≫パンシェのローテーションなどは個人の選手並みの回転数を行ってますし実施面では点数の高いものが出てくると思うんですが交換でのミスがちょっと響いてくると思います。
≫17.600という得点にとどまりました。
フェアリージャパン、日本。
世界と戦うためにロシア日本で厳しい練習を積み上げてきました。
その努力の結果今、この舞台に立っています。
松原、畑山は2大会連続オリンピック。
そしてキャプテンの杉本まだ10代の横田、熨斗谷。
この5人です。
フェアリージャパンメダルへ向けての挑戦。
まず、リボンです。
≫杉本選手の投げ、成功です。
≫つかみました。
連係技、決めてきた。
≫よく見ていました。
背面の交換。
6mあります。
≫しっかりキャッチ。
ローテーション。
≫合っています。
ここまでとてもいいですよ。
≫連係技。
バランスのあとは軽やかな横田が担がれて、熨斗谷がくくりました。
連係。
≫成功です。
そして松原選手の2本投げ。
よく見ています。
≫受け取るほうもしっかりとキャッチ。
≫畠山選手、しっかり取りました。
≫大丈夫ですね。
いいですよ。
背面の交換。
よく見ています。
≫取りました。
落としはしません熨斗谷。
≫すばらしい反応でしたね。
≫緊張の交換が続きます。
≫エシャッペの交換よく見ています。
≫最後の交換もつかんだ。
≫ラスト、盛り上げていきます。
≫センターに畠山それが杉本に入れ替わった。
ラストの見せ場4本投げです。
≫束ねて、つかめるか。
落ちてしまった。
最後の最後でミスになってしまった。
4本投げ、乱れてしまいました。
≫ちょっと最後、床に最後はついていなければ落下にはならないかもしれないんですがちょっと移動が多かったのでそこは減点になってしまうと思いますね。
≫2分30秒の演技。
≫ただ、5人がすごく協力しているのが伝わってきました。
≫この日本の演技の直前ウクライナの得点の見直しがあってだいぶ待たされて迎えた演技でした。
≫ただ、落下しそうな箇所というのが何か所かあったんですがそこ、やはり団体のよさですね。
一緒に共同生活してきてつらいところを何度も何度も乗り越えてきているメンバーだからこそ落ちそうなところでも助け合いながら演技している。
そんな印象でした。
≫最後の4本投げのところが2本軌跡が乱れていって、そこを取れていたのか落下とみなされているのか。
ちょっと際どいところです。
≫ただ、すごくいい表情ですね。
≫演技が終わってまず1つやりきりました。
得点、どうなるでしょうか。
やはり伸び悩んでしまいました。
16点台の半ば。
ここまで7位です。
1種目め、ミスがあったロシア。
リボンは3位でこの最終2種目めに入ってきました。
スペインが2種目めもまずまずの演技。
そのスペインを超えていくにはクラブ・フープで18.167以上が必要となってきます。
予選ではミスもあったロシアのクラブ・フープ。
ミスは出だしのところでしたね予選では。
≫スタートの交換で落下をしてしまいました。
そこをうまく立て直すことができるでしょうか。
投げ技のキャッチが次の準備動作になるので1つのミスも許されない。
そんな作品になっています。
≫いつ、何の要素をやっているのか。
非常に分かりにくいそれだけ複雑な演技構成2分30秒、ロシア。
≫緊張感が伝わってきます。
≫ミスを立て直して最後の演技に臨めるでしょうか。
≫中央の選手の足投げからスタートです。
成功しました。
ジャグリング。
細かい投げ技がたくさん入っています。
≫それだけ落下のミスはつきまといます。
しっかりとキャッチしています。
≫手の中に手具が入っている時間がとても短いです。
リフト。
高さがあります。
横1列で連係クラブをはじき返しながら連係、成功しました。
≫工夫されています。
≫クラブの中をジャグリングしていきます。
少しでもぶつかると落下してしまいますが成功です。
≫今、一瞬クラブとフープが触れる瞬間がありましたが落下はしませんでした。
≫ここまで、とてもいいです。
≫まだ緊張の交換技は後半に3つ残っています。
≫交換が続きます。
あちらこちらに投げて…。
≫デル。
≫成功です。
よく見ています。
とても丁寧に演技をしているそんな印象です。
足で打ち返しながらの連係。
よくとりました。
クラブは2本投げています。
≫よくとりました。
回転を読んでしっかりキャッチ。
≫演技はクライマックスに向かっていきます。
仕上げの連係。
≫キャッチ。
成功です。
≫ロシアらしい演技を取り戻しました。
緊張感が伝わってくる2分30秒。
常に手具が空中にあるかのような非常に複雑な演技でした。
≫鳥肌が立つような最後まで、緊張感を持った作品でしたね。
≫1種目め、まさかの3位。
そして、昨日ミスのあったクラブ・フープ。
落ち着いていましたね。
≫いつミスをしてもおかしくないそんな複雑な演技ですのでここまでしっかりとできるとちょっと感動しましたね。
≫これで、現段階トップのスペインを超えるには18.167以上が必要です。
D得点、E得点いずれも9点以上平均すると求められてくるというところですが。
≫Eの部分でも、Dの部分でもかなりの高得点が出るのではないでしょうか。
新しいことへのチャレンジ精神がすばらしい作品でした。
≫18.633が出ました。
これは高得点だ。
スペインを超えていきました。
日本、フェアリージャパン。
リオで演じる最後の演技です。
クラブ・フープ。
1種目め、リボンではミスがありました。
気持ちを立て直して最後の演技に臨んでもらいたいと思います。
日本からも、大勢の応援がリオデジャネイロ駆けつけています。
その中で、最後の2分30秒。
≫2本投げ。
横田選手が飛び込みます。
畠山選手、クラブを4本。
≫4本投げて…。
≫成功です。
≫しっかりと収めています。
≫杉本選手が胸で打って…。
成功しました。
≫序盤の大技そこはまずしっかりと決めてきています。
≫ジャンプターンに大きさがあります。
≫難しい交換技。
≫たくさん練習していました。
成功しました。
≫杉本が投げたフープ。
≫リフトでキャッチ。
≫担がれた横田がしっかりとキャッチ。
≫伸びやかですよ。
≫このあとも難しいクラブの投げがある。
≫よく見ています。
≫とっています。
≫畠山選手よくカバーしました。
熨斗谷選手も表情よく演技しています。
≫杉本がくぐっていきました。
≫デル。
成功です。
クラブを跳ね返して。
回転がかかっているのでキャッチは難しいんですがよくとりました。
≫難しい交換。
ここも取っています。
≫チーム1つになってアイコンタクトをとりながらラストまでいきます。
≫ここから担がれた松原に注目。
≫跳ね返して、いいですよ。
ダンスステップコンビネーションで会場を盛り上げます。
≫ダンスが大好きなこの5人。
≫ここまで、いいです。
ラスト。
≫横田、つかんで締めくくった。
≫よかったです。
≫会場を乗せる演技でした。
フェアリージャパン。
これまでの努力の詰まった2分30秒。
やりきりました。
緊張の演技が終わって表情が変わりました。
手前側、横田葵子。
涙が見えています。
≫緊張の糸が切れたそんな表情ですね。
≫畠山は笑顔でした。
1種目めでミスがあって得点が伸び悩む。
立て直したい気持ちの面でもどう平常心で臨めるか大変だったと思いますがどうですか?≫やはり1種目めにミスがあると2種目め、少し不安な気持ちもあると思いますがやはり毎日練習してきたことだけを信じて平常心でやるしかないというそんな強い気持ちでマットに乗った。
そんな表情で入場していましたね。
≫現状3位のイタリアに追いつくには19点ちょうどが必要。
これは、もう、難しいといわざるを得ませんがそれでも、これまで重ねてきた努力。
インナコーチそして、横地コーチとも。
≫ハグをして健闘をたたえています。
≫17.650というフェアリージャパン。
このリオ、最後の演技でした。
トータル34.200。
現状7位。
≫新体操女子団体決勝の様子をご覧いただきました。
日本はリボンのミスが響き合計34.200で8位でした。
2大会連続の入賞でした。
金メダルは36.233のロシア。
5連覇達成です。
銀メダルはスペイン、銅メダルはブルガリアとなりました。
新体操、選手たちの話です。
オリンピック初出場キャプテンの20歳、杉本選手はリボンでミスをしてしまったが次のフープとクラブは誰も諦めず演技し最後は笑顔で終わることができた。
応援がすごく力になりこの舞台に立てて幸せだったと目に涙を浮かべながら話していました。
そして2大会連続出場の22歳、松原梨恵選手はリボンをやりきれなかったのは悔しいが、この舞台に立てて幸せだった。
前回は自分のことだけで必死だったが今回は周りもよく見て楽しみながら演技ができたと話しました。
そしてもう1人、2大会連続出場22歳の畠山愛理選手チームを引っ張りました。
上位のチームとは演技の安定感で差があり練習のときから調子を一定にする必要があると思う。
日本チームの中で話し合って課題を克服し東京オリンピックでは声援を力に変えてがんばれるようにしたいと話しました。
初出場、19歳の横田葵子選手。
最初のリボンで少しミスが出てしまったが皆さんの応援や代表候補のメンバー9人で頑張ってきたからここまでやってくることができた。
緊張したが、応援のおかげで楽しく演技できたと話しました。
また、最年少初出場の熨斗谷さくら選手。
決勝では緊張があっていい結果を出せず悔しい。
仲間や先生や家族が支えてくれてここまでこられたので感謝の気持ちを持ってこれからも頑張りたいと話しました。
まだまだ若いこの5人の選手たち。
東京オリンピックが楽しみです。
それでは選手たちに寄せられたメッセージをご紹介します。
リボンの演技のときには頑張れ、成功してくれと日本中が祈りましたよね。
本当に最後まで諦めずに美しい姿を見せてくれました。
それでは、日本のここまでとったメダル。
改めて、整理しましょう。
金メダルが12個。
銀メダルが8個。
そして、銅メダルが21個。
合計41個となりました。
ロンドンオリンピックの金メダル7個を5つ上回りました。
41個のメダルは過去最多です。
ここからお伝えするのはバスケットボール男子の2016/08/22(月) 00:10〜03:35
NHK総合1・神戸
リオオリンピック◇北島康介と振り返る五輪◇バレーボール男子(中継)◇新体操[SS][字]

◇北島康介と振り返る五輪◇バレーボール男子・決勝「イタリア×ブラジル」◇新体操・団体「決勝」…フェアリージャパンに期待!<中断N>1時、2時、3時

詳細情報
番組内容
◇北島康介と振り返る五輪◇バレーボール男子・決勝「イタリア×ブラジル」(中継)…開催国として金メダルは譲れないブラジル。一方のイタリアも3大会ぶりの決勝進出を果たし、金メダル獲得へ執念を燃やす。◇新体操・団体「決勝」…2大会連続で決勝進出を決めたフェアリージャパン!予選に引き続き大技“リボン4本投げ”でメダルを狙う!<中断>ニュース・気象情報(1:00頃)、(2:00頃)、(3:00頃)
出演者
【バレーボール】解説…寺廻太,アナウンサー…土井敏之,【新体操】解説…田中琴乃,アナウンサー…佐藤洋之

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会

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