2016-08-22

しか聴かないファンファンなのか

あるソシャゲ音ゲー)のライブが先日あった。ライブ自体は大変よく満足できるものだったが、どうしても気に掛かることがあるから書く。

そのソシャゲは主に「曲が良い」という文脈で知られることが多く、実際ソシャゲは全くしないがCDは買う、曲だけは聞く、という人がTwitterタイムラインでも目立つ。お察しの通りソシャゲのできは決して良いとは言えない、むしろやや古い作りと言って良い。毎週のイベントに参加する人数も多くない。もちろんコンテンツの楽しみ方は人それぞれ、どんな楽しみ方があっても良いと思うし、興味を持つ切っ掛けは何だって良いと思う。

だけど、普段は別のソシャゲの話しかせず、曲以外に興味のある素振りも見せない人がライブに行って最高だった~!とか言うのを見るとどうしても蟠りがある。

曲にしか興味ないのに最高だったの?

演者MCの時に言った言葉ソシャゲ台詞をなぞったものだってことも、きっと気付いてないよね?

演者の人はユーザを楽しませようと努力してくれてるのに、ユーザは何も努力しなくていいの?

要するに、普段は禄に顔も見せないような遠い親戚が、宝くじが当たったと聞いて突然現れて騒いでいくような気持ち悪さを覚えるのだ。ライブは、せめて普段からそのコンテンツが好きで好きで楽しんでいる人にこそ楽しんで欲しいと思う。

こんなのは心が狭い、楽しみ方は人それぞれだというのを否定している、新規を阻む老害思考だ、そんなことぐらいわかっている。だけど最初から、或いは途中で飽きてコンテンツとの接点を減らしてしまった人をファンと呼んで良いのか。素直に納得できない想いがある。

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