リオデジャネイロ五輪は21日(日本時間22日)、リオデジャネイロ市のマラカナン競技場で閉会式が始まり、17日間にわたる熱戦が幕を閉じる。
日本は今大会で金メダル12個、銀8個、銅21個の計41個のメダルを獲得。前回ロンドン五輪の38個を上回り、史上最多となった。
金メダルは16個を獲得した2004年アテネ五輪以来、3大会ぶりの2桁。目標とした14個には届かなかったが、4年後の東京五輪に向け期待を抱かせる結果となった。
国別のメダルランキングでは米国(金46個)、英国(27個)、中国(26個)、ロシア(19個)、ドイツ(17個)に続く6位。日本オリンピック委員会(JOC)は、東京五輪では世界3位を目標に掲げている。
閉会式ではダンスなどが繰り広げられるなか、最初に各国の旗手が入場。日本は開会式に続いて、陸上十種競技の右代啓祐(30)=スズキ浜松AC=が日の丸を掲げながら入場した。
さらに各国の選手たちの入場が始まり、日本は桜をモチーフにした男子は赤と白、女子は赤のトレーニングジャケットを着用して登場。陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した山県亮太(24)=セイコーホールディングス、飯塚翔太(25)=ミズノ、桐生祥秀(20)=東洋大、ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=やバドミントン女子ダブルスで金メダルに輝いた高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)=ともに日本ユニシス=らが日の丸とブラジルの国旗を手に入場した。