【完走後の一問一答】
139位でゴールしたカンボジア代表の猫ひろし =サンボドロモ発着周回コース(撮影・大橋純人)【拡大】
リオデジャネイロ五輪最終日(21日、サンボドロモ発着周回コース)男子マラソンのカンボジア代表として出場したタレント、猫ひろし(39)が、2時間45分55秒で139位だった。以下はレース後の一問一答。
--レースを終えて
「最高だった。タイムはよくなかった。もう少し粘りたかった。カンボジアの人も日本の人もブラジルの人もみんな応援してくれた。ありがとうといいたい」
--最後はニャーポーズだった
「ニャー、カンボジア語でミャー」
--レースを振り返って「きつかった。最後は足が動かない。これはきついなと思ったけど、絶対に歩かないようにしようと思った」
--レース後は観客をあおるパフォーマンス
「ブラジルの人が盛り上がっていたから、ここは乗るしかないなと。元日本人の現カンボジア人の僕の中のブラジル魂がうずいた」
--いましたいことは
「とりあえずおいしいものを食べたい。ゆっくり考えてチャンスがあるのであればもちろんやりますよ。50になっても60になっても。猫だったら3回ぐらい死んでいる。次の五輪は」
--カンボジアへの思いは
「感謝しかない。何かしらカンボジアにかかわることはできる。走ることは続けるけど、どうやってかかわっていくのは一生懸命やったら何かみえてくる」
--ロンドン五輪は出場できず
「カンボジアでも放送されている。見ている人もいる。そこで情けないところは見せられない。歩かない、走り抜こうと思った。こうやって盛り上げられるのはタイムは遅いけど僕しかいないと思った。見ている人を楽しませようと思った」
--今後は
「とりあえずゴールしたので選手としてはいろいろあるけど、胸を張ってカンボジアに帰る。カンボジアに帰って、日本に来日して仕事する」