「世界の山ちゃん」創業者 山本重雄さん死去
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手羽先のから揚げなど、いわゆる「名古屋めし」で知られる居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」の創業者、山本重雄さんが大動脈かい離で21日、亡くなったことが分かりました。59歳でした。
店を運営する会社によりますと、山本さんは、岐阜県関市の出身で自衛隊の隊員などを経て昭和56年に名古屋市の繁華街に1号店をオープンさせました。「名古屋めし」と呼ばれる手羽先のから揚げなどを看板メニューにして売り上げを伸ばし、現在は愛知県内を中心に東京や関西など全国に71店舗を展開しているほか、海外の台湾やタイなどにも進出しています。
山本さんはチェーン店の運営会社の会長を務めていましたが、21日朝、自宅で体調を崩して名古屋市内の病院に運ばれ、大動脈かい離で亡くなったということです。
山本さんはチェーン店の運営会社の会長を務めていましたが、21日朝、自宅で体調を崩して名古屋市内の病院に運ばれ、大動脈かい離で亡くなったということです。
名古屋市長「名古屋のシンボル作った重要な人」
亡くなった山本重雄さんと親交があったという名古屋市の河村市長は、22日の記者会見で「ゼロからたたき上げで商売を始め、名古屋のシンボルを作った地域にとって重要な人だ。商売の神髄を語るなど話もおもしろい人で、亡くなったことは大変悲しい」と述べました。