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【プロ野球】

巨人、直接対決前に痛恨黒星 山口が延長10回に炎上

2016年8月22日 紙面から

巨人−阪神 10回表2死一、二塁、北條から右中間に2点二塁打を打たれる巨人3番手・山口=東京ドームで(武藤健一撮影)

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◇阪神4−1巨人

 阪神が延長戦を制し、連敗を4で止めた。1点を追う8回に上本のソロで追い付き、延長10回に北條の2点二塁打と鳥谷の二塁打で3点を奪った。松田が今季初勝利。巨人は3番手の山口がつかまり、連勝が3でストップ。

    ◇

 首位の広島を見据え、巨人は負けてはいけない阪神3連戦だったが3連勝は阻止された。

 1−1で試合は延長戦へ。延長10回、高橋監督が3番手に指名したのは山口だった。守護神・沢村は、20日の阪神戦までで3連投。この試合は休ませる方針で、代わって経験豊富な左腕に期待したが、結果は裏目に出た。先頭の今成こそ、三振としたが続く中谷に四球を与えたのをきっかけに炎上。致命的な3点を献上した。

 指揮官はこの起用に「(ここのところ)良かったと思うし、当然打たれるときもある」と結果を受け止めたが、村田ヘッドコーチは「四球がもったいない」と嘆いた。尾花投手コーチも「球自体はいいが、いいところに投げて微妙にボールになることが多い。修正してもらわないと」と奮起を促した。

 23日からは東京ドームで広島と直接対決3連戦だが、これで8ゲーム差。3連勝しなければマジック点灯を許してしまう崖っぷちに追い込まれた。早々に気持ちを切り替えたいところだが、高橋監督は「今日の試合が整理しきれていないので、時間が経てば考えられる」ともどかしさを隠せない様子だった。 (園田佳子)

 

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