あまりに突然なことだったのでもちろん驚きましたし、
なによりこの件で一番強く思ったのが、
「日本すごい」
ということです。
…わたしの語彙力のなさはさておき、
日本は良いところもあるよ、ということをまとめたくてこのブログを書き始めました。
【その1】警察すごい
まず事件当日。
詳しくは伏せますが、とにかく道端で知らない人に包丁で腕を切られました。
犯人から逃げつつ、警察へ電話しつつ、場所や状況などを説明しつつ…
あまりの早さに、
わたしの事件とは無関係でたまたまパトカーが通りがかっただけかと思いました。
別方向から自転車で来た警察官と共に犯人を捕まえてくれました。
もしあの時、すぐに来てくれなかったら
しっかりと取り抑えてくれました。
一般人にはなかなかできないことです。
本当にすごいです。
【その2】救急すごい
間もなく救急車も到着し、
その時のわたしは呑気に、
「とりあえずなんか包んでくれたし、病院行かなくても良いんじゃないかな」
なんて思っていたのですが、
何件かの病院に断られ、
とりあえず診てもらえるだけありがたいので、そこにお願いすることにしました。
後になって分かることですが、わたしの傷はそれなりの深さがあったため
縫わないと血が止まらないような状況だったそうです。
救急の方がそこまで分かってくれていたかどうかは分かりませんが、
わたしはただぼーっとしていただけで、
本当にすごいと思いました。
また、病院へ向かう最中に、同乗した救急隊員がわたしの気を紛らわせようと
【その3】受け入れ病院すごい
「自分は専門ではないので、明日また専門の先生に診てもらってください」
と前置きした上で、診てくれました。
とりあえず止血しようとしたようですが、
血が止まらないので縫うことになりました。
今まで体を縫ったことがないわたしは驚きましたが、
なにより先生自身が、覚悟を決めたような雰囲気を出していたので
一時間ほど経ち、なんとか縫い終わって
そして、終始汗だくで目が泳いでいたわたしに、優しく話しかけてくれた看護師さんすごい。
【その4】再び警察すごい
みんなが想像するあの取調室。
(こんなことを言うのも何ですが)
でももし警察官がいなかったら?
自分で自分の状況を、矛盾がないようにまとめるのはとても難しいですよね。
詳しくはよく分かりませんが、この証拠たちをもとに
今後、犯人の罪を裁いていくことになるようです。
犯人を捕まえ、事実関係を明らかにし、罪を裁くことまでやってくれる
警察すごい。本当にすごい。
【その5】形成外科すごい
先生は傷口を見てすぐ、
「縫い直しだね」とおっしゃっていて
せっかく前日に一針一針一生懸命縫ってくれた糸を切るのは申し訳ない気もしましたが
内側も縫った(しかも内側の糸は数ヶ月で溶けるらしい)
ので、傷口はおそらくほぼ残らないだろうとのことでした。
やっぱり専門の先生はすごい。
【その6】東京都すごい
以上のように、たくさんの方々、たくさんの日本の仕組みによって
わたしは事件以外の不満を感じずに、傷を塞ぐことができましたが
1つ気がかりなのが、治療費についてです。
そこまでの恨みはありません。
ただ、もう、本当に大した額ではないのですが
治療費ぐらいは払って欲しい…と思っていました。
すると、そのことを話した訳ではないのですが、
どういう流れでそうなるのかは不明ですが、
(また、その条件など色々あるようですが)
こちらに全く否がないのに一方的にケガをさせられて
治療費まで被害者が払うのはおかしい、ということで払ってくれるそうです。
そんな仕組みがあることは全く知りませんでしたし、
そんな仕組みがなければ本当に被害者は損ばかりです。
僅かなお金ですが、そのおかげでわたしの心は大分軽くなりました。
東京都すごい。
そしてそんなお金があるのはもちろん、
本当にありがとうございます。
日本にはこんなにたくさんの仕組みがあり、うまく機能しています。
中には問題があることもあるかもしれない、それでもなんとかうまくいくように
そう思うと、日本ってすごい。