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トラトラトラ!真珠湾攻撃の旧海軍機を「復元」 佐伯市の戦争遺構研究グループ

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トラトラトラ!真珠湾攻撃の旧海軍機を「復元」 佐伯市の戦争遺構研究グループ

3人乗りの九七式艦上攻撃機(宇佐市民図書館提供) 3人乗りの九七式艦上攻撃機(宇佐市民図書館提供)

 大分県佐伯市の戦争遺構研究グループ「歴進会」が、旧日本海軍の攻撃機「九七式艦上攻撃機(九七式艦攻)」の原寸大レプリカの製作を進めている。佐伯海軍航空隊にゆかりある飛行機だ。同グループは「復元」によって、地元・佐伯に深く関係する戦争の記憶を後世に残し、理解を深めたいと思いを込める。(村上智博)

 佐伯海軍航空隊は昭和9年に開隊した。瀬戸内海から連合艦隊などが出撃するときに、豊後水道の安全を確保するのが主要目的だった。市内には、佐伯海軍航空隊の掩体壕(えんたいごう)などの戦跡が点在する。

佐伯湾で演習

16年12月の真珠湾攻撃に際して連合艦隊機動部隊は、佐伯湾を攻撃目標である真珠湾に見立てて最後の演習を行い、出撃した。

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