社内コミュニケーションを活性化させたい!そんなときは…

日々の業務を円滑に進めるためには、社内のコミュニケーションを活性化することが不可欠。いまでは社内コミュニケーションをサポートしてくれる便利なツールが増えてきていますが、みなさんはどのようなサービスを使っているでしょうか?

今回は、「もっと楽に社内での情報共有を行いたい」「実際に社内コミュニケーションツールの導入を考えているけど、たくさんあって悩んでいる」といった方たちに向けて、定番のものを中心におすすめのツールを紹介していきます。

社内コミュニケーションツールとは

社内コミュニケーションツールというとかなり漠然としていますが、中でも近年需要が高まってきているのが、ビジネスチャットツールや社内SNSと言われているサービス達。

簡単に説明すると日常的に使用されている方も多い、「LINE」や「Facebook」のビジネス版のようなサービスで、いままで一般的であったメール等に比べてスムーズかつ気軽に情報共有できるのが特長です。

また、多様化するユーザーのニーズに合わせてPC・タブレット・スマホとデバイズを問わず楽に使えるように設計されているのもポイント。移動中に社内のメンバーと連絡をとったり、ちょっとした休憩時間や待ち時間に他のメンバーの様子をチェックすることも容易です。

従来のツールよりも遥かに気軽にオンライン上でコミュニケーションをとれ、うまく活用することで業務の円滑な推進や社内の活性化にも繋がるため、導入する企業が増えてきています。


迷ったらまずはこれ!社内で使える3つのおすすめ定番コミュニケーションツール

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3サービスのより詳しい機能・口コミ比較はこちらからチェックできます

現在様々な社内コミュニケーションツールが生まれてる中で、「多すぎてどれを選んだらいいかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、悩んだらまずは一度試してみてほしい定番のツール「Slack」「ChatWork」「Sync」について紹介します。
これらのサービスは、

  • 個別のメンバーとのプライベートチャット
  • 複数人でのグループチャット(特定のメンバーに通知がいくようにすることも可)
  • ドキュメントの共有

など社内コミュニケーションを図る上で必要な機能が一通り備わっていて、無料からでも使えるので利用のハードルも低いです。
では、一つずつ見ていきましょう!

1.Sync

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SlackやChatWorkに比べる後発ながら、既に15000社に導入されているビジネスチャットサービスSync。採用サイト・ビジネスSNSとしておなじみのWantedlyが手がけるサービスです。

必要不可欠な機能が一通り備わっており非常に使いやすいのはもちろん、なんといっても利用のハードルが低いのが特長。

他の2サービスとは違い、作成できるグループ数やストレージの容量、検索できる過去のメッセージの数などの制限がなく、すべての機能が無料で利用できます。

まずは試しに何かしら社内コミュニケーションツールを導入してみたいという方々には、ぴったりのツールといえるのではないでしょうか。

Sync

2.Slack

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世界で爆発的にユーザー数を増やし急成長しているのがSlack(スラック)。特長は無駄もモレもないシンプルな機能と拡張性で、他のサービスと連携することで幅広い使い方ができます。音声通話機能もリリースされ、より使いやすくなりました。

検索できる過去のメッセージ数や、ストレージの容量に制限はあるものの無料でも利用可能です。元々エンジニアのコミュニケーション用に作られたツールということもあって、IT系の企業では導入している企業が多いように思います。

直感的に使えますが、基本的に機能の説明やヘルプなどが英語で書かれているため、その点だけ予め注意しておいてください。

Slack(スラック)



現在は1日あたりのアクティブユーザーが300万人を超えるなど、とにかく勢いのある今注目のサービスです。Slackを個別に取り上げた記事もあるので合わせてこちらも御覧ください。

連携サービスは300種超え間近!!クールなインターフェースのSlackで、生産性を飛躍させてみない!?


3.ChatWork

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国内のビジネスチャットツールとしてはトップクラスの認知度を誇るChatWork。既に10万社を超える企業に導入されており、ITに詳しくない人にもわかりやすいデザイン・機能が特長です。

Slackと大きく違うのは、タスク管理ができる機能と、ビデオ通話機能があること。チャットでコミュニケーションをとりつつ、その場で各々のタスクを設定したり、遠隔で働くメンバーとお互いの顔を見ながら通話したりといった使い方ができます。

こちらもオンラインストレージの容量や作成できるグループチャット数に制限はあるものの無料でも使えますし、国内のサービスのため英語に不安がある方でも心配はいりません。

ChatWork



上記で紹介したSlackとChatworkの2サービスを比較した記事もあるのでこちらもどうぞ!

【鉄板比較】チャットワークとSlackどちらを採用するべき?2大チャットツールの徹底比較をご紹介!



以上で紹介した3サービスはいわゆるビジネスチャットというツールにも分類されます。ビジネスチャットについてより詳しく説明した記事もあるので御覧ください!

社内で使えるグループチャット・ビジネスチャットツール比較14選


まだまだある!特長的な社内コミュニケーションツール

4.Talknote

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20,000社以上が導入する人気の社内SNS・Talknote。「Slack」「ChatWork」「Sync」などがビジネス版のLINEともいえるような、チャット機能が特長的なのに比べ、Talknoteはビジネス版のFacebookとも言えるような社内コミュニケーションツールです。

チャット機能も備えつつ、Facebookのようなタイムラインもあり、メンバーの投稿にいいねを押したりコメントをすることでコミュニケーションを図ることができます。

美容院や飲食店を始め、多くの非IT企業でも導入されています。料金は月額430円〜。

Talknote



そしてこのTalknote社も導入している"イケてる"クラウドサービスをまとめた記事も要チェックです。

利用企業20,000社突破!!あの社内SNS「Talknote」が導入しているクラウドサービスをもれなく公開!

5.WowTalk

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名刺管理クラウドサービスCAMCARDで知られるキングソフトが手がける社内SNS・WowTalk

1名300円というコストパフォーマンスの良さと、しっかりとしたセキュリティが特長で、既に1000社を超える企業で導入されています。

個々のメンバーとのチャット機能、複数メンバーが参加するタイムラインなどの基本的な社内SNS機能を備えているほか、無料機能(音声通話も可能)もあります。

WowTalk

6.Chatter

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世界的に有名なSalesforceが手がける社内コミュニケーションツール・Chatter

シンプルなビジネスチャットツールに比べて、タスクの設定やプロジェクトの進捗管理、社内ナレッジの共有などより充実した機能が特長的なサービスです。

日々のちょっとしたコミュニケーションから、社内のドキュメント管理、プロジェクトの進捗共有まで1つのサービスで完結させたいという場合には適しています。

Chatter

7.yammer

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社内SNSの先駆けとして、注目を集めたyammer。2012年にマイクロソフトに買収され、現在は一般法人向けのOfiice製品の1つとして多くの企業に導入されています。ほかのOffice製品と統合することで便利に活用できるため、Officeを頻繁に使う方には合っているかもしれません。

機能・デザインはFacebookに近くタイムラインにて社内のメンバーとディスカッション・情報共有を気軽に行えます。

yammer

8.gamba!

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6500社以上が導入する日報共有サービス・gamba!。"日報"に特化していることが最大の特長で、社内SNSなどではどうしても1つの情報が流れていってしまいやすいですが、gamba!なら日報の確認・共有の漏れもありません。

スマホからも手軽に日報が作成できるため、日報を書くことのハードルも最小限。他のビジネスチャットツールと合わせて使っても効果的です!

料金も最も安いプランで1ユーザーあたり月額480円〜とお手軽。

gamba!

9.Qiita:Team

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IT系の企業、特にエンジニアのメンバーが中心のチームでは非常に人気の社内情報共有ツール・Qiita:Team。プログラマのための情報共有ツールQiitaを運営しているIncrements株式会社が運営しているドキュメント共有サービスで、開発のTipsやデザイン案、日々の日報などあらゆるドキュメントを共有できる場として活用されています。

Markdown記法に対応していたりテンプレートを登録できるためドキュメントの作成が非常にスムーズにできる点、ドキュメントの共有・検索がシンプルでわかりやすい点が特長。

SlackやChatWorkなどと連携できるので、日々のコミュニケーションはビジネスチャットサービス、何度も見返すドキュメントなど蓄積しておきたいものはQiita:Teamで共有するなど使い分けることで、社内のコミュニケーションやナレッジの共有がよりスムーズになります!

Qiita:Team

10.サイボウズLive

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定番のグループウェアとして150万人以上に使われているサイボウズLive

最大の特長は、とにかくチーム・プロジェクトを円滑に進めていく上で必要な機能がそろっていて、しかもそれを無料で使えてしまうこと。

グループでのタイムライン機能はもちろん、掲示板で特定のテーマについてディスカッションしたり、ToDoを設定したりプロジェクトのイベントを共有したりととにかくやれることが豊富です。

「複数のサービスを使い分けるのはハードルが高い」という方にはおすすめです。

サイボウズLive


自社の風土や用途に合った最適な社内コミュニケーションツールを!

以上、10サービスを紹介しましたがそれぞれに特徴的な部分があるので、導入の目的や風土、社内にいるメンバーのバックグラウンドなどによって適したコミュニケーションツールは変わってくると思います。ツール選定の際には以下のような点をベースに検討してみてはいかがでしょうか?

  • 英語/日本語
    英語には抵抗がある場合は国内サービスなど日本語にしっかりと対応しているツールが無難です。

  • 音声通話機能/ビデオ通話機能
    複数の拠点がある会社や、リモートワークをしている社員さんがいるチームだと通話機能があると便利です。

  • 他サービスとの連携
    既に複数のWebサービスを積極的に利用している場合などは、外部サービスと連携できるものを選ぶと使い勝手がいいです。

  • オンラインストレージの容量
    画像ファイルやドキュメントを頻繁に共有したい場合には、オンラインストレージの容量を基準に考えてみてもいいかもしれません。

  • 作成できるグループ数
    特に使用する人数が多い場合、複数のグループを作成する場合も多いので、作成できるグループ数の上限を確認しておくことをオススメします。

  • メッセージ、資料の検索性
    特にビジネスチャットサービスの場合は、メッセージの行き交うスピード・量がものすごいため、用途によっては過去のメッセージをどのくらい遡って検索できるか、検索精度のレベルをよく確かめておくといいでしょう。

  • 料金
    完全に無料で利用できるものから、1ユーザーあたり月額で数千円のものまで様々です。予算とも合わせて適切なものを選んでください。


社内コミュニケーションを活性化!おすすめツール10選のまとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は迷った際におすすめの3つのサービスを始め、主要な社内コミュニケーションツールを紹介しました。

今回紹介をしたサービスをうまく活用すれば、社内のコミュニケーションをより活性化し、日々の業務を円滑に推進するための強力な味方になってくれるはずです。

また、Boxilでは今回紹介したサービス以外にも、便利な社内コミュニケーションツールを多数紹介しています。それぞれのメリット・デメリットを比較した上で、ぜひ自社に合ったツールを見つけてください!

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