連日に30度超えで熱い日が続いております。
エアコンのない中で熱中症に掛からないようにするためにどうすればいいのか、
今回は真夏の猛暑対策と銘打ちまして書いていきたいと思います。
大前提として昔とは気温が違いますから
もはやクーラーは必須と言っていいでしょう。
金銭的に問題ないのであればエアコンは使うべきです。
もちろん社会的要請として消費電力を減らすために
町内会で集会所を開放して日中はそこで過ごすようにしたり、
マンションの空き部屋を利用してエアコンの利用を集約しましょう
ということは出来るかもしれませんが
それは今日明日スグに出来ることではないので今回は置いておくことにします。
エアコンが使えない状況では
体内の熱を如何にして排出するかを考えなければいけません。
1)こまめに水分を摂る。
脱水症状を防ぐことはもちろん
排尿も体内に溜まった熱を排出することに繋がります。
水分は水だけではなく0.1~0.2%の塩分を含んだ飲み物を摂る必要があります。
効率的な水分補給|大塚製薬
https://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/care_10/
熱中症予防の水分補給として、日本体育協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだ飲料を推奨しています。特に1時間以上運動をする時は4~8%の糖質を含んだものを摂取しましょう。冷えたイオン飲料や経口補水液の利用が手軽ですが、自分で調製するには1リットルの水、ティースプーン半分の食塩(2g)と角砂糖を好みに応じて数個溶かしてつくることもできます。
オススメなのは牛乳です。
牛乳には
ナトリウムが100g中41mg
カリウムが100g中150mg含まれています。
また、タンパク質も100g中3.3gと
飲み物としてはトップクラスに含まれているので
そうめんなどでタンパク質が少ない食事になりがちの夏に向いています。
個人的には氷をぎっしり詰めたコップに牛乳を注いで飲む、
アイスミルクがオススメであっさりしてるので何杯も飲めます。
あまり氷が溶けて薄まるとまずくなるので早めに飲む方がよいですね。
2)扇風機を直に浴びる。
特に寝る時は有効で体感温度を二度下げることが出来ます。
暑い時期でも夜の最低気温は25~28程度まで下がるので
そこから-2度でなんとか寝れる温度となります。
(網戸を付けることで室内と室外の温度を近づける事ができますが女性や高齢者、子供が居る環境では防犯の観点からもエアコンを付けた方がいいでしょう。)
3)水風呂に入る。
水風呂とは水を張ったお風呂ですが
入れてすぐは寒すぎるのでちょっと沸かして入れる温度にする必要があります。
お風呂の普及率は95.5%なので大半の家にはお風呂があるので
エアコンのない家庭では水風呂がオススメですね。
公衆浴場概要 |厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu-eisei/seikatsu-eisei03/04.html
公衆浴場は年々減っ ており、浴室を有しない世帯の入浴の機会を確保することが課題となっている(総務省「平成20年住宅統計調査」によると、住宅の浴室保有率は 95.5%)。
お風呂がない場合でもシャワーが付いている住居もあるので
冷たいと感じるシャワーを浴びれば熱も取れてサッパリします。
-夏バテに関して
気温の高さによって内臓機能が落ちてきてしまう関係から
食欲がわかない→軽い食事にしよう→タンパク質・ビタミン不足
という流れになりがちなので
摂った食材からエネルギーへと変換する為に必要な
ビタミンB群を摂ると良いです。
ビタミンB1は糖質の代謝に
ビタミンB2は糖質・タンパク質・脂質の代謝に
ビタミンB6はタンパク質・脂質の代謝に
必要となってきます。
ビタミンB郡は水溶性で体に溜めて置けないので
ビタミン剤でこまめに摂るほうが良いでしょう。
DHCの方が一日2錠なので体に留まる時間が多くなるので良いと思いますが
少し前から値段が上がっているのでディアナチュラの方も価格を見れば悪くないと言った感じでしょうか。
ここまで熱中症・夏バテについて書いてきましたが如何でしたでしょうか。
作業効率が上がる温度と言われているのは
18度から25度と言われているので
出来ればエアコンを使った方がよいかと思います。
それでもエアコンが設置できない状況の方は
今回書いた事を試してみてはどうでしょうか?