香取慎吾から「僕ら」が消えた　ラジオ番組でＳＭＡＰ解散に言及

　ＳＭＡＰの香取慎吾（３９）と草なぎ剛（４２）が２１日夜、パーソナリティーを務めるｂａｙｆｍのラジオ番組「ＳＭＡＰ　ＰＯＷＥＲ　ＳＰＬＡＳＨ」に出演し、年内解散について言及した。これで５人のメンバー全員がラジオで解散についてコメントした。

　番組の冒頭、まず香取が「ＳＭＡＰは解散いたします」と切り出し、少し間を置いて「ＳＭＡＰを応援してくださったたくさんの方に心より感謝申し上げます」と話した。さらに「突然のお知らせとなりましたこと、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

　続いて草なぎも「このたび僕たちＳＭＡＰは解散する道を選びました」と話し、「いつも応援してくれたファンの皆さま、支えてくれた関係者の皆さま、グループ結成から２８年間、本当にありがとうございました」と感謝。「今後も精進してまいりますので、引き続き、温かく見守っていただけるとうれしく思います」と話した。

　香取と草なぎはそれぞれ約３０秒ずつ、合計約１分間にわたり解散について言及。２人とも終始落ち着いた口調だったが、この日の発言は１４日未明の解散発表時に所属のジャニーズ事務所を通じて公表されたコメントとほぼ同一内容。ただ香取は解散発表時に「僕らＳＭＡＰは…」とコメントしていたが、この日は「ＳＭＡＰは…」と“僕ら”の部分が消えていた。

　解散発表直後の１４日放送では、番組冒頭で８月３日に収録済みだったことを紹介し、解散についての発言はなかった。香取は前日２０日放送のテレビ朝日系「ＳｍａＳＴＡＴＩＯＮ！！」に生出演したが、解散への言及はなかった。