他人事ではない、熊との遭遇...
大阪、京都、兵庫、滋賀、すでに目撃情報が多く寄せられています
関西地方では1000頭にのぼるツキノワグマが生息している
といわれていますが、「冬眠」にむけて、
栄養を蓄える秋から冬にかけて、
エサが不足していると、人里に降りてくるケースも少なくありません
登山 熊 被害
あらゆる所で目撃されています
登山道だけではなく、国道や、バス停付近、川など
●京都
●滋賀
●奈良
五条市、十津川村、黒滝村、天川村、川上村、下北山村、野迫川村など
登山 熊
関西に生息する熊は「ツキノワグマ」と呼ばれる種類です
北海道に生息する肉食の「ヒグマ」 とは違い、主に草食中心の雑食
ブナ、ミズナラ、栗、果物や昆虫、時には動物の死体を食べたりします
大きさは人間くらい 体重は50~120キロ 寿命は20年ほど
走れば時速50キロ、木登り、泳ぎが得意、嗅覚は犬よりも優秀という
怪物級のスペックです
「出会ったときは木に登ればいい」「死んだふりをすればいい」
というのが、嘘だとよくわかりますね
体に比べて足音が小さく、聴覚はあまりよくありません
食事などに、集中していると周りに気が付かない、という一面もあります
登山 熊 対策
●まず、出会わないようにする 出合がしらでの遭遇をさける
●登山道以外の道を歩かない
●見通しの悪い道に入る前に、大きな声や音を出す
●音や気配などに注意をはらう 沢筋では音がかき消されてしまいます
●早朝と夕暮れの活動時期を避ける
●臭いに気を付ける
熊は100M位の風下なら臭いです。獣臭くすぐわかります。前の晩に熊が居た所も獣臭いです
登山 熊 対策 鈴
熊鈴をつけてこちらの存在を知らせる事が推奨されていますが、
賛否両論あります
人が危険な生物と学習していれば熊鈴の音で逃げていきます。
けれども、人は餌を与えてくれる又は餌であると学習していれば鈴の音で近づいて来るでしょう。
熊鈴は熊との偶発的遭遇を避けるための物であると考え一方的な安心感は持つべきではないと思います。
熊は警戒心が強いので、人間の存在がわかれば、熊から人間に近づく
ことはありません(何にも興味を示す熊という例外もあります)。人間の
存在を認識させるツールとして、ラジオ、会話、火薬の匂いと共に鈴の
音も有効であるということです。これらは通常の自然界には存在しませんので、
熊もわかるわけです。しかし、万能ではないということです
登山 熊 対策 笛
入山する前に、笛を吹いて存在を知らせることができます
又、緊急時にも使用できるので、ぜひ持ち歩きたいですね
●笛で遭難信号の送り方
6回(1分間)ホイッスルを鳴らす
次の一分間は休憩 これの繰り返しです
●遭難信号の返答 「了解した」
20秒ごとに1回の割合で6回(1分間)ホイッスルを鳴らす
次の一分間は休憩 これの繰り返しです
声で助けを求めようとすると、何時間も続きません
登山 熊 対策スプレー
少々コストが高いが、「熊撃退スプレー」を携帯するのも一つの手段です
中身は唐辛子で、最新の注意が必要です
効果は抜群ですが、果たしてきっちり使用できるか?が課題です
●至近距離まで発射しない 有効射程9m
●すぐに取り出せるところに携帯しているか
●風上に自分がいるか
有効期限は5年
使い方をしっかりマスターすれば鬼に金棒です
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