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ホームドアの設置求め署名活動
08月21日 19時12分
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先週、東京の地下鉄で、視覚障害のある男性が線路に転落して死亡した事故を受けて、名古屋では、愛知県の視覚障害者の団体が事故防止につながる「ホームドア」の設置をさらに進めるよう求める署名活動を行いました。
21日は名古屋市の金山総合駅に視覚障害のある人など11人が集まりました。
まず、実際に線路に転落したことのある男性が「東京の事故は他人事ではない。すべての駅にホームドアを設置して安心させてほしい」などと訴えました。
そして、支援者たちが、鉄道会社にホームドアの設置を促すよう国に求める署名への協力を駅の利用客に呼びかけました。
国土交通省によりますと、東海地方ではホームドアが設置されているのは今年3月の時点で名古屋市営地下鉄の東山線や桜通線など一部にとどまっているということです。
愛知視覚障害者協議会の梅尾朱美会長は「ホームドアがあれば防げた事故だと思うと悔しくてたまらないです。街なかで視覚障害者を見かけて危ないと思ったら、声をかけていただけるとうれしいです」と話していました。
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