「雷鳥はサンダーバードではない!」 衝撃の動物園「掲示」に「JR西のせいだ」

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   「ライチョウはサンダーバードではありません」。動物園のこんな掲示がツイッターで拡散され、話題になっている。かつて関西圏と北陸地方を結んでいたJR特急「雷鳥」が、今は「サンダーバード」として走っていることもあって、「雷鳥=サンダーバード」と思い込んでいた人も多い。それだけに驚いた人も多く、ツイートは3500回もリツイート(転送)されている。

   実はこの「サンダーバード」という愛称、JR西日本は「漢字の直訳」と説明していたが、発表時点で「誤った英語が広まるのを懸念する声もある」という指摘が出ていた。この懸念は現実となり、動物園の掲示につながった。

  • JR西日本の「サンダーバード」は「雷鳥」を「直訳」して名づけられた
    JR西日本の「サンダーバード」は「雷鳥」を「直訳」して名づけられた

「英語ではPtarmigan(ターミガン)またはGrouse(グロース)」

   話題になっているツイートは2016年8月18日夜、「この帰省、最大の衝撃」という文章とともに写真つきで投稿された。写真には、いしかわ動物園(石川県能美市)で撮影された掲示物が写っており、そこには赤字で

「※ライチョウはサンダーバードではありません」

とある。その下には黒字で

「ライチョウは英語ではPtarmigan(ターミガン)またはGrouse(グロース)といいます」

と注意書きがついている。

   この事実を知らなかったネット利用者も多かったようで、ツイッター上では

「衝撃だわ」
「なんだってー!!」

といった声も相次ぎ、「原因はJR西日本のせいだ」という声もあった。

   ライチョウは、かつて白山(石川・岐阜県)で生息していたことで知られ、北陸地方ではなじみのある鳥だ。いしかわ動物園の担当者によると、この掲示を出したのは3年ほど前。

「『ライチョウ』という名前は浸透しているが、その英語の名称は必ずしもそうではない。誤解しないでね、ということを半分ユーモアを交えてお伝えしたかった」

といった意図だった。

   このライチョウの英語名称をめぐる話は「業界では有名な話」だというが、掲示を見た来園者からは、「知らなかった」と感心する声も時々寄せられるという。JR西の特急の名称の影響について、同園では「あると思いますねー」と話していた。

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