記事詳細
自民・下村博文幹事長代行「政府とは違う視点で中国、韓国に厳しく」 小池百合子都知事の除名処分は「なんとなくしない方向」
自民党の下村博文幹事長代行は21日午前のフジテレビ系「新報道2001」で、韓国の超党派の国会議員団が竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことや、中国の公船や漁船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に入ったことを踏まえ、「中国、韓国に厳しくというのは、政府とはまた違う視点で党として必要だ」と述べた。
下村氏はまた、東京都の小池百合子知事への除名処分が取りざたされていることをめぐり、「二階俊博幹事長は、今はあまり考えていない。なんとなく、除名処分はしない方向だ」と否定。「2020年東京五輪・パラリンピックに向けていらぬ対立は、都民、国民にとってマイナスになる」とも述べ、小池氏との連携に前向きな姿勢を示した。