首相 対話重ねてプーチン大統領訪日に道筋を
k10010638591_201608170752_201608170807.mp4
安倍総理大臣は、来月のロシア訪問に加え、その後の国連総会などの機会を利用してプーチン大統領と会談する方向で調整を進めており、首脳どうしの対話を重ねることで、大統領の年内の日本訪問に道筋をつけたいとしています。
ことし5月、ロシア南部のソチで行われた日ロ首脳会談で、安倍総理大臣は、プーチン大統領との間で、北方領土問題を含む平和条約交渉を今までの発想にとらわれない「新しいアプローチ」で進めていくことで一致しました。
安倍総理大臣は、来月2日からロシア極東のウラジオストクで開催される国際経済フォーラムに出席するのに合わせて、改めてプーチン大統領と会談し、5月の首脳会談で合意した基本方針を確認し、具体的な進展を図りたい考えです。さらに、その後の国連総会や、11月にペルーで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などの機会も利用して、首脳会談を行う方向で調整を進めています。
安倍総理大臣は、先延ばしになっているプーチン大統領の日本訪問について、先週、地元の山口県下関市を訪れた際、訪問が実現した場合には、大統領を山口県に招きたいという考えを示しています。安倍総理大臣としては、経済協力の推進など両国関係の強化を図りながら、北方領土問題の解決に向けてロシア側から前向きな対応を引き出したい考えで、首脳どうしの対話を重ねることで、年内の日本訪問に道筋をつけたいとしています。
安倍総理大臣は、来月2日からロシア極東のウラジオストクで開催される国際経済フォーラムに出席するのに合わせて、改めてプーチン大統領と会談し、5月の首脳会談で合意した基本方針を確認し、具体的な進展を図りたい考えです。さらに、その後の国連総会や、11月にペルーで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などの機会も利用して、首脳会談を行う方向で調整を進めています。
安倍総理大臣は、先延ばしになっているプーチン大統領の日本訪問について、先週、地元の山口県下関市を訪れた際、訪問が実現した場合には、大統領を山口県に招きたいという考えを示しています。安倍総理大臣としては、経済協力の推進など両国関係の強化を図りながら、北方領土問題の解決に向けてロシア側から前向きな対応を引き出したい考えで、首脳どうしの対話を重ねることで、年内の日本訪問に道筋をつけたいとしています。