8月も終わってしまいそうな勢いだけれど、ネタを収集して終わっていたWebサービス8月版を今更感満載で紹介していく。今回も海外サイトだけでなく、日本でも面白そうなWebサービスもいくつか紹介していく。今月は、流行が過ぎ去ってしまった(?)Pokémon Go関連のWebサービスも一部紹介していきたい。
ちなみに前回の7月版の記事はこちら。
海外編
Better Notes
Better NotesはiPhone用のシンプルなノートテイキングアプリだ。ハッシュタグをつけたり、写真を添付したり、チェックリストも簡単に作れる。EvernoteとTwitterのいいところを組み合わせた感じで、かゆいところに手が届くメモ帳といった印象だ。
Demonstrate
Demonstrateを使えば、1行もコードを書くことなしにアプリのイメージをiPhone上で簡単に試作することができる。手順は至ってシンプルで、スクリーンショットをインポートして、スワイプやタップなどのジェスチャーを追加するだけ。プロジェクトをシェアすることも可能だ。
Rambox
Ramboxはメッセージやメールサービスをまとめてくれるダッシュボードサービス。GmailやFacebookメッセンジャー、SlackやYahoo!メールなどにも対応している。複数のテキストサービスが一見できるので、複数のコミュニケーションツールを使っているひとはRamboxでまとめてしまうのも便利だろう。
Poké Forecast
Poké ForecastはPokémon Goをプレイするのに適切な気候かを判別してくれるサービス。地域名を入れると、気温や風向き、降水量やUV指数が表示され、時間帯別にPokémon Goのプレイに適しているかどうかを教えてくれる。トレーナーは熱中症に注意しよう。
Cashew
CashewはMacOS用のgithubクライアントだ。UIは一見するとメールクライアントのようで、きっと慣れ親しんだ操作で使うことができるだろう。オフラインでの検索もサクサク。複数ユーザーの切り替えにも対応している。
stacksight
stacksightはあなたがオープンソースで開発しているアプリケーションを管理するダッシュボードサービスだ。WordpressやAngularJSなどとの接続にも対応しており、例えばPV数が急に上がったときに知らせてくれたりする。複数のサービスをひとつのダッシュボードに集約してくれるので便利かも。
Unicorn
UnicornはiPhoneでエンジェル投資家とスタートアップをつなげてくれるアプリ。こういったサービスにどのくらい投資家がサインアップするかとか、どれくらいマッチするかなどは疑問が残るけれど、面白い発想だと思ったので紹介。
Pokéwalk
PokéwalkはPokémon Goのための歩行代行サービス。卵をふ化させるためには歩数を稼がなければならないので、こういうサービスが出るのも分かるが…2kmで10ドルなら歩いたほうが全然いいのでは。他人にiPhoneを預けるのもちょっと心配かも。
Forestry.io
Forestry.ioは、JekyllやHugoで作られたサイトのためのシンプルなCMSだ。JekyllやHugoはもしかしたら日本ではまだ馴染みが薄いかもしれない。前者はRuby製の、後者はGoogleによるプログラミング言語Goを使って開発された静的サイトジェネレーターだ。いちいちデプロイしなければいけないのがぼくは面倒くさいと思ってしまうけれど、こうしたCMSを使えば簡単にセットアップできる。現在はベータ版で提供中だ。
Mybridge
Mybridgeはテック系の仕事に携わるひとのための読み物系Webサービスだ。「JavaScript」「UXデザイン」「スタートアップ」「モバイルデザイン」「AngularJS」「グロースハック」「Python」など、興味のあるキーワードをチェックすれば、Mybridge AIがあなたに合った記事を配信してくれる。
macgyver
macgyverは開発者の開発者によるAPIマーケットプレイスで、リクエストあたりで料金を支払う形になっている(たとえば10,000リクエスト叩いたら20ドル、といった具合)。ただ、覗いてみたところ自作したほうが割にあうものも多い一方で、リクエストコストがかからないもの(1リクエストあたり0ドル、つまり無料のもの)もあるので、自分にあったものを探してみるといいだろう。
PokéDates
PokéDatesは、Pokémon Goを使っている異性同士のマッチングサービス。最初に使っている時間帯などの質問に答えていけば、自分のプレイスタイルに合ったパートナーを見つけてくれる。Pokémon Goでデートってどうなんだろう?
s'More
s'MoreはMacOS用のMediumクライアントだ。ログインなどの設定をしておけば、Mediumの記事を書くことに集中でき、Boldやヘッダー要素などもワンクリックで挿入することが可能だ。
Emotify
Emotifyを導入すれば、Webコンテンツに簡単に絵文字を使ったフィードバックボタンが設置できる。Facebookの「いいね!」ボタンのほかについている顔文字ボタンが自分のサービスでも利用できる感覚だ。アナライザーまでしっかりついているので、いわゆる「感情マーケティング」に活用できるとのこと。WordpressやTumblrにも標準対応している。
ZBS CRM
ZBS CRMはWordpressを使った顧客管理システムだ。高機能かつ使いやすいのに、基本使用料が完全無料なのがすばらしい(しかも「永年無料」を謳っている)。顧客のタグ付け、コンタクト内容の保存、請求書の管理などもできる。ダッシュボードやCSVファイルのエクスポートなど、便利なプラグインは購入することで使用できるようになる。
Eddie
Eddieは、iPhone・iPad・Apple Watchで作動するシンプルなテキストアプリだ。単なるテキストエディタでしょ?と言われればそれまでのアプリではあるけれど、Apple Watchでの音声入力でテキストを打ち込むのは何かと便利だし、それぞれのデバイスで同期するので、Evernoteが値上がりしたいま、選択肢のひとつに入れておきたい。
ColorDrop
ColorDropは4色ベースのカラーパレットだ。この手のサービスは多いけれど、ColorDropでは検索した色をCookieに保存してくれる。コピーはRGBか16進数で選ぶことができる。また、左下のカラーパレットで色を選択すると、ベースカラーとしてもう1色追加することができる。
Is Pokémon Go Available Yet?
Is Pokémon Go Available Yet?では海外でPokémon Goをプレイする際に滞在先でもプレイ可能かどうかを確認することができる。海外旅行先でもPokémon Goを楽しみたいひとに。
Octohunt
Octohuntはgithubに登録している開発者の検索エンジンだ。キーワードと都市名での検索が可能で、「PHP Tokyo」「Ruby Osaka」のように打ち込んであげればOK。
SLAASK
SLAASKはSlackを使ってカスタマーサービスを立ち上げることができるツールだ(たぶんサービス名はSlackとAskの造語?)。AmazonやSIMカードベンダーなどでもチャットを使って問い合わせができるところが増えているけれど、導入コストを極力抑えてWebサービスをローンチできるのは結構ありがたい。
Amazon video direct
Amazon video directはYouTubeのAmazon版みたいな動画投稿サービス。もちろんAmazonのサービスなので、FireTVをはじめとするAmazonの各種デバイスにも対応している。広告収益のほか、プライムビデオでの再生時間なども収益の対象になっている模様。アメリカ・イギリス・ドイツ・オーストリア・日本からの投稿が可能になっている。
PokéMapper
PokéMapperでは、世界中のポケモンがどこで発見されたかを地図上でまとめてくれている。時間帯別にどこで発生したかもチェックすることができる。
markdowntoweb
markdowntowebを使えば、markdownで書いた文書を簡単にWebページ(HTML)に変換してくれる。編集はオンラインエディタでもできるし、markdownで書いたテキストファイルでもOKだ。
Buno
BunoはiPhone・iPad・Macで使えるシンプルなテキストアプリだ。UIが美しく、メールアプリのようにスワイプで削除や名前の変更などが行える。Bunoは強力な暗号化技術を使用していることが最大の売りとなっており、パスワードプロテクターや自動同期機能も付いているので、セキュリティが気になるひとにオススメ。
CSS-Mint
CSS-Mintは超軽量のCSSフレームワークだ。他のフレームワークに比べて秀逸なのが、カラースキームが複数用意されている点と、パンくずリストやページネーション、キャプション付サムネイルまで対応しているところだ。CDNにも対応しているので、ダウンロードしなくても1行コードを挿入するだけで早速使うことができる。
Instamake
Instamakeでは少しもコードを書かずにオンラインビジネスができるツールがまとめられている。ランディングページやオンラインショップの開設ツールのほか、ボットやニュースレターなどのオンラインマーケティングツールも揃っている。
Pokémon Go API
Pokémon Go APIはPokémon Go用の非公式APIで、各種WebサービスはこちらのAPIを利用しているものと思われる。残念ながらドキュメントがないので、現状は試行錯誤しながらの利用になるだろう。
Startupbnb
StartupbnbはAirbnbのスタートアップ版で、コワーキングスペースや起業家のルームシェアリング物件などを探すことができる。こういったところは家具やコピー機などのアプライアンスが揃っているので、コストを考えながら探せば掘り出し物が見つかるかも。
TREVOR
TREVORはあなたの日々のスケジュールを管理してくれるAIアシスタントだ。Todoリストとの同期にも対応しており、Google Calendar、Todoist、Trelloとも接続が可能。まだ英語のみだけれど自然言語対応しており、「Meeting tomorrow at 7pm」と入力すればその通りにスケジュールを自動で立ててくれる。タスクは進捗管理までしてくれる優れものだ。これ早く日本語対応してほしい。
Scout
Scoutは雇用主のためのバーチャルスカウティングツールだ。これを使えば候補者を探す時間を極限まで減らしてくれる。もちろんまだ日本では使うことはできないけれど、発想として面白いなと思ったので紹介。
Pokécrew
Pokécrewも地図上でポケモンが発見された場所を確認できるサービスだ。ポケモン名が英語でしか検索できないのでちょっと不便ではあるけれど、UIは見やすく使いやすい。
CODEBEAT
CODEBEATとgithubアカウントをつなぐと、あなたが書いたObjective-CやSwift、PythonやRubyなどのコードをフィードバックしてくれる。フィードバックと言えば聞こえはいいけれど、名前が「CODEBEAT(コードを叩く)」なので、メンタルが弱い方はご遠慮ください。
Teamink
Teaminkを使うことで、Slackにドキュメント機能を追加することができる。もちろん新規作成も、検索も、ユーザーの割当もできるし、これらはスラッシュコマンドに対応している(例えば「/ink create hogehoge "foobar"」と打つと、hogehogeというタイトルで中身が『foobar』というドキュメントが新規作成される)。markdown対応なのが素晴らしい。
Dr Mogul
Dr Mogulは一言でいえばオンラインコーチのようなサービスだ。あらかじめなんらかの目標を共有しておけば、Dr Mogulからメールで質問が飛んでくるので返信すると、目標の達成率やアドバイスがメールで返ってくる。メールはAIや自動生成ではなく、完全に人力でやっているとのこと。ビジネスだけでなく、個人的な目標の達成に向けても活用OK。月額35ドルで対応言語は英語だけれど、2週間フリートライアルができるので試してみる価値はある。三日坊主でいつも挫折するひとはぜひ試してほしい。
国内編
国内でも面白いサービスがたくさん。本当はもっと紹介したいけれど、ここでは厳選して紹介していく。
Bloomee LIFE
Bloomee LIFEは土曜日に自宅にお花を届けてくれるサブスクリプション(定期購入)サービス。500円だと隔週、1000円で毎週土曜日にやってくるようだ。1コインでお花が届くと部屋の雰囲気もずいぶん変わるだろう。
Styary
Styaryはライフログや趣味の記録を簡単に残すことができるiPhoneアプリ。読書やカフェ、ネイルなど30種類を超える趣味のジャンルを選ぶことができ、記録しやすいように専用のフォーマットが用意されている。こうしたサービスはソーシャル機能が用意されていることが多いけれど、Styaryは完全にオフラインで利用することも可能だ。
ポケストップGO
ポケストップGOは、検索した地名周辺のポケストップを表示するサービス。持っているアイテムが尽きてしまった場合には、アイテムが拾えるポケストップを探すのに活用してみよう。
shortnote
shortnoteはMovable Typeでも有名なSixapart社がローンチしたスマートフォン用コラムシェアリングアプリ。もともとサービス自体はスタートしていたが、アプリのリリースでより使いやすくなった。つぶやき以上ブログ未満なゆるーい記事が多くて好きだ。ぼくもたまに書いているので見つけてみてほしい。
OurPhoto
OurPhotoは出張写真撮影サービス。こうした出張撮影の相場は3万円を超えるものが多いが、より気軽に素敵な写真を使ってもらえるようにと、50分6480円~とお値段抑え目で利用することができる。SNSのプロフィールにこだわりたいひとは使ってみるといいだろう。
TerraTalk
TerraTalkはいわゆる英会話アプリだ。しかし、仕事や生活に密着したロールプレイング型コンテンツを提供している点が面白く、提供コース数が50を突破した。プレゼンやアポ取りなどを中心とした画一的なレッスンではなく、実際の業務内容を反映したプラクティカルなレッスンを受けることができる。ビジネス以外にも、趣味や恋愛シーンに特化したコースもあるようだ。
ポケモン占い
ポケモン占いはi無料占いで作られたシンプルな占い。意外にあたるとのうわさもある。
LOGSTAR
LOGSTARはシリコンバレーと日本をつなぐキュレーションサービスだ。キュレーションメディアを配信しているので、日本ではなかなか手にしにくい情報をいち早くキャッチすることができる。また、twitterやfacebookと連携すると、自分の「スキル」を公開することができ、チャット機能で気になる人物と連絡を取り合うこともできる。者からスキルの推薦を得る「エンドースメント機能」を活用することで、周囲に認められた確かなスキルを持った人物に仕事を依頼することも可能だ。
QU
QUはガソリンスタンドの位置や営業時間、ガソリン価格やセルフサービスかフルサービスかなどを検索できるアプリだ。スタートアップのアプリでまだ名古屋近辺しか対応していないようだけれど、今後のサービス拡大に期待したい。QUは「給油」と掛けている?(笑)
BeNative
BeNativeは英語学習者への報酬として、実際の現金や各種ポイントを学習者にプレゼントする世界初の教育アプリだ。もともとは韓国・ソウル発のサービスだが、いよいよ日本語にも対応。ユーザーが英語を学習すればするほど、現金や各種ポイントなどをその学習者自身が得られるという「リワード型学習モデル」を採用している。これは英語を勉強するしかない!
まとめ
最後に懺悔すると、8月1日にこの記事を公開する予定が、まちがって投稿予約して結局今日公開することになってしまった…(涙) 当時はまだHOTだったPokémon Go関連のWebサービスもたった1ヶ月で熱が冷めてしまった感があったので、改めて公開するにあたり載せておいたけれど、残念ながら8月初旬には使えたのにもう閉鎖したPokémon Go関連Webサービスもあるので(そういうものは流石に掲載しないことにした)、諸行無常を感じる8月の今日この頃なのであった。
Sweet Tweet!
すしすしきんようび〜
— ブライアンねこ (@x93mg) 2016年8月4日
🍣三 🐟 三 🐙
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