【8月21日 AFP】競売で記録的な金額で落札されて世界的に評判になったインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相が着用した首相の名前入りのスーツがギネス世界記録(Guinness World Records)に仲間入りした。

 2015年1月にインドを訪問したバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と会談した際にモディ首相が着用したこのスーツには、首相の名前「Narendra Damodardas Modi」がストライプの柄として小さい文字で一列に金糸で縫い込まれており、国内のソーシャルメディアで「悪趣味」だとして話題となった。

 グジャラート(Gujarat)州のダイヤモンド王、ラジバイ・パテル(Laljibhai Patel)氏が2015年に4313万1311ルピー(約6400万円)で落札したこの特注のスーツはこのほど、競売史上最も高額で落札された服としてギネス世界記録に認定された。

 ギネス世界記録のウェブサイトの説明文には「競売史上最も高額で落札されたスーツ(服)は、4313万1311ルピーで2015年2月20日にグジャラート州スーラト(Surat)で、(インドの)ラジバイ・トゥルシバイ・パテル氏が落札した」と書かれている。

 同サイトによると、競売の収益は重度の汚染を受けているガンジス川(River Ganges)の浄化運動を行っている財団に寄付される。ガンジスはヒンズー教において神聖な川とみなされている。(c)AFP