強盗偽証のロクテ、「未熟」だったとブラジル国民に謝罪
2016年08月21日 16:31 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル
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【8月21日 AFP】五輪出場のために訪れていたブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で強盗に遭ったと虚偽の証言をした競泳米国代表のライアン・ロクテ(Ryan Lochte、32)が21日、ブラジルのテレビ局グロボ(Globo)のインタビューの中で、自分は「未熟」だったと語りブラジル国民に直接謝罪した。
五輪で通算6個の金メダルを獲得しているロクテは「すまないと思っている。こういうことは二度と起こさない」、「自分の過ちだ」、「未熟だった」と語った。
ロクテら米国代表の4人の競泳選手は、リオのガソリンスタンドで銃を突き付けられ強盗被害に遭ったという虚偽の証言をし、大きな問題となった。
ブラジルの警察によれば、4人はガソリンスタンドのトイレで器物破損行為に及び警備員ともめごとになった後、作り話をでっちあげたという。
ロクテは先に、ガソリンスタンドでポスターをはがしたと話し、米テレビで放送されたインタビューの中で、「全責任は自分にある。自分が話を誇張した」と語っていた。(c)AFP