広島・ヘーゲンズ、２度目先発で６回１失点の好投

６回ヤクルト１死一、二塁、上田剛史を遊撃併殺ゴロに打ち取り、グラブをたたく広島のヘーゲンズ＝マツダスタジアム（撮影・吉澤敬太）

　「広島－ヤクルト」（２１日、マツダスタジアム）

　来日２度目の先発となった広島のブレイディン・ヘーゲンズ投手（２７）は、６回を投げて１安打無失点と好投した。

　初回からカーブとツーシームを中心に、カーブを交えて打者の芯を外す投球。六回、先頭の西田に二塁内安打を許すまで、無安打投球でリズムをつくった。この回は、１死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、上田を遊ゴロ併殺打に打ち取った。

　６回８６球で降板。五回、今浪に四球を出した後、右手中指を気にする様子もあった。だが、来日初先発となった１４日のＤｅＮＡ戦（横浜）でも、５回を投げて３安打１失点。登板２戦連続の好投だった。