陸上

2016.8.21 05:02(1/2ページ)

陸連ファインプレー!荒井「失格」に映像入手し検証→抗議文提出/競歩

陸連ファインプレー!荒井「失格」に映像入手し検証→抗議文提出/競歩

日本陸連関係者に国際陸連から届いたメール。日本の上訴が認められ「Hirooki(荒井)が3位」という旨がつづられている (撮影・清水公和)

日本陸連関係者に国際陸連から届いたメール。日本の上訴が認められ「Hirooki(荒井)が3位」という旨がつづられている (撮影・清水公和)【拡大】

 リオデジャネイロ五輪第15日(19日=日本時間20日、ポンタル周回コース)男子50キロ競歩で荒井広宙(ひろおき、28)=自衛隊=が終盤にエバン・ダンフィー(25)=カナダ=と接触しながらも、3時間41分24秒の3着でゴール。接触の際、妨害したとして、いったん失格になった。これを不服とした日本チームの抗議が認められ3位が確定。五輪の競歩で男女を通じ日本初の銅メダルを獲得した。

 レース30分後にカナダ陣営の抗議が認められ、荒井の失格がいったん確定した後、すぐに日本陸連スタッフが日本の事務局からレース映像を入手した。問題点を洗い出し、主張(〔1〕先にダンフィーの肘が当たっている〔2〕接触と関係ない場面でダンフィーが倒れそうになっている)を英文にして国際陸連の理事5人で構成する上訴審判(ジュリー)に提出。失格裁定の取り消しを求めた。

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  • カナダ選手と激しく3位争いをする荒井
  • 3位でフィニッシュする荒井(代表撮影)
  • 男子50キロ競歩、3位でフィニッシュし、地面に仰向けに倒れ込む荒井広宙=リオデジャネイロのポンタル周回コース(代表撮影)
  • 陸上競技50キロ競歩決勝3位でフィニシュするも失格扱いとされ、審議の結果再度3位となり再び国旗を掲げた荒井広宙=ポンタル周回コース(撮影・桐山弘太)
  • ドタバタの末に3位。表彰台の荒井は銅メダルをかじるポーズ(撮影・桐山弘太)
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