こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは、基本スペックが非常に低くいつもつらい思いをしてきました。
勉強も最初は下から数えたほうが速かったですし、仕事も全然できなくてつらい日々をすごしていました。しかしながら、あきらめそうになるギリギリのところでいろんな人に助けてもらったり、自分なりの工夫がうまく当たったりして、なんとか今まで生き延びることができています。
そういう経験があるゆえに、ぼくの基本的な思想は「諦めなければなんとかなる」というゴリゴリな感じ。
- 唯一の成功要素「グリット」を鍛えるための方法を本気で考えてみる - Outward Matrix
- リソースをぶち込め、話はそれからだ。 - Outward Matrix
- 一生懸命働くことの素晴らしさとその実践方法について語らせて欲しい - Outward Matrix
一生懸命働くことはすばらしいことですし、何かを目指して必死になる姿ほど美しいものもありません。仮に今結果が出ていなくても、そういう人は心から応援したい、ぼくはそう思っています。
ただ、それはもっとも大事なことではないのです。
風邪を引いたときのことを思い出してみてほしい
みなさんは、風邪を引いたことがありますか?
ぼくは、だいたい1年に1回から2回程度、のどから来る風邪を引きます。最初にのどがいたくなり、頭が痛くなり、熱が出て、体中がだるくなります。
そういうときに、ぼくはとても「一生懸命がんばる」なんてことはできません。健康にいいものを食べ、ゆっくり寝て、早く治るように祈ること以外にできることはないのです。
もしそんなときに、友人や親、会社の同僚が「おまえはいつもそうやって怠けているからダメなんだ!もっと一生懸命になれ!」と言ってきたらどうでしょうか。その言葉を受けとめ切れるでしょうか。
少なくとも、ぼくには不可能です。
まずは、健康な心と身体を維持すること。壊してしまったら、ほかのことは気にせず治すこと
精神的な問題を風邪と一緒にするつもりはありません。ぼくはそのような状態になったことはないですし、専門家というわけでもないです。ただ、心の病はおそらく風邪の数十倍、数百倍つらいのではないかな、そう思うのです。
身体についても同様です。身体を壊しながらもビジネスや学問の世界で名を成している方々も一部いますが、それらの人たちは「特例」とみなすべきとぼくは思います。身体を壊してしまったら、とにかく健康体に戻れるようにゆっくりと治療に専念すべきとぼくは考えます。
一生懸命働くこと、真摯に努力することは美しいですし、すばらしいことです。しかし、いくらそうしたいと思っていても、どうしてもできない人がいるのもまた事実です。
ぼくは、本質的にその人たちの気持ちや想いを汲み取ることは残念ながらできません。ただ、少なくとも、その人たちを踏みにじったり軽んじたりするようなことはしたくないなと思うのです。
また、現在健康でいろんなことにチャレンジできる人たちには、くれぐれも「心と身体の健康が一番だよ」ということをあえて強調しておきます。