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固定資産税73万円過徴収 白石町、14年間誤る

2016年07月12日 09時14分

 杵島郡白石町は11日、町内のアパート2棟の固定資産税を、2003年度から14年間、誤って多く徴収していたと発表した。課税台帳に本来とは異なる建物の構造を入力していた。超過額は計73万7500円。

 税務課によると、アパートの所有者から6月、税額の根拠となる課税標準額が高すぎるとの指摘を受けて調べ、判明した。課税台帳の家屋評価情報で「軽量鉄骨造」とすべきところを「鉄骨造」としていた。アパートは1998年新築で県税事務所が家屋評価をしたが、当時の旧白石町税務課の担当者が台帳への入力を誤った。

 所有者には7日、還付加算金を加えた88万4500円を返還した。このほかに同様の課税ミスはなかったという。町税務課は「定期的に課税台帳の全件チェックを実施するなどして再発防止に努めたい」としている。

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