集会で事故を語り継ぐ重要性について話す城間愛里さん(中央)=13日午後、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に米海兵隊の大型輸送ヘリコプターが墜落した事故から13日で12年となり、事故を風化させないための集会が同大学で開かれた。参加した学生や職員ら約180人は、飛行場の即時閉鎖や撤去の実現を求めた。
集会は発生時刻に近い午後2時、事故で焼け焦げたアカギの木がある広場で始まった。前津栄健学長は、米軍属が5月に逮捕された女性暴行殺害事件に触れ「米軍基地があるが故の危険性は、周知の事実だ」と指摘。「平穏と安寧を脅かす普天間の固定化は認められない」と訴えた。