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たにまのひめゆり

知をもって愛に生きる

神戸風ネギ焼き にくてんのレシピ

料理 料理-レシピ

神戸風のネギ焼き にくてん

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にくてんとは神戸に伝わるネギ焼きのことです。具材はすじこん(牛すじ肉の甘辛煮)とたっぷりのネギだけ。食事というより、軽食とかおやつのような感じです。先日、すじこんを作ったので、残ったものでにくてんを作ってみました。かなりこってりでしたが、おいしかったです。

にくてんとは

神戸に伝わるネギ焼きのことです。水で溶いた小麦粉を薄くのばして、その上にネギとすじこん、天かすをのせて焼いたものです

大正から昭和初期まで、神戸の長田区には、「にくてん街」というものがあったそうです。今も長田にはお好み焼やにくてんを出すお店がたくさん残っています。本場のおいしいにくてんを召し上がりたいかたは、長田区へいらっしゃってください。

にくてんに使われるネギは青ネギ

たっぷりのせるネギが特徴のにくてん。もちろん青ネギです。ネギといえば、みなさんは青ネギと白ネギ、どちらを思い浮かべますか。

わたしは青ネギです。母が、料理で使うネギは、いつも青ネギでした。だからネギといえば、青ネギです。

大人になって、自分で料理をするようになってから白ネギを使うようになったのですが、上の青い部分はすべて捨てていました。(関西では「捨てる」を方言で「ほかす」といいます)それを見た人がものすごく驚いたことに、こちらも、ものすごく驚きました。だって、青ネギと比べて、白ネギの青いところは太いし、繊細さにかけるし、まずそうと思って(笑)

聞くところによると、関西は青ネギ、関東では白ネギが好まれるそうです。スーパーで売っている青ネギに、京都の「九条ねぎ」、博多の「万能ネねぎ」と記載されていますよね。関東で有名なのは、群馬の「下仁田ねぎ」です。

「ネギを買ってきてくれる?」とパンプキンに頼むと、絶対に白ネギを買ってきます。青ネギが必要なときは、青ネギと言わなければなりません。関東ではネギは白ネギなんですね(笑)

にくてんのレシピ

じつは初めてつくりました。おいしくできるかドキドキでした。かなり自己流ですが、けっこういけますよ!

下ごしらえ

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これは下ごしらえは必要ありませんでした。休日のちょっと遅いランチ、軽食です。いつものパターンで書いてみました(笑)

青ネギは10本を薄く輪切りにします。残っているすじこんだったので、g単位ではわかりません。水色とピンク、白のボウルのサイズは350mlです。だから250gくらいでしょうか。

小麦粉でもよいのですが、わたしはお好み焼粉を使いました。それと同量の水を入れます。わたしはここでも水の代わりに卵とにくてんのだしを入れました。たぶん水だけのほうがあっさりしていると思います。卵とだしですから、かなりこってりした味でした。とにかく小麦粉と同量入れます。

  • 小麦粉 50g
  • 水 50ml
  • ネギ 10本
  • すじこん 250gちょっと
  • 天かす

もしくは

  • 小麦粉 50g
  • 水 50ml
  • ネギ 10本
  • すじこん 250gちょっと
  • 天かす

にくてんを作りましょう

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水、もしくは卵とだしで溶いた小麦粉(お好み焼粉)を熱したフライパンで薄くのばします。これは全く薄くありません。もっともっと薄くのばしてしてください。鉄板でつくるほうがきっとよいと思います。

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ネギをたっぷりこぼれるくらいのせます。こぼれていますが(笑)

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すじこんと天かすをのせます。チャーリーおすすめのお惣菜売り場に売っている天かすは手に入らず。残念。しかも家にあるであろう天かすが少ししかなかったことに気がついて愕然。もっともっとのせてもいいと思います。

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具をのせたあと、隙間をうめるように溶いた小麦粉を流します。これ、ちょっと足りませんでした。さいしょに使った生地が多すぎたようです。

ほどよいころに裏にかえしてください。

ここまで書いて思いました。作りなおしてアップしたほうがよかったかと。でも載せたかったんです。ごめんなさい。機会があれば、見栄えのよい完璧なものを作って載せます!

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できあがりです。いろいろ足りないものがあるものの、ものすごくおいしかったです。ただ見た目としては、これではお好み焼です。キャベツも入っていないのに(笑)もっともっと薄く生地をのばして作ってみてください。

本家本元のにくてんをご覧になって笑わないでくださいね。

用意する材料

  • 小麦粉(お好み焼粉)
  • 水(卵+だし)
  • ネギ
  • すじこん
  • 天かす

さいごに

初めてにしては上出来だと思いました(笑)見栄えはともかく、味はとてもおいしかったです。また作ろうと思います。しかしほんとうに粉ものを作るのはむずかしい。チャーリーにもっと教わらないといけません。

 

www.miyamarin.com

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