美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(71)が21日、リオデジャネイロ五輪サッカー男子で銅メダルを獲得したナイジェリア代表に、支援金とボーナスとして計39万ドル(約3900万円)を現地で直接手渡した。この日、自身のブログを更新し報告した。
ナイジェリアは日本と同じ予選グループBだったが、金銭的トラブルなどから直前合宿地の米国・アトランタから試合会場のブラジル・マナウスへのチャーター機がキャンセルされるなどし、日本戦当日の試合開始6時間前に現地入りし話題になった。
その後も、選手やスタッフへの給料未払いを理由に、13日(日本時間14日)のデンマークとの準々決勝を同代表がボイコットする可能性が取り沙汰されるなどのトラブルが続出した。
これを知った高須院長はツイッターで「本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす」と表明していた。
19日に日本を飛び立った高須院長は「まる1日飛行機乗りつづけてリオデジャネイロ到着 そこから一時間飛行機乗り継ぎサッカー3位決定戦やってるベリオリゾンテへ」と報告。空港では在ブラジル・ナイジェリア大使の出迎えを受け、地元警察の先導で試合会場まで移動する様子を写真で紹介した。
試合会場ではナイジェリア大使や同国の将軍らと観戦。試合はナイジェリアが3―2でホンジュラスを下し、銅メダルを獲得した。
試合後、高須院長は約束通りシアシア監督に支援金として20万ドル、キャプテンのミゲルに選手それぞれへのボーナスとして1万ドルずつ計19万ドルの小切手を手渡した。
最後に今回のトラブルの元凶と噂されるスポーツ大臣のダラング氏とシアシア監督が握手する写真を掲載し「仲の悪かったスポーツ大臣と監督のシアシアに握手させちゃった たにまち なう」と満足げに締めくくった。
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