夏の終わりの風から感じる秋とアキアカネ
僕が勝手に命名してるんですけど「夏の終わりの風」。
昼間はものすごく暑いのに、夕方すこし暗くなりかけた時間になるとスーッと涼しい風が吹いてくる。だいたいお盆休みが終わった8月の後半ごろ。
まさにいま。
これが吹くと「ああ夏が終わったなあ」と感じる。19時過ぎまで明るかった空も気がつけば30分ほど夕暮れが早くなっていて、蝉の声が小さくなっている。
秋が近くまで来ている感じがする。
アキアカネのこと。
トンボのアキアカネって知ってますか?実は赤とんぼっていうのはアカネ属というトンボの種類で何十種類もいるらしいんですよ。
これは僕も知らなかったんですけど、赤とんぼって生まれた時は赤くないんですって。梅雨の時期に空を飛べるようになった赤とんぼは黒っぽかったり茶色っぽかったりするんですが、生まれてすぐ1000m級の高い山に登ってしまって夏の間はそこで過ごすらしいんです。
そういえば滋賀県で言えば比叡山やスキーで有名なびわ湖バレーなど山の上に行くとトンボがいっぱい飛んでたりします。色は別に赤くないんですけどね。
で、夏の間に高いところで餌を食べて大きくなって、秋涼しくなった頃に平地に降りてくるんですが、その時には色が赤く変わっているそうな。色が変わってるなんて!!
アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる。
ここ数年赤とんぼってあんまり見なくなったなと思ったら。
半数以上の府県で1000分の1に減少!? 全国で激減するアキアカネ | しぜんもん
2000年頃の田んぼにまかれた殺虫剤の影響か、半数以上の府県で1000分の1程度まで減っていることがわかったそうで。人間の影響ってやはり大きいな。人間が住みやすい、生きていきやすい環境にすると生きれない虫とかが出てくることもあるのですね。
アキアカネが薬??
乾燥させた成虫は民間薬として用いられ、解熱剤や強壮剤として効果があるとされる。その一方で捕まえると罰が当たるとする言い伝えもあり、東北地方では雷に打たれるとして「かみなりとんぼ」と呼び、東海地方では目が赤くなったり腹が痛くなったりする、あるいは瘧(おこり)、即ちマラリアの発熱発作を起こすとする伝承がある。この伝承が秋に大群で出現するアキアカネに何らかの霊性を認めたためであったのか、それとも害虫を食べるトンボをむやみに殺生することを戒めたものであるのかは明らかではない。
身近な存在だからこそ、そういうおまじない的な考えが出てきたのかもしれませんね。虫ってあんなに小さいのに力強く生きているから、強壮剤として効果がある…(いや試さないけど)
そういえば土佐(高知県)では昔名前に動物の名前を入れることで、その人に動物が宿って丈夫な子供になる、なんて言い伝えがあったようですね(竜馬がゆくで読みました)そう考えると幕末の土佐の人名を考えると…
坂本龍馬、河田小龍、後藤象二郎、寺田寅彦、吉村虎太郎、池田寅之進、片岡源馬、渡辺弥久馬、新宮馬之助、千屋寅之助、間崎哲馬、望月亀弥太、安岡金馬とかとか。
これは大人になってからの名前だったりするので、幼名を入れるともっともっと多いような。
県民性みたいなものってあるよね
そんなことを調べていてふと見つけたのがこちら。
高知県の県民性 – 出身地による性格の違いと付き合い方 | ネタオ
こんな高知県民とうまく付き合うには、相手の県民性を利用して酒をかわすのがいい手段でしょう。短期で気難しい性格の人が多くいますが、お酒の席であれば早く心を開いてくれます。根はいい県民なので、素直に褒めてあげれば、素直に喜んでくれるでしょう。
へええ。気難しい性格の人が多いとか書かれると失敬な!って怒ってる人もおおそうだなあ。
ちなみに我が「チームびわ湖」はというと・・・
滋賀県の県民性 – 出身地による性格の違いと付き合い方 | ネタオ
滋賀県民の県民性は「貪欲でけちなお金好き」のようです。これはやっかみ的な部分も多いのでしょう。よくいえば「堅実」「努力家」「家族を大事にする」ともいえます。
生粋の滋賀県民は付き合いにくく感じるかもしれません。笑っていても「営業のスマイル」の場合もあります。近隣で普段接している大阪府民や京都府民、同じような性分の岐阜県民であれば、早く打ち解けられるでしょう。
いやあの・・・大阪とは接していないんですが(笑)
さて、いよいよ秋。秋の夜長にそんな事をつらつらと考えながらブログを書くもよし、涼しくなったのを活かして運動にいそしむもよし。そろそろ自転車も納車されているショップが出だしたので、うちもそろそろな感じ。自転車はよ。
自転車が来ないのでとりあえず足載せてみた#giant #ロードバイク #自転車はよ