ディスクブレーキ採用レースから通勤まで キャニオンのシクロクロスバイク「inflite」シリーズ、2017年5モデルが発売
ドイツのバイクブランド「Canyon」(キャニオン) のアルミ製シクロクロスバイク「Inflite」(インフライト)の2017モデルが同社のウェブサイトで発売された。全てディスクブレーキを採用し、「Inflite AL SLX」が2モデル、「Inflite AL」3モデル、全てアルミ製フレームの計5モデルのラインナップとなる。
インフライトはシクロクロスの泥にまみれたコースでも、荒れた舗装路でも、コンディションを選ばず速く走ることをコンセプトにしている。丈夫なアルミニウム製フレームはキャニオンがロードバイクで培ったテクノロジーを生かし、ディスクブレーキ仕様に落とし込んだ。泥のレースだけでなく、路面状況の悪い冬の間のトレーニングバイクとしても使える仕様だ。
「SLX 9.0 PRO RACE」「SLX 8.0 PRO RACE」
上位車種の「SLX 9.0 PRO RACE」と「SLX 8.0 PRO RACE」はシクロクロス競技専用に設計。SLX 9.0 PRO RACEはコンポにSRAM Force 1を採用。フロントはシングルで42T、リアのスプロケットは10-42Tを選択している。
ホイールはレイノルズAssault SLG カーボンディスクブレーキホイール、クランクはカーボン製アームのQUARQ PRIME CARBONを装備した。チューブレス化も可能(出荷時はクリンチャー)。フロントフォークおよびリアトライアングルのタイヤクリアランスは広く、泥詰まりしにくくなっている。標準のVCLS 2.0 シートポストが、細かな路面の振動を吸収してくれる。
SLX 8.0 PRO RACEはコンポにSram Force 1、DT SWISS R23 Spline CL ディスクブレーキホイールを採用しながら価格は20万円を切っている。(※税別、送料等別)
「Inflite AL 9.0」「Inflite AL 8.0」
「AL 9.0」はメインコンポーネントにシマノ・アルテグラを、 「AL 8.0」はシマノ105を採用。ブレーキは上位と同じく油圧ディスクブレーキで、シマノコンポーネントをフル採用。上級グレードと同じ振動吸収性に優れるVCLS 2.0 シートポストを装備してコストパフォーマンスの高いモデルに仕上がった。これからシクロクロスに挑戦したいというサイクリストにお勧めのバイクだ。
「Inflite AL 9.0 S」
路面状況の悪い冬の間のトレーニングや通勤通学もできる堅牢なバイクだ。シマノ・アルテグラをメインコンポに52-36T というロード用ギア比、コンチネンタルGP4000SⅡ28C タイヤを採用。フレームのロゴペイントは反射性素材を採用し、夜間のライドでも視認性を高め、安全性を向上している。
Infliteシリーズ価格
Inflite AL SLX 9.0 PRO RACE (Sram Force 1) 369,000 円
Inflite AL SLX 8.0 PRO RACE (Sram Rival 1) 199,000 円
Inflite AL 9.0 (Shimano Ultegra) 239,000 円
Inflite AL 8.0 (Shimano 105) 169,000 円
Inflite AL 9.0 S (Shimano Ultegra) 219,000 円
※税別、送料等別途