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【社会】

脱原発テントを強制撤去 経産省前、1800日超

 東京地裁は21日未明、脱原発を訴える市民が国への抗議の拠点として東京・霞が関の経済産業省敷地内に設置していたテントを強制撤去した。立ち退きを命じた昨年10月の東京高裁判決が、今年7月に最高裁が市民側の上告を退けて確定したことを受け、国が強制執行を申し立てていた。

 午前3時半すぎ、暗闇の中で東京地裁の執行官が強制執行に着手してテントを次々と解体し、トラックに積み込んでいった。

 テントは東京電力福島第1原発事故をきっかけに、2011年9月以降、50平方メートル分の敷地に計3張りが設置されていた。1張り目の設置から、1800日超が経過していた。

(共同)

 脱原発を訴える市民が国への抗議の拠点として経産省敷地内に設置していたテントの強制撤去=21日午前3時59分、東京・霞が関

 脱原発を訴える市民が国への抗議の拠点として経産省敷地内に設置していたテントの強制撤去=21日午前3時59分、東京・霞が関
 

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