“資生堂パーラー機内店”、発想はJAL社長の「父・片岡千恵蔵との思い出」
航空 企業動向
エコノミークラスにこうしたアップグレード版の機内食を導入するJAL。こうしたコラボについて植木義晴社長は「JALが目指すフルサービスの一環」と伝え、今回の資生堂パーラーと組んだ経緯について、父親との思い出を語った。植木社長の父、植木正義氏は、あの片岡千恵蔵。阪東妻三郎や市川右太衛門らと並ぶ“時代劇六大スタア”のひとりだ。
「子供のころ、父と京都から上京したとき、必ず連れていってもらった。父の大好物は、ポタージュスープとハヤシライスだった。『ここのハヤシライスが世界一おいしいんだ』と言っていたのを想い出す。もう半世紀の付き合い。ホノルル線は、子どもから年配まで広い層に利用されている路線。多くのファンを持つ資生堂パーラーのメニューをぜひと、JAL側からお願いした」
構想から半年かけて実現した“JAL機内の資生堂パーラー”で、他社と差をつける。たとえば成田(NRT)―ホノルル(HNL)は、所要時間8時間弱、片道正規7万円台からで、日本航空(JAL)をはじめ、全日空(ANA)、ハワイアン航空(HAL)、ユナイテッド航空(UAL)、アメリカン航空(AAL)、デルタ航空(DAL)、チャイナエアライン(CAL)、大韓航空(KAL)などが飛んでいる。
同社は「競合が多く飛んでいる路線。JALを選んでもらえるよう、こうしたサービス拡充を重ねていく」と話していた。
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