男子 ブラジルがドイツを破り初優勝
リオデジャネイロ五輪第16日の20日、サッカー男子決勝がリオ・マラカナン競技場で行われ、PK戦の末、ブラジルがドイツを破り、金メダルを獲得。悲願の五輪初優勝を果たした。
自国開催の14年W杯準決勝で1−7と大敗を喫したドイツとの因縁の対決となったブラジル。先制したのは、その試合はけがで欠場していたネイマールだった。前半26分、ペナルティーエリアの外でネイマールがファールでフリーキックを獲得。ネイマールが自らの右足でゴール左上に直接決めた。ドイツも再三、ブラジルゴールを脅かし、後半14分、トルヤンからのクロスをマイヤーが決めて同点。その後、両チームとも得点がなく延長に入ったが、延長も無得点で終わり、1−1のまま、勝負はPK戦に突入した。
PK戦では、ブラジルは5人全員が決めたが、ドイツはブラジルのGKベベルトンに一人が止められた。ブラジル5人目のキッカーはネイマール。ネイマールが冷静にゴールしPK戦5−4となり、ブラジルが優勝となった。【デジタル編集部】