高島曜介
2016年8月20日10時02分
77人が犠牲になった広島土砂災害は、20日で発生から2年を迎えた。被災地では、発生時間の未明に遺族らが訪れ、静かに手を合わせた。また広島市安佐南区では広島県と広島市の合同追悼式が営まれ、松井一実市長らが出席。犠牲者を悼むとともに、再発防止を誓った。
土砂災害は2014年8月20日未明に起きた。局地的豪雨により、同市安佐南区と安佐北区で土石流やがけ崩れが同時多発的に発生。災害関連死として認定された3人を含め、77人が犠牲になったほか、68人が負傷した。
広島市によると、住宅被害は全壊179棟、半壊217棟など計4749棟に及んだ。市は発生後、自宅に住めなくなった被災者に対し、無償で公営住宅や民間賃貸住宅を提供。最大で262世帯が暮らしたが、その数は次第に減少し、今月1日時点で36世帯となっている。市は住民との合意が得られたとして、当初の予定通り今月いっぱいで無償提供を終える方針。
国土交通省は、甚大な被害が出た両区の24渓流に砂防ダム25基を建設する緊急事業を進めており、今年6月末までに22基が完成した。(高島曜介)
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
(PR)くらべてお得!