大分県警が被害届受理「厳正に捜査する」
大分県警別府署が参院選の公示前に野党を支援する団体の施設敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、施設を管理する団体が12日、建造物侵入容疑で被害届を県警本部に提出し、受理された。県警は「法と証拠に基づき厳正に捜査する」としている。
カメラが設置された別府地区労働福祉会館(別府市)には民進、社民両党を支援する連合大分・東部地域協議会や別府地区平和運動センターが入居している。協議会の矢須田士(ものぶ)事務局長は「許されない人権侵害だ。捜査を通じて目的も明確にすべきだ」と話した。【西嶋正法】