印象派大好き。タンポポです。
昨日、ルノワール展に行って来ました。
チケットをいただいてからすぐに行けばいいのに、混んでいそうだとか今日は暑いとか言っているうちに、病気に罹ってしまいました。
間に合ってよかった…
国立新美術館に行くのは、初めてです。
でも六本木方面はほとんど知らないので、どこでご飯を食べようか悩みます。
国立新美術館は地下鉄の乃木坂駅に直結していて、千代田線一本で着きました。
病み上がりでなければミッドタウン方面にも行ってみたかったのですが、迷うといけないので食事は美術館のカフェを利用する事にしました。
地下鉄の駅からエレベーターで地上に上がると、すぐ目の前にガラス張りの現代的な建物が現れます。
黒川紀章氏の設計だそうです。
これはエレベーターです。吹き抜けの3階まで登ります。
まるで空中に浮かぶUFOのようなカフェ。
ここでサンドイッチを食べようとしたら売り切れだったので、地下のカフェに行く事にしました。
国立新美術館内には、1つのレストランと3つのカフェがあります。
レストランは3階にある、ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼでした。
偶然にもこの翌日、銀座のポール・ボキューズでランチの予定があったので、地下1階のカフェテリア カレに行きました。
午後3時頃だったので、売り切れのものも多かったのですが、パスタやハヤシライスのようなワンプレートをセルフで受け取るシステムでした。
ルノワール展限定のおすすめメニューがありましたので、それをオーダー。
牛頬肉の煮込み ソース・ロベール
バターライス添え
フレンチ風なのが、ルノワール展仕様なのでしょうか?
うーん…よくわかりませんが、牛頬肉はとても柔らかく煮込んであって美味しかったです。
ソースは白ワインとマスタードが入っているそうで、ちょっと酸味のあるデミグラスという感じでした。
ルノワールの展示は1階にあり、食事の前に見た時は入口に行列が出来ていましたが、30分ほど時間をずらしたら行列はなくなっていてすんなりと入れました。
展示会場内は人でいっぱいで、人気の作品はなかなか近くで見られません。
でも、覚悟をしていたほどの混雑ではありませんでした。
裸婦の作品も多いルノワールですが、会場に入ってすぐの作品が「猫と少年」という、珍しく男性の裸の絵でした。
その絵に「おおっ!」と思わず声をあげる人がいて、可笑しかったです。
これは、リーフレットに紹介されている「田舎のダンス」と「都会のダンス」です。
どちらが田舎か解りますよね?
「田舎のダンス」で踊る女性は、ルノワールの妻だそうです。
ルノワールの描く女性は皆、ふくよかで親近感がわきます(笑)
これは、お土産に買ったポストカードです。
今回の目玉である「ムーラン・ド・ラ・ギャッレットの舞踏会」と「ピアノを弾く少女達」
私のお気に入りの「モスローズ」
絵を見た後は、2階のサロン・ド・テ ロンドでお茶にしました。
スペシャルデザートセットです。
バニラのシャルロットケーキ ブラッドオレンジのソルベ添え
「田舎のダンス」で踊る男女をイメージした…との事です。
女性の帽子や白いドレスなどを色合いで表現したようです。
うーん、芸術的(笑)
このルノワール展、とっても良かったのでお薦めですが
8月22日(月)までと、もうあと3日しかありません。
もっと早く行って記事を書けばよかったな。
何が良いかと言えば、作品量の多さと内容の濃さ!
このような催しに出かけても、宣伝していたもの以外はパッとしない事もよくあります。
でも、このルノワール展では、オルセー、オランジュリー所蔵の作品が惜しげもなくたくさん展示されていて、きっと誰もが大満足するはずです。
あと3日。
土日と最終日は混むかも…
でも、行く価値アリですよー!
ルノワール展の魅力が最大限に伝わるブログはこちら。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」にまつわるエピソードが、とても興味深かったです。
かるび(id:hisatsugu79)さん。いきなり言及すみません。