広島市土砂災害2年を前に市長が被災地視察
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77人が犠牲になったおととし8月の広島市の土砂災害から、20日で2年になります。松井一実市長は19日、被災地を視察し、災害の際に住民が避難に使う道路などの整備を地元の意見も踏まえて進めていく考えを示しました。
おととし8月20日、広島市で起きた土砂災害では、集中豪雨で土石流やがけ崩れが発生し77人が犠牲になりました。
20日で2年になるのを前に、広島市の松井市長は19日午後、被災地を訪れ、復興の状況の視察や住民との意見交換などを行いました。
このうち、安佐南区の八木地区の住民が建てた「復興交流館」では、住民から災害の際に住民が避難に使う道路など、ハード面の整備を予定より前倒しして進めてほしいと要望を受けました。
また、安佐北区の可部東地区の川では、土砂で削られた護岸の復旧工事の状況を確認したあと、献花台に花をささげ、犠牲になった人たちを追悼しました。
視察のあと松井市長は記者団に対し、「被災地のどこを通っても2年前の傷あとはあるが、多くの支援により、復興は進んでいる。ハード面の整備については多くの人と議論し、了解をいただきながら進めていきたい」と述べ、避難に使う道路などの整備を地元の意見も踏まえて進めていく考えを示しました。
20日で2年になるのを前に、広島市の松井市長は19日午後、被災地を訪れ、復興の状況の視察や住民との意見交換などを行いました。
このうち、安佐南区の八木地区の住民が建てた「復興交流館」では、住民から災害の際に住民が避難に使う道路など、ハード面の整備を予定より前倒しして進めてほしいと要望を受けました。
また、安佐北区の可部東地区の川では、土砂で削られた護岸の復旧工事の状況を確認したあと、献花台に花をささげ、犠牲になった人たちを追悼しました。
視察のあと松井市長は記者団に対し、「被災地のどこを通っても2年前の傷あとはあるが、多くの支援により、復興は進んでいる。ハード面の整備については多くの人と議論し、了解をいただきながら進めていきたい」と述べ、避難に使う道路などの整備を地元の意見も踏まえて進めていく考えを示しました。