お盆休みの交通事故 死者は105人で過去3番目の少なさ

お盆休みの交通事故 死者は105人で過去3番目の少なさ
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ことしのお盆休みの期間中、交通事故で死亡した人は全国で105人と、警察庁が統計を取り始めた昭和45年以降、3番目に少なくなりました。
警察庁によりますと、お盆休みを中心とした今月9日から18日までの10日間に全国で起きた交通事故は1万3926件で、105人が死亡しました。
去年に比べ、死亡した人は1人減少し、統計を取り始めた昭和45年以降、3番目に少なくなりました。
都道府県別では愛知が7人、大阪と福岡がそれぞれ6人などで、歩いていて車などに巻き込まれるケースが去年より10人増加し、38人と最も多くなりました。また、全体のほぼ半数に当たる53人が65歳以上でした。
警察庁によりますと、ことしに入って先月までに交通事故で死亡した人は全国で2121人と、昭和31年以降で最も少なくなっていますが、亡くなった人の54%余りを65歳以上が占めるなど、お年寄りの事故は依然として減っていないということです。
警察庁は「お盆期間中もお年寄りの事故が多い傾向は変わっていないので、お年寄りの事故防止に引き続き力を入れていきたい」と話しています。