トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

最年少王座獲得へリーチ伸びた 加納陸が20日WBO決定戦へ

2016年8月19日 紙面から

高山勝成(左)が見る前で検診を受ける加納陸

写真

 プロボクシングのWBOミニマム級王座決定戦(20日、兵庫・駒ケ谷運動公園体育館)で対戦する同級1位の加納陸(18)=大成=と同級2位で元世界4団体制覇の高山勝成(33)=仲里=が18日、兵庫県三田市内で予備検診を行い、ともに異常なしと診断された。

 加納は勝てば18歳9カ月4日での王座となり、元世界2階級王者の井岡弘樹さん(47)が持つ18歳9カ月10日の日本人の世界王座獲得最年少記録を更新する。成長期らしく、リーチが5月から2センチ伸びて167センチとなり、高山を8・5センチも上回った。

 「身長も昨年から2センチぐらい伸びていました。でも、体が大きくなっても減量はスムーズ。リーチ差は意識しなくても生きてくると思います。試合ではガンガンポイントを取りに行ってベルトを取りに行く戦いをしたい」と加納。伸び盛りの勢いをそのまま試合にぶつけるつもりだ。

 対する高山は世界戦だけで16試合目という大ベテランだけに、「いつもながらの時間が流れていっているという感じです」と落ち着いた表情だった。 (藤本敏和)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ