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加納、国内市場最年少王者へ 33歳高山に「勝って世代交代です」

WBO世界ミニマム級王座決定戦12回戦  同級1位・加納陸VS同級2位・高山勝成 (8月20日  兵庫・駒ケ谷運動公園体育館)

世界戦への意気込みを見せる加納と高山
前日計量を終え、世界戦への意気込みを見せる加納(左)と高山(右)
Photo By スポニチ

 チャレンジャーの青で世代交代だ。前日計量が19日、三田市内であり、両者ともに47・5キロで一発パスした。勝てば国内史上最年少王者となる加納陸(18=大成)はあえて青コーナーを選択。挑戦者魂で元世界4団体王者の高山勝成(33=仲里)に挑む。

 WBO世界ミニマム級のランクでは加納の1位に対し、高山は2位。ランキング上位者の常として、赤コーナーを選択するものだが、チョイスしたのは青だった。

 「ランクはランク。僕からしたら挑む立場なので。自分から青でとお願いしました」

 キャリアではもちろん、下馬評でもやや劣勢だが、気持ちは負けない。丸元大成会長が奔走し、2人でつかんだ夢舞台。「(ベルトを)欲しいです。あとひとつかみ。このチャンスをものにする」と言い聞かせた。この日の朝、リオデジャネイロ五輪で絶対女王の吉田沙保里が敗戦するニュースを目にした。「何があるか分からないと再認識させられた。どのスポーツでも世代交代はあるし、今回はボクシングで僕が勝って世代交代です」。33歳を倒し、18歳9カ月4日の最年少王者となる。

[ 2016年8月20日 05:30 ]

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