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【大リーグ】

イチロー3005安打 小久保監督の前で

2016年8月19日 紙面から

◇レッズ3−2マーリンズ

 侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)が見守る中、イチローがバットでしっかり仕事をした。4回の第2打席。初対戦となった先発右腕ベイリーの変化球をとらえると痛烈なライナーが二塁手のグラブをはじいて右前へと抜けた。メジャー通算3005安打は、歴代28位のアル・ケーライン外野手兼一塁手(元タイガース)にあと2本に迫る一打となった。

 試合前には小久保監督がクラブハウスを訪れてイチローを激励。久々の再会を果たした同監督は「(イチローには)現役時代から特別な思いもあった。相手チームでしたけど、学ぶことも多かった」と懐かしそうに振り返った。

 同監督の説明によると、今回の訪問は来年のWBCへの出場要請が目的ではなく、メジャー通算3000安打達成の祝福や体調の確認などだったそうで、「WBCに関しては(オフに)帰ってきてから日本でしっかり話をしたい」と話すにとどまった。

 イチロー自身も小久保監督との会談の内容について「僕も“本当のこと”は言えないです。それでいいじゃないですか」と多くを語らず球場を後にした。 (シンシナティ穐村賢)

 

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