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小5女児、学校行事中にフランクフルト喉に詰まらせ死亡…昼食中に苦しむ女児に担任が気付く
愛媛県四国中央市新宮町新瀬川の教育施設「新宮少年自然の家」で野外活動中だった同市の市立小5年の女子児童(10)がフランクフルトソーセージを喉に詰まらせ死亡していたことが19日、分かった。同市教育委員会が発表した。
市教委によると、2泊3日の学校行事2日目の18日午後0時半ごろ、屋外炊事棟で、昼食中の女子児童が苦しんでいる様子に担任教諭が気付いた。
女子児童は病院に運ばれたが、18日午後8時ごろ、死亡した。フランクフルトは長さ約9センチ、直径約2・5センチで、二つに分け、串に刺して食べていたという。
他の児童らは2日目は予定通り宿泊したが、死亡の報告を受け、3日目は帰りの時間を繰り上げた。この行事には5年生の児童86人が参加し、教員11人が引率していた。
市教委の伊藤茂教育長は「悲しい事故が二度と起こらないよう児童への安全指導を徹底する」とのコメントを出した。