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デザインで被災地の復興支援

08月17日 19時03分

デザインで被災地の復興支援

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被災地を支援しようと、東海地方の芸術家が福島県と熊本県に伝わる工芸品のデザインに挑戦した作品展が名古屋市で開かれています。
これはNHKの関連団体などが被災地支援の一環として企画しました。名古屋市のデパートには福島県と熊本県の工芸品、500点が展示されています。
見どころは仕上げの色塗りや装飾を東海地方で活躍する芸術家が担当した点です。
横に倒してもすぐに立ち上がる福島県の民芸品「起き上がりこぼし」を金のしゃちほこをモチーフにしてつくった作品は名古屋の象徴と福島の伝統が融合した一品に仕上がっています。
表面に柿の渋を塗って丈夫にした熊本県の「渋うちわ」には熊本特産のスイカが描かれ、被災地を応援する気持ちが込められています。
作品は購入することもでき、売り上げの一部は、主催団体を通じて福島県と熊本県に寄付されます。
福島県の「起き上がりこぼし」を3つ制作した名古屋市のデザイナー枝川英夫さんは「現代的な感覚を加えてみました。被災地の復興に役立ててもらえたらありがたい」と話していました。
この催しは名古屋市栄の三越7階で8月22日まで開かれています。

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