東海地方で唯一、路面電車が走る愛知県豊橋市で、小学生が電車の運転士を体験する催しが開かれました。
路面電車を運行する豊橋鉄道が夏休み中の子どもたちに電車に親しんでもらおうと開いたもので、小学３年生から６年生まで１３人が参加しました。
子どもたちは路面電車の車庫の中で電車の運転席に座ってブレーキやアクセルの操作の仕方を教わった後、運転士に付き添ってもらいながら車庫内の線路を約４０メートルほど運転しました。
子どもたちは初めての体験に少し緊張した様子でしたが、レバーを操作して時速１０キロほどのゆっくりした速度で電車を走らせていました。
また、運転士の制服や帽子をかぶって車内の案内放送をしたり、長いブラシを使って洗車を体験したりしました。
小学６年生の男の子は「初めての体験で緊張したけど、うまく運転できました。将来、電車の運転士になるのもいいなと思いました」と話していました。